5教科の中で国語が一番大事な理由
5教科の中で一番大事な教科を問われたら,
私は間違いなく「国語」だと答えます。
これまで様々な生徒さんを指導してきましたが,
国語力が高いと,成績が伸びやすい
と感じています。
逆に国語力が低いと,学年が上がるにつれて
伸び悩むことが多いです。
国語は全ての教科の土台となります。
そして,国語力は社会に出てからも問われます。
国語力の有無で
具体的にどのような差が生まれるのでしょうか。
①理解・吸収力
国語ができる子は,理解・吸収力が高いです。
先生の話を聴く
授業動画を見る
教科書を読む
学習する際にこのようなインプットを行いますが,
国語力が低い場合,
わからない語彙や言い回しがあったり,
内容を正確に理解できなかったり,
吸収率が落ちます。
同じ時間・同じ量インプットをしても,
国語力が高ければ,
理解・吸収率も高いため,
学習効率が上がります。
②意図を汲み取れる
国語力が高まると,目の前の文章や情報を
正確に読み取れるようになります。
たとえ筆者や出題者が目の前にいなくても,
「こういうことを言いたいんだろうな」
「こんなことを聞きたいんだろうな」
と意図を汲み取れるようになります。
学年が上がり,問題が難しくなるにつれ,
このような力が問われます。
志望校のレベルにもよりますが,
見ただけですぐに答えられる一問一答や,
計算問題はほとんど出題されなくなるからです。
ちなみに東大・京大の入試問題は
漢字と理科・社会の一問一答の数問を除き,
ほぼ全て文章題・記述問題です。
相手の意図を汲み取る力は
勉強面だけでなく,
就職活動や社会で仕事をする上でも
大いに役立つでしょう。
③アウトプットが変わる
国語力が低いと,
答えが問いからズレてしまったり,
頭の中にアイデアがあっても,
どのように言語化したらよいか
わからなかったりします。
国語力が高いと,
相手の意図を汲み取る(②)
→それに沿った形で自身の意見や考えを
わかりやすく伝えられるようになります。
記述問題で有利なのはもちろん,
社会に出てからも
自分の考えを相手にわかりやすく伝えながら,
やりたいことを実現していくことができるでしょう。
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