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転職エージェントとの上手な付き合い方【案件紹介がない時の対処法など解説!】

「転職エージェントとの上手な付き合い方がわからないくて・・」

という人いませんか?

私のクライアントさんにも転職エージェントとの付き合い方についての悩みをおっしゃる人がいます。

特に、初めて転職をする人は、エージェントの上手な活用法がわからず、逆に活動が行き詰るケースもあります。

今回は「転職エージェントと上手に付き合う方法」について、良いリクルーターの見分け方から、案件紹介が少ない時の対処法まで網羅的且つシンプルに書きました。

1, 転職エージェントは仲介業と理解すべし

まず1つ目は、転職エージェントとの付き合い方のうんぬんの前に、転職エージェントのビジネスを理解することが大切です。

転職エージェントは仲介業者でありキャリアの相談業はやっていません。

つまりは、どんなキャリアビジョンや目標を持ち、それを達成するためにどんな仕事をどんな場所でやりたいのか、ある程度明確にしてから転職エージェントのドアをたたきましょう。

例えば、寿司、ラーメン、パスタどれが食べたいのか分からないのに、レストランに行って「私何を食べればいいと思いますか?」と聞いても相手は困りますよね(そもそも店が間違っている可能性も)。

もし、トマトソースのパスタが食べたいと決まっていれば、じゃあ具は何がいいのか、辛さは?など具体的な提案をもらえます。

転職への覚悟や意思、目標を持った上で、転職エージェントに紹介を依頼することが大切です。

2, 良いリクルーターの見分け方3つ

基本を固めたところで、次は良いリクルーター(担当者)の見分け方についてです。

転職エージェントは会社の良し悪しももちろんあります。一方で個人差が激しいです。良リクルーターが担当に付いてくれないと転職自体が上手くいかないこともあります。

ここでは良いリクルーターの見分け方を3つをご紹介します。

① 身なり、マナー、言葉遣い等がちゃんとしている

これは他の業界の営業でも当たり前ですね。私の経験上、できるリクルーターは必ず身なり、マナー、言葉遣い(メールの文章)がちゃんとしています。

サイズ感合ってないスーツを着てる、Zoom面談に遅れて来る、メールの文章が適当などなど・・

この辺りは危険サイン!

逆に言うと、求職者側もこれらのサインがあると危険と見られます(当然)。

社会人としてお互いリスペクトできる関係性を築けるパートナーを見つけましょう。

② 担当業界に関して深い知識がある

2つ目は業界に関しての深い知識がある人かどうかです。これもすごく大切です。

転職エージェントとして良い仕事をするためには、特定の業界または職種に精通している必要があります。

なので、「色んな業界や職種を手広くやってます!」という人は普通はいません。

一般的には経験が長い方が知識が深いと思われるかもしれませんが、私の経験上は YES and NO。

というのも、経験は長くても、勉強不足のため、業界や専門知識が少ないリクルーターもいるからです。

逆に業界経験が浅めの若い人でも、熱心に勉強していて、豊富な知識がある人もいました。

面談の際に、担当リクルーターの業界知識の深さはチェックしましょう。

③ フィードバックやアドバイスをくれる

3つ目は「フィードバックやアドバイスをくれる」です。これは「当前じゃない?」と思う人が多いかもしれません。

しかし、職務経歴書や面接結果へのフィードバックをしてくれないリクルーターもいるようです。

その場合、何で書類選考や面接に通過できないのかがわかりませんよね。

大手の転職エージェントはCA (求職者担当)とRA (企業担当) と窓口が分かれていて、たくさんの数を捌いています。その為、求職者への対応が流れ作業になりやすいです。

傾向的には中小規模のエージェントの方が、求職者へ割く時間の割合が高いと思うものの、リクルーターにもよります。

良い転職を実現するには、リクルーターと二人三脚で進むのが大切。

流れ作業ではなく、適切にフィードバックやアドバイスをくれるかどうかは、リクルーターの良し悪しを見る上で需要なポイントです。

3, 案件の紹介が全然ない時の対処法3つ

① 他エージェントも登録する

「転職エージェントに登録したけど、全然案件紹介がなくて・・」

という声を聞くことがあります。もしあなたが期限を決めて転職活動をしているのであれば、1つのエージェントからの案件紹介を待っていないで、他エージェントも登録することがおすすめです。

市場から引っ張りだこの人材を除いて、1社のエージェントからバンバン良い案件の紹介が来ることは稀。

また、経験値や年齢、職種によっては、そもそも紹介できる案件自体が多くない場合もあります。

一方で、賃貸物件探しと同じく、「こんな掘り出し物もあったんだ!」
という案件を紹介してくれるエージェントもいます。

とりあえず、1社登録したけど案件紹介があまりない時は、早めに他のエージェントも探してみましょう。

② 担当者と再面談するまたは担当変更してもらう

あと、良くあるのが「案件は送られてくるけど、的外れなのしか来ない・・」というお悩み。

この場合は担当リクルーターが、あなたの経験や転職先に求めているものを勘違いしている可能性があります(その時点であまりよくない)。

もう一度リクルーターと面談して、自分はこういう経験と強みがあって、こういう案件を探していると再度伝えるのも手。

一方で私の経験上、的外れな案件ばかり送ってくるリクルーターは「はずれ」である可能性が高いです。

もし改善の余地がなさそうであれば、担当者の交代をお願いしてもいいと思います。

クレームっぽくなるので、やりたくないという人も多いかもしれません。しかし、私のクライアントさんで実際にリクルーターの変更をしたとたんに、良い案件が来るようになった人がいます。

担当リクルーターに問題がありそうな時は、早めに変更を依頼するのがおすすめです。

③ 直接応募もする

複数のエージェントに登録してもあまり案件の紹介がない時は、並行して直接応募もすることがおすすめです。

特に45歳以上の人や業界、職種を変えたい人などは、転職自体に時間がかかる為、エージェントからは積極的に紹介が来ないのが現実。

そういったケースに当てはまる人は、エージェントからの紹介を待つだけでは転職はできません。自分で直接応募できる案件も積極的に探すことがおすすめです。

 面接対策は頼むべし

「やっと良いリクルーターにも会えた、案件応募もして次は面接!」という方、おめでとうございます!

でもここからが本番。書類選考は通るのに面接で落ちるという人も少なくないです。

少なくとも先方は興味を持っているのに、面接で落ちるのはもったいないですよね。

「面接対策は転職エージェントのサービス内容に含まれるの?」と悩まれる人もいるかもしれませんが、経験上良いリクルーターは面接対策をしていると思います。

一方で担当案件が多く忙しい時は、積極的に声掛けをしない人もいるかもしれません。

もし、面接が不安であれば、面接対策をお願いするのがおすすめ。

上でも書いたように、リクルーターとは二人三脚で進むことが転職成功の秘訣です。お願いできることはしっかりとお願いしましょう。

最終判断は慎重にバイアスを避けるべし

「最終面接も終え、ついに2社から内定が出た!どっちにすべきか迷う・・」

おめでとうございます。ついに最終段階ですね。

でも実はこの段階がエージェントとの付き合い方で一番悩むところ。もし違うエージェント経由で内定が複数出た時は注意が必要です。

複数のエージェントを使っていると、その中で馬の合うリクルーターが出てくることがあります。相性のいいリクルーターと出会えるのはいいことなのですが、最終決断の段階ではドライにいきましょう。

特定のエージェントを仲良くなってしまうと決断にバイアスがかかる可能性もあるので、コミュニケーションの頻度は同程度にするのがおすすめ。

そして、特に最終段階ではエージェントの営業トークに引っ張られないことが大切。

企業をちゃんと見て、そこでキャリアを積むイメージができるかをしっかりと見極めましょう。

まとめ

今回は「転職エージェントと上手な付き合い方」というテーマで書きました。

網羅的に書いたら少し長くなっちゃったのでまとめます。

1, 転職エージェントは仲介業と理解すべし
2, 良いリクルーターの見分け方3つ:
① 身なり、マナー、言葉遣い等がちゃんとしている
② 担当業界に関して深い知識がある
③ フィードバックやアドバイスをくれる
3, 案件の紹介が全然ない時の対処法3つ
① 他エージェントも登録する
② 担当者と再面談するまたは担当変更してもらう
③直接応募もする
4, 面接対策は頼むべし
5, 最終判断は慎重にバイアスを避けるべし

転職が一般的になるにつれ、転職エージェントとの上手な付き合い方に悩む人も増えています。

そんな人にこの記事が役立てばうれしいな!と思っています!

それではまた次回♡

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