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大久野島ツアー

 6月12日の記念すべき吉田屋トーク第1弾の前に、8月の忠海東小学校の自主施工のワークショップに向けての顔合わせも兼ねた大久野島ツアーを刊行した。朝9:00忠海港のフェリー乗り場集合。碇社長をはじめとするリングローメンバー、代表の城本さんを中心とする広島学生団体scaleのみなさん、そして普段から大久野島のガイドも務められている新本さんと私でフェリーに乗り込んだ。

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 島の第2桟橋に降り立つと、いつも通りウサギたちが駆け寄ってくる。コロナ以降に大久野島にやってくるのは初めてだが、心持ち以前よりもウサギの数は落ち着いた気がする。

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<旧発電所> 

 あいにくのてんきではあったが新本さんによるガイドを聞きながら島を歩き始める。大久野島には何度も来ているが、こうして新本さんのお話しを聞きながら島を体験するのは初めてだった。島や忠海の歴史に耳を傾けながらその地を歩むと、よりその場所・土地の実感が沸いてくる。学生の時にこうした体験をしていたら、卒業制作の大久野島のプロジェクトもまた違ったアウトプットになっていたかもしれない。

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<北部砲台跡> 

 時間とともに徐々に晴れ間が差してくるようにはなったものの、島内に人はまばらだった。この島を味わうにはこれくらいの密度がちょうど良い。発電所→北部砲台→毒ガス貯蔵庫と1時間半ほどかけて島をぐるりと1周し、休暇村でお昼を食べた。

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<旧毒ガス貯蔵庫>

 碇社長も戦争遺構を見入りながらも楽しそうにウサギと戯れていたし、scaleの学生たちも新本さんの話を熱心に聞き入っていた。意外と広島の学生でも大久野島に来たことがない人も多いみたいなので、このような会で島や忠海の魅力や活動を伝えていきたい。(原田)

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