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「貧困層」とは何か

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【問い】「貧困層」とは何か

【答え】「貧困層」とは、正確には「相対的貧困層」と呼ばれ、厚生労働省が公表している相対的貧困率の算出方法により、「所得中央値の一定割合(50%が一般的。いわゆる「貧困線」を下回る所得しか得ていない者の割合)と定義付けられている。

 2015年時点では等価可処分所得の中央値は245万円であり、この半分となる「122万円未満の可処分所得(収入などから税金や社会保障費などを引いた金額)の世帯」が「相対的貧困層」となる。

 この相対的貧困層の割合は2003年には14.9%だったのに対し、2011年で16.1%まで増えている。

【参考】

厚生労働省「国民生活基礎調査(貧困率) よくあるご質問」

gooddo「日本の貧困層の定義とは?所得格差の拡大が深刻」

【解説】 

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