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香港研修 1日目

まずは初日、香港に到着後すぐに「株式会社ウェルズ・グローバル・アセットマネジメント」へ訪問

こちらの会社は、「日本国外に居住される日本人かつ、富裕層に特化した金融資産運用サービスを提供する」会社です

対象のお客さまとして、1億5000万円以上の資産を証明する必要があり、その方は「プロ投資家宣言」を行います
日本ではあまり聞きなじみのない言葉ですが、香港ではこのプロ投資家宣言は非常に重要となってくるそうです

簡単に言えば、個人投資家では買えない商品をプロ投資家であれば買うことができる
日本だと、適格機関投資家(10億以上の資産)と同じ商品を購入することが可能となる

そんな超富裕層を相手とする会社へ訪問させていただきました
主に、○○銀行の口座開設(プレミアム口座)がメインのお話でした
日本円で約2,000万円を1カ月以内に入金できる人でないと土台に乗れないので、ハードルは高いですが、、、開設後のメリットはかなりのものでした

海外口座開設の話は色んな所で聞くことが増えましたが、こちらの会社の特徴は、2つあります
・管理手数料0円
・成功報酬(20%~10%)
まさに、成果主義の考え方で「資産を増やせたらその分の報酬をいくばかいただきます」良心的であり、ある意味かなり強気の経営スタンスだと感じました
取締役もここへのこだわりは、かなり強い信念がありました

運用を任されているファンドマネージャーとも話す時間をいただき、これらの方針について聞くと「若干のプレッシャーはあるが、やりがいはかなり感じられる」とのことでした
話も盛り上がり、他にも色んな話をしてくれました

ここからはオフレコですよ、、、

運用担当の彼は、元々は日本で外資系の運用会社に勤めていたそうです
当時は、外資系で給料は悪くなかったが、固定給だったため運用が良くも悪くも給料には反映されない
そのため、変わらないのであれば、必死に運用成績を上げて評価されようとも思わなかったそうです。。。
そりゃそうだ。(笑)

今では、成績重視の会社に転職しとても満足しているご様子でした

雑談の中で、他にも初めて聞く保険マンの私からすると興味深く、面白い話がありました

ライフ・セトルメント 戦略


主に、アメリカで行われている「投資」のようですが、

中身を簡単に言えば
「生命保険契約の売買」です

えっ!?
生命保険って、売ったり買ったりできるの!?
私はかなりの衝撃でした

たとえば、
私が1億円の保険金が付く生命保険に加入しているとします
その契約そのものを、私が生きているうちに、第三者(投資家)に売却できるという仕組みです

私)あーぁ、生きているうちにお金が欲しいなぁ

投資家)あぁ~、儲けたいな~!

こんな時、互いの合意が得られれば生命保険の「売買」が成立するのです
(もちろん、間に金融サービス会社が介在します)

ざっくりですが、私が今保険を解約すれば返戻金は3,000万円とします
では、売買すると買取金額は6,000万円(通常の解約より3,000万円高い)
売買成立後、私が亡くなれば死亡保険金の1億円が投資家に入ることになる
投資家は、先に6,000万円支払っているが最終的には4,000万円の利益
厳密には介在する会社に手数料を払うことになるが、イメージはこんな感じ

まだ日本では認められていないようだが、先進国ではかなり注目されているようです
このような、グローバルスタンダードになりつつある情報も日本ではあまり知られていないし、〝死〟を売り買いするビジネスモデルを日本に根付かせるのもなかなか難しいそう。。。

現地で雑談ができたからこそ得られた情報なので、私にとってはかなり貴重なものでした

日本の常識/海外の常識

どちらが良し悪しではなく、どちらも知っておくことがこれから自身の活動で生かされてくるとかなり勉強になりました

オンライン化が進む中でこそ、オフラインの情報の貴重さを日々意識していますが、香港初日から感じることができ、私は大満足でした

取締役の長谷川様はじめ、スタッフの方々も丁寧なご対応誠に感謝申し上げます


2日目につづく





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