見出し画像

さぁ、日本国民よ。ドルコスト平均法を学ぶべし!

どうも、こんにちは。ちょっとインパクトのあるタイトルにしたくて...

ドルコスト平均法について少々お付き合い下さいm(__)m

早速ですが皆さま、「ドルコスト平均法」というワ

ードは耳にしたことはありますか?(無いという人

は、今日覚えましょう。w)

さて、ドルコスト平均法を一言でいうとズバリ結論は...

『毎月、決まった金額ずつ投資をしていく方法』


です。

給料などから、決めた金額を自動引き落とし(天引き)

にします。一度その「仕組み」を作ったら、あとは基本

的にはほったらかしです。

時間をかけてコツコツと貯めていきます。

日本ではあまり知られていないのですが、アメリカや

イギリス、ドイツなど、海外の先進国では広く普及し

ています。

また、毎月、数千円など少額から始められるので、普

通の家庭でも取り組みやすいのが特徴です。

投資の対象は、「投資信託」などを活用して、中長期

的に成長が期待できる「世界中の株式」に分散投資を

するのが一般的です。

少し難しくなってきたでしょうか?もう少し頑張り

ましょう!

●株式に投資をすることに対しての、世間一般な考え

・損しそうで怖い
・ギャンブルぽくて前向きに考えられない
・富裕層が対象で、一般人向きではない

ここでクイズです!

①クイズ→商品の価格が半分に下がったら?

1万円からスタートして、5年後に2,000円まで下がり、

その後少し上昇し、7年後に5,000円に戻ったとしま

す。

最終的には、スタートした時の半分の価格(5,000円)に下がっています。

〝架空の金融商品の7年間の値動〟


この商品に、毎月1万円ずつドルコスト平均法をします。

最初に1万円、翌月に1万円、さらに翌月も1万円と、毎

月コツコツ自動引き落としで、1万円ずつ投資をして

いきます。

すると、1年間で12万円の投資になります。(7年間

で合計84万円

果たして、7年後、投資した84万円は、いくらになって

いるでしょうか?

①約63万円 ②約50万円 ③約103万円

仮に、最初に84万円をまとめて投資した場合(一括投

資)の7年後は、半分の42万円になります。

ドルコスト平均法の場合、いくらになるでしょうか?

正解は③約103万円です。

なんと!商品の「価格」が下がっても、利益が出まし

た。とても不思議ですね。なぜ、利益が出たのでしょ

うか?

投資の成績は「量」「価格」の掛け算で決まります。

投資の成績は次の式で決まり、この式が非常に重要です。

ポイントを3つにまとめて、解説しますね。

ポイント①
[投資は『量』を買う行為]

・投資をするのは、アボカドを買うのと同じ

・スーパーで1個100円のアボカドを1万円分買うと 100個買える

・値段が100円の株を1万円分買うと、100株買える

ポイント②
[買える『量』は毎回変わる]

例えば、アボカドが100円の時は、1万円払うと100

個買えます。

翌月、アボカドが50円に値下がりすると、200個買え

ます。

商品の「価格」が下がると、多くの「量」が買えるので

す。 さらに翌月、アボカドが200円に値上がりした

ら、今度は50個しか買えません。

商品の「価格」が上がると、買える「量」が減ります。こ

の様に、ある商品を決まった金額ずつ買うと、 商品の

「価格」によって、買える「量」が変わってきます。 これ

「ドルコスト平均法」でも同じ仕組みです。

Aという金融商品に毎月決まった金額ずつ投資してい

く(買っていく)と、商品の・・・

・「価格」が下がると多くの「量」が買える

・「価格」が上がると少ない「量」を買う

ことになります。

ポイント③
[買った『量』を積み上げる]

ドルコスト平均法は、買い込んだ「量」を積み立てて

いくので、 日本語で「積立投資」と呼ばれます。

アボカドの例でいうと・・・

1ヶ月目に100個のアボカドを買ったので、合計100個

2ケ月目に200個を買ったので、合計300個

3ケ月目に50個を買ったので、合計350個

この様に、買った「量」を積み上げていくことこそが、

最も重要です。

さて、350個のアボカドを200円で販売したらいくら

になるでしょうか?

先ほどの続きで、今350個のアボカドを持っていま

す。 これを1つ200円で売りました。 この場合、お財

布にいくらの現金が入るでしょうか?

答えは70,000円ですね。 これが、「量」×「価格」の考え

方です。

毎月、コツコツと「量」を買い込み、「量」をたくさん積

み上げていき、それを、最後の「価格」で評価しま

す。

【ポイント:おさらい】

最初10,000円だった時から、どんどん値段が下がって

います。つまり、ドルコスト平均法で毎月コツコツ

買うと、 たくさんの「量」が買えます。

5年目で2,000円になった時は、スタート時の5倍の

「量」が買えています。

(バーゲンセールで、1万円の洋服が2,000円になっていたら5着買えますね)

値段が下がるということは、言い換えると、それだけ

お得になっていることを意味します。

その後、価格が少し上昇して、最後の「価格」が5,000

円になりました。

これを先ほどの「量」×「価格」の式に当てはめるとこう

なります。

最後の価格が5,000円でした。 しかし、途中で下がっ

た時にものすごく多くの「量」が買えています。 たく

さん買い込んだ「量」を、最後の5,000円で掛け算した

ら、成績が約103万円に なったのです。 最後の「価格」

はもちろん重要です。 ただ、途中で買い込む「量」も、

ドルコスト平均法では同じ位、重要なのです。

いかがですか?

少し、ドルコスト平均法についてお分かりいただけ

たでしょうか。

私も最初は同じでしたが、ほとんどの人は投資に対

して「量」という視点を持っていません。

「価格」ばかり見ていますね。  「量」の視点がないの

で、「価格」で投資の成績が決まると思い込んでいま

す。 「投資した商品が値下がりしたら損をする」と思

い込んでいる方が圧倒的に多いです。

『量』が見えていない=『価格』が見えていない


そのため、「投資は価格を当てるギャンブルだ」や「投

資は売買のタイミン グが重要なゲームだ」の様に、あ

まりいいイメージを持たれていない人が多いのも事

実です。 ドルコスト平均法では、序盤や中盤に価格

が下がるのは、「量」をたくさん買えるこ となので、非

常によいことです。

❝『量』への視点❞

もちろん、下がりつづけて「価格」がゼロ円になったら

大変です。最終的な価格は 少しでも上昇していてほし

いので、中長期的に成長が期待できる株式を活用しま

しょう。(世界株式等)

「量」の視点を持つことは、「安心感」を持つということ

なのです。

逆を言えば、「量」の視点を持つことで、その「不安」

解消できます。

ドルコスト平均法がアメリカやイギリスなど、世界で

幅広く普及している大きな 理由の1つは、この「安心

感」があるからです。

私から最後に、、、

ドルコスト平均法の値下がりは、将来、成長するため

「量」を買い込み、 力を蓄えている非常に重要な時

期です。

ドルコスト平均法の下落は、「安心感」を得るためだけ

でなく、 「資産を成長させる」ためにも、非常に重要な

のです。

中長期的に成長する資産に積み立てることが鉄則

す。途中は上がっても下がってもどちらでもいいの

で、終盤に向けて、中長期的に上昇が期待できる資産

を選ぶのが最重要ポイントです。 その資産とはズバ

リ、「世界の株式」でしょう。 世界には日本だけでな

く、アメリカ、ヨーロッパ、南米やアジアなど世界の各

国に株式市場があります。 それらの国にバランスよ

く分散して、株式を持つのが重要です。 大事なのでも

う一度言います。

〝分散〟

です。

投資の大原則

「長期」 「積立て」 「分散」

個別に調べるのは非常に大変なので、世界の株式に分

散投資をする 投資信託(お弁当詰め合わせパック)

などのツールを活用するのが、最も簡単で一般的とい

えるでしょう。

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきあ

りがとうございました!

まずは、『ドルコスト平均法』に絞って書いてみま

した。

少しでも投資に興味を持ってもらえたら幸いです。

一つ一つ学んでいきましょう!未来の自分と子供た

ちのために!!



以上






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?