メルカリでグラビティ1.35gを1枚買ってハンドメイドコピーしてみた話。
グラビティ。最近話題のスプーンです。私はそこまで興味はなかったのですが、ハンドメイドスプーンワークショップで作りたい人がいたので一枚買ってみました。メルカリで950円。
高いっちゃ高いけど、送料込みでこれならUber eatsでしょう。手間賃ですかね。デイジーもこの方式で手に入れましたよ。
よく見て、観察してコピーを試みるのはハンドメイドスプーンでとても大切なことです。フォルテはバベルAになっちゃうくらいよく見て勉強したので似てる感じに作れるようになってきています。
結果として、こんな感じになりました↓
ここまでの解説をしてみます。
一つのスプーンをよく見てコピーする。“めめコピ”、ギターやら楽器の耳コピから考えた遊びです。
そして、そのスプーンの泳ぎと形・特徴を擦り合わせていく。すると仕組みや法則が導き出されると思っています。何故強波動なのとか?なぜチドるの?なぜイレギュラーは入るのか?とかがわかってくるはずです。
さて、グラビティ。
この間のハンドメイドスプーンワークショップで触らせてもらった感じ、やや平たいマイルドな印象だったよ。そして先っちょがちっちゃくフラットだったのか?
本当10秒くらいしか手に取ってないのでわからないけどそんな感じでした。ちなみに1.35g。
裏にはこんな事が書いてあるみたいだ。
水を受けやすい形状ので、フック次第で泳ぎが破綻しやすくなるのかなーと。まずはメルカリの画像の裏側からも想像を膨らませる。
合ってるか間違ってるかわからないけど、そんな想像をするのもハンドメイドスプーンの面白さだと思うのです。
緩いカーブで重心センターよりなのでバランスが破綻しやすい。スプーン本体がボディを泳ぎの中でピン留めする力が弱い弱い感じ。
フックとリングは、その“ピン留め力”を後押しする要素だと思っていて、軽めのフックでバランスが破綻してスライドする…こんな自分なりの仮説をたてた。
↓こちらをみていただいて…
まぁまぁ法則を読み解いて、いい線いってると思うのです。
この形状を落ち着いてみてみて、自分の作ってるスプーンだとスミトゥン1.2gに似てるなと感じたんです。
あとは先っちょがフラットで、flutterにも似てる。
…という事でこの間のワークショップに持って行ったスミトゥンのブランクと並べてみる。
そして、ここからスプーンベンダーで曲げてみることにした。緩いカーブでカップをつくる。やんわりやんわり曲げると優しいカーブになります。
それでこの泳ぎになりました。
どうでしょう?
まぁまぁ再現できてる気がします。
よく見て、想像して、ベンドする。
ハンドメイドスプーンの面白さ。
このブランクはまだまだたくさんあります。
もしも次にワークショップをすることになったら、このブランクも人気が出そうな気がするし、技術を見せられる気がしてきます。
ひとまず、釣りに行きたいですねー。
ポカポカしてる中、カーディナル33の音色を聴きたいです。
楽しもう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?