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【CL横浜2023 Day2全勝】4色ロストバレット〜12-2で唯一のオポ落ち。悲しみの忘れ方 Documentary of 新小岩〜

 よし(@PokePokePokeK)です。9月17日(土)18日(日)の2日間にかけて行われたポケカの大型大会「チャンピオンズリーグ横浜 2023」にて、予選12勝2敗(1日目7勝2敗、2日目5勝0敗)と健闘するも…… 

 結果は17位に終わり、12勝2敗の選手では唯一のオポ落ち。決勝トーナメント進出は叶いませんでした。拭いきれないほど悔しいですが、「CL横浜2023」での使用デッキや環境考察などを紹介します。


自己紹介

 ポケモンカードに触れたきっかけは、高校の友人による熱い勧誘です。CL東京決勝のギラティナがカッコよくて始めようと思い、ダークオーダー発売時のさまざまパックの再販をきっかけにポケカを本格的にプレイするようになりました。

 現在は、東京近郊で活動しており、最近はポーカーと乃木坂46にハマっています。5期生の一ノ瀬美空さんは世界を変える力を持った最高のアイドル。

【主な戦績】

CL横浜2021:Best64(配信レシラム&リザードン
CL福岡2022:92位
PJCS2022:97位
2022シーズンポイント:ランキング2位(525ポイント、WCS日本代表)

環境考察

Tier1:パルキア、ロストギラティナ
Tier1.5:ロストバレット、レジギガス
Tier2:アルセウス系統、ミュウ、ヒスイゾロアーク
Tier3:ハピナス、キュレム、ロストヌメルゴン、れんげきウーラオス、ディアルガ

 直近の自主大会を見てもパルキアうらこうさく、レジギガス、ロストギミックのシェア率が高く、新弾でVカードエネルギーを得たヒスイゾロアークが環境に入ってくると予想。特にパルキア、レジギガスと勝負できるデッキ選択が重要な環境であることは間違いないです。

 特に直近の2パックでギフトエネルギーセレナを手に入れ、超絶強化を受けたレジギガスは、デッキ価格も非常に安価であるため、Day1には相当な数がいると予想していました。

実際のマッチング

【Day1:7勝2敗、Bグループ55位通過】
パルキア ⭕
ロストバレット(炎エネ入り) ⭕
レジギガス ⭕
キュレム❌
パルキア ⭕
ヒスイゾロアーク ⭕
ロストギラティナ ⭕
パルキア❌
パルキア ⭕

【Day2:5勝0敗、17位】
ロストギラティナ ⭕
ロストレシラム ⭕
アルセウスギラティナ ⭕
レジギガス ⭕
ミュウ ⭕

 結果を見ても、大方想像通りのマッチング。特定対面を見てDay1のみ採用したカードもしっかり仕事を果たしてくれました。

デッキの選択理由

 初動の安定感、再現性の高さ、対面によって戦い方を変えられる柔軟性に重きを置いてデッキを選ぶことを考えていました。

 まずはトップシェアデッキの「パルキアうらこうさく」を触ることに。使用した感想は、初動の安定感、特に先攻の安定感が低く、たねポケモンが置けないことも多々ありました。確率計算しても、たねポケモンに触れない確率が約20%、単純計算5試合に1回事故を起こしてしまう確率です。(サイド落ちもあるので厳密には違います)

 ただ、ポケモンが置けるとカイなどの確定サーチサポートや『特性:うらこうさく』により再現性は高く、さまざまなデッキに柔軟に対応できることは高評価。しかし、初動の難しさがひっかかり、一旦保留することに。

 次に触ったのがロストギラティナ。たねポケモンに触れる札が多く、他のデッキと違い、かがやくゲッコウガキュワワーとドローも豊富なので、初動の安定感には光るものがありました。

 再現性も非常に高く、アクロマの実験があると楽に回すことができ、なくてもネオラントV入れ替え札回収ネットを使えばロストゾーンがたまります。ただ、ギラティナVは対応力が高いとは言いきれず、柔軟性にも欠ける印象。

 レジギガスは、ポケストップギフトエネルギーセレナの登場などで安定感が増し、さまざまなタイプで攻撃できることから柔軟性も高いです。ただ、6体別のポケモンを置くことの難しさ、アタッカーを切り替えることや、エネルギーをトラッシュに落としておく必要があるなど、再現性は低いと判断。ミラーマッチの回答もあまりないという印象でした。

 ロストバレットは、ロストギラティナとほぼ変わらないため、安定感も再現性もあります。柔軟に動くために多色で作る、かがやくリザードンなどで非ルールポケモンの打点を上げるなど、構築によって幅が出る印象でした。また、非ルールポケモンで盤面を構成できるのが一番の魅力。

 最終的には、先攻と後攻どちらでも強い「ロストギラティナ」か「ロストバレット」が候補になりました。どちらも安定感は変わらず、再現性は高かったですが、バレットの方が相手によって立ち回りを変えられたり、非ルールポケモンを押し付けられたり、長い試合になると相手のミスも期待できることから、バレットの使用を決めました。

 ここから先は有料となります。私のロストバレットに対する考えをすべて記しました。目を通していただけますと幸いです。内容は以下の通り。

・使用デッキリスト
・採用、不採用カード
・ロストバレットの取扱説明書
・各対面での立ち回り
・おまけ
(アルセウスうらこうさくのデッキリスト)

使用デッキリスト

Day1:デッキコード
Kc8G44-HIKxyO-Kx8cxa

Day1はレジギガスを重く見てコオリッポを採用

Day2:デッキコード
J8K84x-GV0NAL-xYaxc4

Day2はレジギガスが減ると考え、コオリッポをツツジに代えました

採用されているカード、不採用のカードについて解説していきます。


採用、不採用カード

 ロストバレット(かがやくゲッコウガ型)の確定枠は以下の39枚だと考えています。

 初動が安定しない手札でキュワワーの『特性:はなえらび』で、バトルVIPパスがめくれた際は、隣のカードをロストせざるを得ません。そのため、どうしても使いたいカードは2枚以上入れておく必要があります。

採用カード

これとヤミラミの2枚目です。

コオリッポ(Day1のみ)
 対レジギガス最強カード。ロストバレットミラーでもたまに強いので1枚採用しました。レジギガス側は、あなぬけのひもボスの指令orターゲットボルトレジエレキや、ネジキイベルタルなどで突破しましょう。

ヤミラミの2枚目
 ロストギミックを使う理由はこのカードの強さにあります。世間のロストギラティナは1枚採用が主流ですが、2枚採用することを強くおすすめします。

カビゴン
 非ルールポケモンで180ダメージを出すことができ、無色3エネと縛りがないため扱いやすいです。『特性:あついしぼう』で『ロストマイン』や『スターレクイエム』が効かないのも優秀。ボスの指令と合わせてネオラントVクロバットVを取れたり、ウッウの『おとぼけスピット』で110ダメージ乗っているVSTARをきぜつさせられます。後述するガラルジグザグマとの組み合わせも非常に強力なので、セットで採用。

ヤレユータン
 ロストデッキは、相手にマリィを使用されると、事故を起こしてゲームが続かないことが多々あります。そのため、『特性:さるぢえ』でアクロマの実験など、ドローにつながるカードをデッキトップに固定するために採用。

 また、ミラージュゲートを使う前に基本エネルギーをデッキへ戻す、2ターン目以降使用できないバトルVIPパスをデッキトップに置き、キュワワーの『特性:はなえらび』でロストゾーンへ送るなど、かゆいところに手が届きます。ミラーマッチで『おとぼけスピット』の110ダメージを耐えられるため、相手のあなぬけのひもでバトル場に出しやすいのも採用理由です。

ジガルデ
 ロストバレットは非ルールポケモン主体で戦うデッキなので、相手にサイドを先行されがちです。そのカウンターとして『コアリベンジャー』で160ダメージが出せる点、アルセウスヒスイゾロアークといった、環境にも多い無色VSTARの弱点を突き、320ダメージでワンパンできるため採用。

ガラルジグザグマ
 基本的にはヤミラミとセットで使用します。『特性:かんしゃくヘッド』2回+ヤミラミの『ロストマイン』=140ダメージで、HP70のポケモン(キュワワーマナフィなど)を2体きぜつさせ、サイドを2枚進められます。ミラーマッチでの活躍には頭が上がりません。

 ほかにも、パルキアに対してマナフィHP70+メッソンHP60の2面取りや、げっこうしゅりけん』90+『どっすんグースカ』180+『特性:かんしゃくヘッド』10でHP280のVSTARポケモンをきぜつさせられる点が優秀です。マナフィ『水かけ』20×3 + 10でHP70を取り、たね切れで勝った友人も居ました。

ライコウV
 お互いのベンチに計6体ポケモンがいれば、素点20+120=140ダメージ、弱点で280ダメージを出せるため、パルキアVSTARをワンパンすることができます。『特性:しゅんそく』の1ドローも馬鹿にすることはできず、逃げエネが1なのも評価ポイント。

ドラピオンV
 採用するだけでミュウ対面が有利になります。スタートポケモンにならないよう祈りましょう。

バトルVIPパス
 デッキの性質上、たねポケモンを大量に展開したいので採用。4枚入れておけば初手に約50%の確率で来るため、単純計算ではありますが2試合に1回打てます。

ヒスイのヘビーボール
 基本的にどの対面にも使うカード(ヤミラミウッウなど)は2枚以上採用しているが、特定対面(ライコウVドラピオンV)がサイドに落ちている際にゲームプランが難しくなるため採用。キバナから手札に持ってくることも多いです。

やまびこホーン
 対戦相手が上手いプレイヤーだと、ベンチを絞ったり、『ロストマイン』をケアしたりしてきますが、その不意を付く殺意の高いカード。能動的に勝ち筋を広げることもでき、中盤以降に真価を発揮します。

キバナ
 1エネアタッカーはもちろん、カビゴンジガルデを起動する際に、キバナ効果で1エネ、ツインエネルギーorミラージュゲートで3エネわざの準備が完了する万能サポート。非ルールポケモンで戦うので、発動条件も満たしやすいです。

ツツジ(Day2のみ)
 非ルールポケモン主体で戦うため、相手より先にツツジを使用できる盤面になることが非常に多いため採用。「ツツジを打たれたくないのでこちらが先に打つ」くらいの意識で使っても圧倒的なパワーを出すことができ、ツツジを打ちながら、相手のメッソンジメレオンを『ロストマイン』で取っておくと、圧倒的優位に立てます。

トレーニングコート
 エネの手張りをすることが非常に大事なデッキであり、そのターンに欲しいタイプのエネルギーを回収できる点、相手の崩れたスタジアムや、頂きへの雪道などのスタジアムを剥がすことができるため採用。かかがやくゲッコウガの『特性:かくしふだ』が使いやすくなるのも優秀です。

キャプチャーエネルギー
 最強のエネルギー。ポケモンにアクセスできるだけでなく、逃げエネにもなるため採用。しかし、1ターンに1枚しか貼れない、キバナとの相性が良くないため2枚採用に落ち着きました。枠があれば4枚採用したかったです。

ツインエネルギー
 序盤にポケモンが置けず、ロストゾーンが貯まらなかった試合や、アクロマの実験を使用できないターンが続いた際、カビゴンジガルデキバナからミラージュゲートを使用せずにわざを使えるため1枚採用。『げっこうしゅりけん』で、ツインエネルギー1枚をトラッシュすれば条件を満たすのも評価できます。

不採用カード

かがやくリザードン
 かがやくゲッコウガと天秤にかけられるカード。今回は、デッキの安定感を上げられる点、『げっこうしゅりけん』も『かえんばく』に勝るとも劣らない点、ミラーマッチで圧力をかけられる点から、ゲッコウガを採用しました。

ケケンカニV
 どんなポケモンもワンパンできますが、わざが水エネに頼りすぎているため起動が難しく、ワンパンの条件を満たすために必要なカードが多いため不採用。十分に強いですが、扱いに困る1枚です。

ヤドンヤドラン
 わざは強力なものの、起動にネジキを必要とする点、ツツジの返しに必要なカード(ネジキミラージュゲート、ヤドラン)をそろえるのが大変なことから不採用。ミラーマッチでは、ケアしてプレイすることも可能なので、バリューを生かしづらいです。

いれかえカートポケモンいれかえ
 CLではエンペルトVビッグパラソルを付けたポケモンが相手バトル場にいる場合や、ミラーマッチやパルキア戦でかがやくゲッコウガが相手バトル場にいる状況が多いと判断したため、あなぬけのひもを採用。縦入れ替えは回収ネットふうせんorエネで間に合います。

ミラージュゲートの4枚目
 ヤミラミウッウがメインアタッカーであり、基本エネの必要枚数が少なく、キバナ2枚、ツインエネルギー1枚を採用しているため4枚目は不採用。採用が1枚減っているので、ロストゾーンに送る際は慎重に。


ロストバレットの取扱説明書

 基本的には、アクロマの実験キュワワーでロストゾーンをためることは変わりません。無駄な回収ネットを打たない、キュワワーは盤面に置く以上は使い切るようにすることが大切です。

 どのわざを打ちたいか、そのためにロストゾーンを何枚ためるべきなのかを考えながらロストゾーンの枚数を調整しましょう。そのターンにヤミラミミラージュゲートを使わないのにロストゾーンを10枚や7枚にすることよりも、9枚や6枚で止めることの方が大事なケースが多いです。次のキュワワーの逃げエネの確保や、『特性:さるぢえ』でマリィをケアすることが重要になります。

 あとは相手に合わせながら置くポケモンを変え、弱点を突いたり、非ルールポケモンを使いながらサイドレースを押し付けていくと楽に試合ができます。


各対面での立ち回り

パルキア対面

 基本は相手にツツジを使わせないようにうらこうさくラインを中心にサイドを取ります。パルキアVは無視。

おとぼけスピット』などでダメージを乗せつつ、『げっこうしゅりけん』が通る場合は打ちます。『ロストマイン』はジメレオンをきぜつさせ、残りの30ダメージをメッソンに乗せ、うらこうさくラインを倒していきましょう。

 ツツジを打たれるターンに入る際は、やまびこホーンなどを使ってポケモンを2体同時にきぜつさせ、残りサイドを2枚にすることを意識しましょう。そうすると、パルキア側がどれだけベンチを絞ってきても、こちらがベンチをフル展開、相手がベンチ1体の場合は、ライコウVで280ダメージが出せるため、ちょうどパルキアVSTARをワンパンでき、試合に勝利します。

 相手の盤面がパルキア2体だけでサイドが3枚以上、こっちがサイド4枚以下の場合は、積極的にライコウVを使いましょう。パルキアVSTARを『おとぼけスピット』と『どっすんグースカ』できぜつさせることもありますが、その場合はサイドが3枚になるターンにツツジのケアをできるようベンチを作っていきます。(アタッカーの用意や、かがやくゲッコウガトレーニングコートなど)

 パルキア対面に限らずですが、アタッカーを2体の盤面を作れるように意識すると、勝率も高くなってきます。

ロストギラティナ対面

 ロストゾーンを積極的にためていく事を優先しましょう。ウッウカビゴンで積極的にサイドを進めていき、こちらがサイドを4枚になったら『ロストマイン』で相手のポケモンを倒さずに盤面にダメージをばらまきます。

※画像はイメージです。

 相手が先に残りサイド3枚になる状況をつくり、こちらがツツジを打ちつつ、2体目のヤミラミでサイドを一気に進めることがベストです。

 ロストギラティナはツツジが入っている構築が主流なので、相手に打たれる前にこっちが先に打ちましょう。相手が同じプレイをしてきた際は、サイドを2枚取りされないよう回収ネットを使い、こちらが2面取りできるタイミングでサイドを進めます。

 マナフィ無しでギラティナVが置かれた場合は、積極的に『げっこうしゅりけん』をうち、『特性:かんしゃくヘッド』+『どっすんグースカ』で280ダメージを出すことを意識しましょう。

 ギラティナVがバトル場にいる際は、『おとぼけスピット』と『どっすんグースカ』で倒します。ただ、カビゴンを使うタイミングには要注意。ツツジヤミラミでこちらのベンチポケモンが取られた場合、バトル場のカビゴンがねむり状態のままだと一気に負けが近くなるため、そこのケアはしっかりしましょう。

 ロストミラーは回収ネットを1枚以上はデッキに残すことを意識すれば、『ロストマイン』からの負け筋を薄くできます。序盤に余裕があれば、温存しておきましょう。

ロストバレット対面

 ロストギラティナ対面と変わらず、ロストゾーンを積極的にためていきます。ロストギラティナ対面は違い、耐久力に優れたアタッカーが出てこないため、ロストマイン』を積極的に使いながらツツジと合わせて使うのがメインプランです。

特性:かんしゃくヘッド』をうまく使い、サイドを2枚取りしましょう。相手のサイドが残り2枚の際は、ヤドランが出てくる可能性があるので、あえてこちらのサイドを1枚にせず、ダメージをばらまきましょう。

ロストマイン』は、残りHPが50になるように乗せることを優先、残ったダメージは『おとぼけスピット』で落ちるように乗せられると○。

 また、限定的ではありますが、相手のサイドが残り4枚、こちらが残り5枚の状況では、ベンチを絞りながらカビゴンを使うことで相手にもカビゴンを使わせることができます。そうするとカビゴンがねむり状態のまま、ツツジヤミラミを合わせて使えるので、負けることは少なくなります。

 相手から炎エネルギーが見えた場合は、『かがやくリザードン』が採用されていることがほとんどなので、マナフィをベンチに置かなくて大丈夫です。

レジギガス対面

 コオリッポを採用している場合は、コオリッポ単騎を目指しましょう。ただ、回収ネットの枚数も限られているため、ヤレユータンマリィのケアをしつつ、マナフィターゲットボルトを封じ込め、ライブラリーアウトだけしないように気をつければ基本的には負けません。コオリッポの作り方は水エネをキバナで付けてから、ツインエネかミラージュゲートから加速しましょう。

 コオリッポ不採用の場合は、『コアリベンジャー』や『どっすんグースカ』でサイドを進め、ロストマイン』でレジドラゴを含めた3体に40ダメージずつばらまきます。ヤミラミを取られた返しに、ツツジ&『げっこうしゅりけん』を決め、返しのターンでたねポケモンが並ばないことを願いましょう。

ミュウ対面

 ドラピオンVミュウVMAXがサイド2-3交換をする前提で説明します。

 残りのサイド3枚は、『ロストマイン』でオドリドリに90ダメージと残りをゲノセクトVに10ダメージずつ乗せ、残り2枚をカビゴンボスの指令ゲノセクトVを倒すのが1つ目のプランです。

 もしくは『げっこうしゅりけん』でゲノセクトV2体に90ダメージを乗せ、『ロストマイン』を2回使ってサイドを取り切ります。大まかにこの2つが残りサイド3枚を取るプランです。

 オドリドリが居ない場合は、カビゴンボスの指令ミュウVを倒したりすると、ドラピオンV無しでも勝てるプランがあるので、有利マッチである認識です。

ヒスイゾロアーク対面

 サイドは先行されても大丈夫です。サイド差がついたら、ジガルデを起動して相手のヒスイゾロアークVSTARをワンパンしましょう。ノコッチがいる場合は『げっこうしゅりけん』か『ロストマイン』、加えてマナフィがいた場合は、『特性:かんしゃくヘッド』と『ロストマイン』で2枚取りしましょう。

 ふっうのつりざおが入っていない構築が多いため、ノコッチを倒した後は、ジガルデでヒスイゾロアークVSTARを積極的に倒します。こちらの残りサイドが2枚でノコッチを倒している場合は、あえてサイドを取らず、ジガルデの準備だけしてツツジをケアした盤面を作りましょう。

 ヤレユータンマリィのケアもできるとより良いです。ノコッチが後から出てくる場合は、やまびこホーンと『ロストマイン』で2面取りしてドヤ顔しましょう。

アルセウスうらこうさく対面

 マナフィが入っていない構築がほとんどなので、メッソンを『げっこうしゅりけん』や『おとぼけスピット』で狩りましょう。ノコッチも『げっこうしゅりけん』や『ロストマイン』ですぐにどかせます。

 どこかのタイミングでアルセウスVSTARジガルデで突破することができれば、負けることはありません。ビッグパラソルが貼られることもありますが、ジガルデやあなぬけのひも、ボスの指令と回答は多いのでそこまで気になりません。

 とにかくツツジビッグパラソルを一緒に打たれることがキツいので、うらこうさくラインは『ロストマイン』か『げっこうしゅりけん』で取り続けます。あなぬけのひもはなるべく残すのがベスト。


おまけ

 直前まで使用候補だったアルセウスうらこうさくのデッキリストです。

 アルセウスうらこうさくは、コバイキ(@pyokotanu)がCL横浜Day1で使ってくれました。


最後に

 今回のCLに向け、のぶ(@Cramorant_pcg)ぷにんこ(@puninko_pcg)と調整し、3人で同じ60枚を持っていきました。2人ともありがとう!

 文章構成、校閲はしょーじ先輩(@Tookairin)にしてもらいました。爆速でnoteを出せたのはこのお方のおかげです。本当に頭が上がりません、これからも一生付いていきます。

 ご購読いただき、ありがとうございました。感想や質問等はTwitter(@PokePokePokeK)のDMにてご対応させていただきます。この記事が良かった、参考になった、オポ落ちかわいそうと思っていただけた方は、いいねやリツイートをしていただけますと励みになります。





 ずっと抱えてた悔しいものが、何だかちっぽけに見えてきた。やめよう、もう。この瞬間を無駄にはしない。

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