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離人感というやつのお話。死生観というやつにも繋がるような妙なお話です。

パパとママが死んじゃったらどう思う???

長男に関しては早々に僕や妻の友人の死に向き合う機会があったので
人の生き死にに関して、割とリアルに捉えてくれてると思うんですが、

親としてやはり少々期待するのは可愛い解答。
「嫌だぁぁ!!!」みたいなものなんですが(笑)

「ご飯作れるようにならなきゃ!
  大人になったら出来るようになるから平気だけど!」

なんてサラッと言ってくる。

悲しくないのか!?

なんて、パッと思ったけど・・・いや、ちょっと待てよ・・・。

そもそも、この子があまり一般的じゃない僕みたいな感覚で
この世界を見ているとしたらどうだろう・・・。

謎の雄たけびをする時が多々あるwまあみんなあるかw

街を歩いていて、インフラを整える仕事を何処からか頼まれた会社からの
指示を受けて、自身の意思と言うよりは、ただ単純に言われたままに・・・
掘っては埋め、掘っては埋め、大量の二酸化炭素と熱を生み出す日々を
笑いながら過ごしている50代、60代とかのおっちゃん達。

彼らにも当然ながら主観があり、僕と同じように
地球という星に生きてるという自覚があり、
鳥の歌声も子供達の笑い声も同じように耳に入っているんだろう・・・

いや、同じように・・・じゃない気がする。

自分と彼らが同じと言う感覚が全く持てない・・・。

それは実は学生時代から多く感じていた事でもある。

幼少期はあまり記憶に無いけど・・・
恐らく、断片的に覚えている場面で言えば、
僕が感覚的に話す事を友人達が理解できない・・・
なんて事が多々あった。

だから、

きっと実は幼少期からそうなんだろう。

子供達に見えてる世界は大人達が見えてる世界と同じ訳ない!と頻繁に思う。

なんて考えながら、

冷静に相手の内側を知ろうとすると・・・
相手の主観を知る事が何故か出来そうになる時がある。
ちょうど、最近のゲームの主人公目線でフィールドを歩くような
あんな感覚が得られそうになる瞬間があるんです。

出来そう・・・
得られそう・・・

で止めてる理由が、それほど相手に入り込む必要性を
僕自身が感じていないからでもありますが・・・
以前誰かにもこの手の話をした気がするけど、
こんな無駄な事で疲れたくないのもある。

子供ってのは不思議だ。僕のそういう感覚を無力化するような強い力を感じる。
兎にも角にも可愛い訳ですけどね。

人が人でないものに見える。
人が色で見えたりする。
自分と言う生き物にしっくりこない。
内側にある何やら(魂的なもの?)だけが活動的な時がある。
声が色として見える。

前述したちょっとした不思議な感覚以外にも
不思議な感覚と言うのは色々あって・・・

それを別に特別なものだとも思っていない。

みんな持ってると思ってる。

この場合のみんなってのが・・・
ちょっとみんなが思うみんなと違うんだと思うけど・・・

僕と同じような感覚で生きている人が割といるって
不思議なもんで最近、実感しているのもあってね・・・。

兎にも角にも・・・

何事にも囚われてはいけないんだなぁ・・・ってのが
僕の最近の一番しっくり来てる大きなテーマだ。

子供達は何をする為に生まれて来たのかなぁ・・・未知過ぎる・・・。

先日、数日間に及ぶ謎の体調不良がありましたが、
未だにそれを引きずりつつありますが・・・

その数日の間、僕の周りで3名ほど旅立った命がありました。

別に無理矢理な意味合いではなく、
その数日の体調不良の時、熱なし、寒気と動悸、激しい体の痛み・・・
限りなく冷静でしたが、少々、死というものを
身近に感じたような気がしていたので、

その旅立った命に対しても想うところがありました。

以前より、お話していますが、
人がどう生きるか?は同時にどう死ぬか?を考える事でもあると思う。
死んだときの周りの反応、残された側の動きが、
故人がどう生きたか?の証明であると思うんですよね。

だから、

僕はまだだな。

と思いましたし、

まだだな。と思ったら、
体調不良だったけど、これでは死なないなw
と笑えてきたりして・・・無論、死んでない訳ですが・・・。

でもこういう感覚で冷静に死や生に対して考えたりしていると、
死は終わりではなく、何処か別のところへの出発であるような
感覚にもなりますし、この世界での生は始まりではなく、
常に中途なような・・・

そう感じると・・・我が長男の言葉が最もしっくりくる訳ですよ。

パパとママが死んだらどう思う??

「え?ご飯作れるようにならなきゃ・・・。」

めちゃくちゃ普通の顔で言い放った彼は・・・何者だ!?w
まあ、わかってないだけって話かもしれないけどね。

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