- 運営しているクリエイター
記事一覧
クリスマスイブをボランティアに捧げるという選択肢を
クリスマスイブ。ぼくは赤い衣装と帽子に身を包み、たくさんの白ヒゲを生やして車を走らせていた。
これから会える子どもたちは、どんな反応をしてくれるんだろう。大きくなるワクワクを携えて、ハンドルを握りしめる。
助手席には、同じく全身真っ赤な衣装に包まれた男性がひとり。
「むつみちゃんは…5歳。もうすぐ習い事を始めるから応援してほしい…なるほど」
子どもたちの情報を読みながらブツブツと言葉を漏ら
話をさえぎる、けんちんうどん
この間の週末、福島へ遊びに行った。ぼくが新入社員の頃、はじめて配属となった場所。色々な思い出がふわりと浮かぶ中、あの人のことを思い出した。
元気でいるかな。まだお仕事続けているのかな。あのときのうどんのこと、ぼくは覚えてるよ。
***
新卒2年目。ぼくはお客様先を担当させてもらい、営業デビューを果たした。お客様先は法人も個人もいて、一緒にビジネスをするパートナー関係だ。
仕事柄とにかく問い
「思わず誰かの顔が浮かぶ」街に住めたら
転職を機に引越をしてから、2ヶ月が経った。今の生活にも、少しずつ慣れてきた。
けれど、住んでいる街を「自分の居場所」と完全に認識するのは、まだ先になりそう。「何かが足りない」という気持ちが、心の底でうずくまっている。
こんなとき、いつも思い出すのは、あの場所。社会人になって初めて1人暮らしを始めた、あの街だ。
そして街と一緒に浮かぶのは、あの人たちの顔。元気でいるのかな。思わず、考えてしまう
仕事のためにチームでいたんじゃなくて、チームでいるために仕事をしていた
この春で、社会人5年目になる。まだまだ心持ちは若手でいたけれど、気づいたら後輩が増えていた。
職場で後輩から、仕事の質問や相談されることも日常的になってきた。
その度に、思い出す。あの2人のことを。
ぼくはあなたたちみたいに、はたらく意味を与える先輩になれているのだろうか。
🌸
3年前、ぼくは社会人2年目となり、担当企業を持たせてもらった。いわゆる営業デビューだ。ドキドキしたけど、早く