よさく
日々のできごとをかき集めました。パン屋に置いてある、パンの耳の袋のように。日常のきれはしを、まとめてどうぞ。
試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。
読んだ本の中で印象に残った文章を保存します。プチ感想もご一緒に。
「はじめての北国暮らしは掘りごたつ付きワンルーム」の試し読みです。※製本版では一部加筆修正しています。
あなたをふと考えさせたい文章です。
この春で、社会人5年目になる。まだまだ心持ちは若手でいたけれど、気づいたら後輩が増えていた。 職場で後輩から、仕事の質問や相談されることも日常的になってきた。 その度に、思い出す。あの2人のことを。 ぼくはあなたたちみたいに、はたらく意味を与える先輩になれているのだろうか。 🌸 3年前、ぼくは社会人2年目となり、担当企業を持たせてもらった。いわゆる営業デビューだ。ドキドキしたけど、早く一人前になりたくて、より一層仕事に打ち込もうと拳に力を込めた。 けれど、そのタイ
製本経験ゼロのよさくが、試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。記事一覧はコチラ。 *** 今回のテーマは「ブースに置くグッズを揃える」。 当日のブース運営に必要なモノたちを用意していこう。このお買い物は本当に楽しみにしていた。だって、「お店屋さんごっこ」してるみたいだもの!(本当のお店だけど) 自分の好きなグッズで空間を創り上げられるなんて、さぞかしワク
あらためて告知です!文学フリマ東京38に出場します!🙌 お会いできるのワクワク! 《開催日》5月19日(日)12:00〜17:00 《入場料》1,000円 《会場》東京流通センター(「流通センター」駅徒歩1分) ★WEBカタログ: https://c.bunfree.net/c/tokyo38/h1/V/9
日々のできごとをかき集めました。パン屋に置いてある、パンの耳の袋のように。日常のきれはしを、まとめてどうぞ。5個くらいたまったら店頭に置きます。 4月29日(月) 親友のミネくんと図書館に集合。会話のできるテラス席で自己分析をした。ミネくんの今後のキャリアを考えていく。 ミネくんは自身の価値観を掘り出すことに楽しみを見出しており、「昨日の城ヶ島より面白いな」と言っていた。人生に旅は時に不要らしい。 2時間ほど質問と回答を繰り返してくたびれたので、辺りを散策することに。駅
製本経験ゼロのよさくが、試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。記事一覧はコチラ。 *** 今回のテーマは「ポスター・チラシを作る」。 エッセイ本は完成したので、次は販促品を作成していく。ブースの雰囲気を決める、大切なアイテムたちだね。 正直、本って即売会で売るのが難しいコンテンツだと思う。表紙だけでは内容がわからないので、試し読みをしてもらう必要がある。
日々のできごとをかき集めました。パン屋に置いてある、パンの耳の袋のように。日常のきれはしを、まとめてどうぞ。5個くらいたまったら店頭に置きます。 4月24日(水) 会社。隣の席のフワコ(天然系の教え子)が抱えるカバンに懐かしい存在がぶら下がっていた。たまごっちだ。 「懐かしくて買っちゃいました〜」 初期モデルの復刻版が売っているらしい。小学生の頃、学校へ行くとき親に預けてたな。というかミュート機能とかあるのだろうか。フワコに聞いてみる。 「さすがにありますよ!じゃなき
「読んだ本の中で、心に残っている文章をノートに書き留めてて」 友人が口からこぼした言葉が、頭から離れなかった。なんて素敵な習慣だろう。 自分もやってみたいと思った。けれどぼくは外出先で本を読むことばかりだ。毎回ノートとペンを持ち歩くのは面倒くさい。 そしたら、携帯に残せばいい。どうせだったらnoteという海に流してみてもいい。同じように心の柔らかい部分に共鳴してくれる人がいるかもしれない。 名付けて「心の名文図書室」、はじめます。 * わかる。「ふたり旅とひとり旅
日々のできごとをかき集めました。パン屋に置いてある、パンの耳の袋のように。日常のきれはしを、まとめてどうぞ。5個くらいたまったら店頭に置きます。 4月17日(水) 会社。モルコ(モルモット系のほのぼの後輩)が本好きだと発覚し、図書トークが解禁されている。 「よさくさんって本屋とか図書館に行くとトイレに行きたくなりませんか?」 わかる。あの現象を誰かと分かち合う日が来るとは。いわゆる「青木まりこ現象」である。 あれって本当に何で起きるんだろう。書店員さんとか司書さんは大
製本経験ゼロのよさくが、試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。記事一覧はコチラ。 *** 今回のテーマは「紙を選ぶ・発注する」。 本文と表紙のデータが完成したので、本作りもとうとう大詰め!印刷会社の発注へ進んでいく。 注文するにあたり、本の仕様を決める必要がある。こちらも自分で選べるのが本作りの醍醐味。一方で、作ったことないから選ぶ基準がない。想像力でカ
日々のできごとをかき集めました。パン屋に置いてある、パンの耳の袋のように。日常のきれはしを、まとめてどうぞ。5個くらいたまったら店頭に置きます。 4月10日(水) 会社。隣の席のフワコ(天然系の教え子)に業務レクチャー。過去の資料を使って説明したかったので、自席のデスクをガサゴソ。 すると、ぼくのおやつのへそくりが出てきた。フワコがジッと見つめながらつぶやく。 「よさくさん、その袋はなんでしょうか…?」 せんべい詰め合わせである。バレてしまっては仕方がない。袋からうす
製本経験ゼロのよさくが、試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。記事一覧はコチラ。 *** 今回のテーマは「表紙デザインを作る」。 本文データが完成したので、とうとう表紙作りへ!自分の好きなデザインで装丁できるとか、最高すぎる。ワクワクが止まらない。 だがしかし、ぼくはイラストが描けない!!(重大) 頭の中に理想をイメージできても、それを具現化するスキル
日々のできごとをかき集めました。パン屋に置いてある、パンの耳の袋のように。日常のきれはしを、まとめてどうぞ。5個くらいたまったら店頭に置きます。 4月2日(火) 九州で働いているパピコ(愉快な後輩)が東京出張に来るということで、柴犬さん(温厚な先輩)を急遽招集して3人で飲み会。 中華料理屋のカウンターで、焼売や餃子をおともに乾杯。この3人はなんでも話せるから、そのぶんお酒も進んでしまう。 楽しくおしゃべりをしていると、近くのテーブル席にいたおばちゃんがパピコに話しかけて
製本経験ゼロのよさくが、試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。記事一覧はコチラ。 *** 今回のテーマは「既存エッセイを縦書きにする・校正する」。 ①縦書きへの変更 本文のひな形データが完成したため、noteに投稿した既存エッセイのデータをコピー&ペーストしていく。 「こんなん作業やんけ〜」と余裕をぶっこいていたが、そんなに単純な世界ではなかった。「横
手紙を書いたのはいつぶりだろう。 言うまでもなく、現代において手紙を書く機会は少ない。 手紙には「きっかけ」と「相手」が必要だ。「誰かに感謝を伝えなきゃいけない」といったタイミングはもちろん、送りたいと思える人がいなければ、筆は動かない。 そんな2つの要素を差し出してくれる喫茶店がある。阿佐ヶ谷にある「喫茶 天文図舘」。 先日、ブラリとひとりで訪れてみた。横開きの扉をガラガラと開け、案内されたのは2階席。急な階段で、手すりを強く握りしめて登っていく。 そして現れたのは
日々のできごとをかき集めました。パン屋に置いてある、パンの耳の袋のように。日常のきれはしを、まとめてどうぞ。5個くらいたまったら店頭に置きます。 3月29日(金) 年度末最終営業日。仕事を納めて、社内の大会議室で飲み会が開催された。 前の会社ではオフィスでお酒を飲むという文化が全くなかったので驚いた。お寿司や焼き鳥が並べられ、缶ビールにて乾杯。 ぼくは他部署の人とのネットワークが少ないので、はしっこでバネオさん(色白イケメンの先輩)と語り合う。 ソメコ(おしゃべりな後
製本経験ゼロのよさくが、試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。記事一覧はコチラ。 *** 今回のテーマは「本文のデータを作る」。 今回からやっと本の中身の話へ。印刷会社が決まったので、製本のためのデータを完成させることが次のステップになる。 本の中身で必要なデータはだいたいこんな感じ。 まずは圧倒的ボリュームを占める本文から手をつけていこう。最終的にP