月若丸

ども、月若丸です!ファンが高じて始めましたけど僕も投稿します。ここでは頭の中駆け巡るお…

月若丸

ども、月若丸です!ファンが高じて始めましたけど僕も投稿します。ここでは頭の中駆け巡るおかしなことも真面目なことも素直に書き綴ります。気まぐれお許しくださいねσ(^_^;)

マガジン

  • ポケット屋敷の探し物

    通称ポケット屋敷に住むお嬢様と同じ年の7人の幼馴染は十数年ぶりに再会し、あの時みたいに探し物ゲームをする。その探し物はなんと、いつの日か屋敷に棲みついた怪しい影!しかもゲーム中に屋敷の人間が1人、また1人と次々に消えていく。それは怪しい影のせいかそれとも?ハラハラドキドキホラー系ミステリー!

  • 想像トラベル

    観光気分で、架空の遊園地やテーマパークを楽しみます。

  • フルトからの手紙

    ある場所に住む謎の少年から届く手紙です。 (フィクション)

  • 何得!?ショッキング

    得になるか毒になるかわからないけど最先端商品情報をいち早くお届け!! 尚、あくまでごっこ遊びですので実際には販売しておりません。 ご了承の上お楽しみください。

  • 悪戯神様と天の子の冒険聖書

    天の神の血をひく、そらと言う大人の手前の女性が突然囚われた母神を救いに神々の都、天空界へ行き待ち受ける数々の問題を読者であるあなたと共にクリアしていく冒険パズル。

最近の記事

ポケット屋敷の探し物63 ペナルティの内容

「何なの感じ悪ーい!やっぱりあんな鼻もちならない男なんかと結婚できなーい!」 紫穂がブーブー文句を言っていた。 とりあえず7人は会議室に戻ることにした。 「あ、秀一さん?」 司は秀一が少し難しい表情をして会議室の前に立っていたことに気づいて声かけた。 秀一は取り敢えずみんなが部屋に入るよう促した。 ゾロゾロみんなが入っていく所で何かを感じ取ったのか多少オロオロ動揺しているようにも見えた。 みんなが席に着くと秀一は扉が閉まっていることを確認してから人差し指を軽く立て、 「えー、

    • ポケット屋敷の探し物62 リスクとペナルティ

      「お、お前ら!秀一の言いつけ聞いてなかったのか!?」 と拳を握りしめて激昂する闘真。 「だってここが一番怪しいもの。」 それに対してローラが言い返したら、 「言い訳するな!この部屋は開けなくても怪しい影がうろついているってことも聞かなかったのか!?お前らにはここから影が出てきた時に捕まえてもらう筈だったのに、下手に開けたからその影は余計に屋敷中暴れ回るだろう。そしたら久美を始め屋敷の人間全てが危険に晒される。よってお前らは命に替えてでも怪しい影を捕まえてもらう。後、決まりを破

      • はっちゃんのお部屋1

        ポケット屋敷の探し物をご愛読いただきありがとうございます! このページは少しお話を分かり易くするために登場人物であるはっちゃんに色々と質問していくコーナーです。 尚、多少ネタバレや個人的な見解によるデマも含まれますので本文閲覧の際はご注意ください。 今大丈夫な時間かな? よし、通信してみよう。 (ある通信機器を起動) 「ツーツー…。」 おやおや、中々通信出来ませんね。 こう言う時ってやけにドキドキして心臓が飛び出しそうになってしまうんだ。 繋がらないでくれ、なんて考えながら

        • もるもりもるけーの12

          スピードはロープウェイよりもゆっくり目。 レストランの炉端焼きやバーベキューの良い香りを楽しめた。 さて、エリアを一周して南に戻ったら山を登ろう! おそらく2Fの高さだけど1合目に着いた! おや、立札がある。 矢印形の木の看板だ! 「林間エリアへようこそ!上、渓谷エリア。下、麓エリア。」 南の正面に丸太を縦に並べた壁があり、木のアーチには「林間アスレチック」と書かれている。 木を使ったアスレチックだ(^。^) 入場料お一人様400円だけど付き添いでアスレチックで遊ばなくても同

        ポケット屋敷の探し物63 ペナルティの内容

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        • ポケット屋敷の探し物
          66本
        • 想像トラベル
          171本
        • フルトからの手紙
          62本
        • 何得!?ショッキング
          17本
        • 悪戯神様と天の子の冒険聖書
          163本
        • Black Imagination
          25本
          ¥200

        記事

          ポケット屋敷の探し物61 写真の謎

          いや、和恵はおもちゃ箱の上のポケットからはみ出している写真を指さしていた。 やがて写真はひらりと床に落ちた。 それは幼い頃の8人の集合写真。 「懐かしい!」 美和子がソワソワした。 「綺麗に撮れているね。」 と司が覗き込んで両手に頬を置いた。 「でも誰が撮ったのかしら?大人の方?使用人?」 とローラが首を傾げた。 「後、はっちゃんが写ってないのも不思議。仲良しなら一緒に写る筈だし人見知りには見え…。」 奈々が言いかけた所で、 「ここで何をやっている!!?」 「きゃ!」 突然の

          ポケット屋敷の探し物61 写真の謎

          ポケット屋敷の探し物60 禁じられた子供部屋へ

          「で、どうする?」 逸美が聞いたのも無理はない。 息を切らして向かった先はあの子供部屋。 確かに人がいたのに部屋に入った形跡がない!? 「やっぱりやばいよ止めようよ。」 紫穂が慌てて反対するが、 「でも、あんたが早く影の人を捕まえよって言ったんでしょ!?」 逸美がそう言って強引に目張りテープを剥がし始めた。 「あ、なんか中から物騒なものじゃないけど金属音が聞こえるような。」 奈々は扉に耳を付けて様子を伺っていた。 「ガチャン!!」 ローラが凄い勢いで扉を開けたが、部屋はがらん

          ポケット屋敷の探し物60 禁じられた子供部屋へ

          ポケット屋敷の探し物59 巻き髪

          「和恵も何か思い出した。」 はっとした表情した和恵はあの時の記憶を必死で思い出しながらみんなをあの時の順番通りに並べようとした。 「そうだったね、久美を囲んでみんなで。」 ローラも思い出したみたい。 「けどあれ?なんか小さくない?」 和恵の言う通り輪になってみたものの何か小さいって言うか何かが足りない感じがした。 奈々が俯きながら今度こそちゃんと左にいたはずの人物を思い出そうとしている時、 「あ、上!!」 突然和恵が大声出して最上階の右端の窓の方を指差した。 いた! 窓に、ほ

          ポケット屋敷の探し物59 巻き髪

          ポケット屋敷の探し物58 中庭でやった遊び

          ローラが大声出した理由はそのことじゃなく、 「ほら、私達この場所で鬼ごっこしてた。確か、鬼に見つからないように久美の持っている宝を取ったら勝ちっていうルールで。」 と昔の遊びを思い出したのだ。 「あ、知ってる!ローちゃん必死だったね。結局あしが取ったけど…いや取らせてもらったのかな?だってローちゃん運動神経良いもん!」 美和子がはしゃぎながら言った。 「けど鬼ってはっちゃん…だったっけ?」 司が首を傾げた。 「でも他にいないよ。」 逸美も首を傾けみんなうーんと唸った。 「あの

          ポケット屋敷の探し物58 中庭でやった遊び

          ポケット屋敷の探し物57 アクリル板に覆われた中庭

          随分様子が変わった中庭。 アクリル板の天井の遥か上に広がる空は少し夕日の黄色を含んでいる。 紫穂は造花をしゃがみ込んで見ている。 「どんなに自然を演じてもやっぱり人工的な風ね。所詮人は自然の一部であってそれを超えるなんて無理なのよ。」 と神経を逆撫でするような香り付きの風に怒る逸美は皮肉を言った。 「ちょっと!美和子何処行くの!?」 美和子が奥へ走っていくのをローラが追いかけた。 「あっ!!」 美和子とローラ、奥へ行くなり2人揃って大声をあげた。 「これって…。」 みんなは2

          ポケット屋敷の探し物57 アクリル板に覆われた中庭

          ポケット屋敷の探し物まとめ2 屋敷の間取り

          さて、秀一が屋敷内を一通り紹介した所で改めて間取りを紹介します。 入口を手前、中庭を奥と考えて、先ずは地下1階。 奥に階段、正面手前には右突き当たりまである広い食堂があり、鍵はかからない。 左側にはカウンター付きの厨房があって、こちらは清掃員の文花と料理人の重蔵の鍵があれば外からでも鍵の開閉が可能。 食堂右側の奥は最奥まで広がる大きなゲーム専用の部屋があってこちらは鍵がかからない。 続いて1階。 1番手前にロビー。 最上階まで吹き抜けになっていて大きなシャンデリアがぶら下がる

          ポケット屋敷の探し物まとめ2 屋敷の間取り

          もるもりもるけーの10

          頂上で一旦降りてチケットのチェック。 よし、往復券なのが確認出来たら再びロープウェイで下りる。 今度は各エリアを自力で登りながら楽しむんだ(o^^o) 1階に戻ったらまたエリア内を散策だ。 へえ、赤ちゃん連れ用の専用ベビーカーはアニマル柄から森や川、岩肌等の模様もある。 車椅子も様々な大きさ種類があり、その人に合ったものを選んで借りられる。 北まで回ると、ベンチと自販機があり、ちょっと休憩したり、これからの冒険のために飲料を買っておくことができる。 また自販機は飲料だけでなく

          もるもりもるけーの10

          ポケット屋敷の探し物56 一緒にいた人

          逸美は難しい顔で考えてたが、司は何か思い出したかのように手をポンと叩いて 「確か、綺麗な手してて綺麗な字書いてた。」 司は手を合わせてうっとりすると逸美は驚いて、 「あんた、そんっなこと覚えてたの!?私はそんなの全然知らない。でも司が言ってた人はローラの件と重なるかも。ほら、一緒にって所…。」 「それだわ!!」 急に大声上げた紫穂。 「今度は何よ?またくだらんこと言ったら怒るからね。」 目を細めて警告する逸美なんてお構いなしに、 「あたし、中庭で誰かとお花のアクセサリー作って

          ポケット屋敷の探し物56 一緒にいた人

          ポケット屋敷の探し物55 誰かの影

          「ズバリ!褒美とは!…はっちゃんの妻になることよ!!」 と決めポーズで言い放ったがその途端みんなへなへなと落胆した。 「ちょちょ何よその反応!?玉の輿のチャンスなのよ!」 「それよりも影の人の手がかりがないんじゃ玉の輿も何も無いよ。」 ローラが指摘したから紫穂はガッカリして両手で頭を掻きむしったがその後慌ててクシで乱れた髪を整え出した。 「何か気になるとしたら、部屋を見ながら誰かの影を感じたことかな?」 司が美和子、逸美、ローラを見て言った。 「ねぇ、体育館で一緒に身体を鍛え

          ポケット屋敷の探し物55 誰かの影

          ポケット屋敷の探し物54 褒美の内容

          みんな何から話して良いのか戸惑っている時に、 「やっぱり影の人はいるのね!?」 と声を上げたのは紫穂だ。 「だから、それが本当か今から確かめるのよ!」 と分かりきっていると言わんばかりに逸美が顔をしかめた。 「ええ!いるに決まってる!!だってこの和恵が何度も怪しい影を見てるって言うしあたし、すんごいことに気づいたの!」 紫穂はムキになって捲し立てた。 「え、何なに?」 驚いて乗り出す奈々とどうせしょうもないことだと呆れた顔する逸美。 「ほらあ、はっちゃんの部屋見た?結構スッキ

          ポケット屋敷の探し物54 褒美の内容

          ポケット屋敷の探し物53 最上階の上り階段

          「はい、左様でございますが?」 秀一は少し驚いた。 和恵は上り階段の先にある鉄の扉を指差して、 「ほら、最上階のはずなのに、上りの階段が続いています。あの向こうはどうなっているのですか?」 秀一は髭を触りながら考え込み、 「はて、申し訳ございませんが私めも分かりかねます。確か、今は使われない小部屋のはずですがここも普段鍵がかかっております。」 秀一はチラッと周りを見て一瞬だけその扉を開けたが人一人入られるだけの天井床壁全てが金属で出来た小さなスペースがあるだけだった。 「それ

          ポケット屋敷の探し物53 最上階の上り階段

          ポケット屋敷の探し物52 相反する2つのお部屋

          右の中庭側が久美、反対側が闘真のお部屋勿論どちらのお部屋も扉の所でちょっとしか見せてもらえなかったが、闘真の方は青色を基調としたスッキリ片付いたお部屋なのに対し、久美の方は全体的に黄色っぽくて明るい上、スタンド、キャンドル、ランプ等の明かりが至る所に並んで影を潰し、金色のカーテンはしっかり閉まっていた。 また、ここだけ廊下と違うBGMがひっきりなしに流れていた。 堂々と構えている印象の闘真に対し、明らかに怯えているように見えた久美のお部屋。 早く解決しないと彼女の身がもたない

          ポケット屋敷の探し物52 相反する2つのお部屋