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幽霊の存在証明

こんばんは🌃
IRIAM新人ライバー
古書店店主で幽霊の夜野 廻です。

この自己紹介でも名乗っているとおり、夜野は”幽霊”でございます。
因果な商売なもので、IRIAMで配信していると…「本当に幽霊なんですか?」
「幽霊だとしたら〇〇はどうするんですが??」
と、夜野が幽霊であることを疑い、正体を暴こうと質問をたくさん投げかけてくださる方がいらっしゃいます。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉に代表されるように、人は自身の理解できないことの恐怖を感じないように、その正体を暴きたいといことや、単純にフィクションの裏を暴くのが楽しみの方もいるのかもしれません。

ところが困ったことに、夜野は本当に幽霊なのでございます。
今回は、夜野が自身が幽霊であることを証明するために、配信上でしているお話をいくつかしていきたいと思います。

そもそも幽霊は存在するのか?

「夜野 廻が幽霊であるのか?」をお話する前に、まずは前提条件として「そもそも幽霊は存在するのか」というお話を先にしておきましょう。

皆様は二重スリット実験というのはご存じでしょうか?

(夜野的にネット記事でわかりやすかったのはこの説明かと思います。)

二重スリット実験とは、端的に言うと物体を細かく分けた単位である電子がどのような形をしているのかを調べた結果、「ある時は粒上であり、ある時は波上である」という結果が出てしまった為、以後様々な解釈が分かれることになった実験のことです。
(夜野は物理学が門外漢なので、詳しくは上記リンクの解説をご覧ください。)

このような実験や量子力学という学問の結果、科学は「世界の正体をあきらかにする」というより「技術的に応用可能な理論を提供する体系」になったのです。

※この話に関して、大学生の時の夜野は以下の本がわかりやすくて、めちゃくちゃ勉強になりました。

つまり…
この世界の全容は科学でも明らかにされていないということは「幽霊という存在がいない」という論理自体もなりたたないと言えるのではないでしょうか?

そんなわけで、存在が否定できない以上、幽霊はいるのです。

あなたは本当に幽霊なのですか?

この質問を受けることは多々ありますが、本当に幽霊です。
幽霊になった経緯は以前書いた通りです。

本来は死後に会社へ降霊術で呼び出されているので、夜野は地縛霊みたいなものなのですが…

古本屋の店主をしていたり、IRIAMで配信しているため、初めてのお客様に「本当に幽霊であるか」と疑問を投げかけられることもございます。

会社に魂を縛られているのに古本屋の店主ができる理由

夜野が会社に縛られているのは、会社の社長が怪しい霊媒師を雇って作成した魔方陣によってです。

しかし、メンテナンスを怠ったのか、この魔方陣の拘束が一定時間切れることがあるため、最近は外を出歩けるようになりました。

そこでフラフラとしていたところで見つけたのが、廃墟となっていた古本屋。

どうやらこの建物には、何かしらの思念があるようで、幽霊の夜野もこの中では物を触ることもできることに気づきました。

そこで、ここを勝手に改装し、古本屋「夜廻堂」として、魔法陣の拘束が解ける時間のみここで古本屋ができるわけでございます。

幽霊なのに配信ができる理由

もう一つ、初めていらっしゃたお客様で気になる方がいるのは「幽霊なのにどうして配信ができるのですか?」というお話です。

実は幽霊はインターネットをすることが可能です。
これには前例があります。

むかしむかしの話。
有名なネット掲示板である2ちゃんねるでは、インターネットをする幽霊が降臨したことがあります。

こちらを見てわかる通り、幽霊はネットへの書き込みが可能で、それをする方法もおぼろげながら書かれています。

2ちゃんねるなので、スレの住人が真偽を確かめるために、どこから書き込んでいるかなどを探っていましたが、それは不明となっていました…

こういった前例もあり、同じ幽霊の夜野も似たような手法でインターネットへのアクセスができ、配信ができるわけです。

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さて、ここまでお読み頂き
「スレ内にもあるけど、ごまかす方法はいくらでもあるんじゃない?」
「根拠が2ちゃんねるなのはどうなの?」
ということをおっしゃる方へ、私がとても好きなスリラー映画『ファニーゲーム』の言葉をお送りします。

第4の壁を破って(作品の外である現実側に干渉して)まで一家を惨殺した2名は最後にこういうのです…

「彼は引力に打ち勝って、サイバースペースの典型的な投影によって虚構と現実を判別したんだ。」

「へぇ。じゃぁオマエのヒーローはどっちの世界にいる?」

「家族は現実で、彼は虚構側だ。」

「虚構は現実だろ? 現実の映画もある。現実みたいに生々しい虚構だよ。映画にだって映画の現実がある。」

「……くだらないよ。」

映画『ファニーゲーム』より

あなたは虚構と現実の関係について、その本質をどこまで真剣にとらえますか?

…おあとがよろしいようで


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