1人目ほおむの人(風紀委員)

かつてペリカン便というマイナー鳥をマスコットとして宅配便事業をしていた陸運最大手N、🐈‍⬛…

1人目ほおむの人(風紀委員)

かつてペリカン便というマイナー鳥をマスコットとして宅配便事業をしていた陸運最大手N、🐈‍⬛グループのY出身の現在も上場会社の法務(コーポ?)責任者です 特定付記・行政書士登録済みです 煮詰まると沖縄へ✈ 社内外でセミナーした内容やらを備忘がてら書いてます 宜しければフォローをば

記事一覧

固定された記事

【物流】静脈物流とは?知られざる隠れた物流網

■静脈物流とは皆さん、静脈物流を知っていますか?  静脈物流を知るあたっては、まず逆の意味である動脈物流を知ることが近道になります。  動脈物流とは製品が製造側…

【物流】貨物運送事業の遠隔点呼とは?

 トラック運送事業の運行管理上、最も大切な業務といっても過言ではないトラックドライバーの点呼。    2022年4月から遠隔でも実施できるよう法改正があり、さらに2024…

【物流】EC事業者必見!貨物自動車運送約款のキホン

 EC事業を営まれている事業者はモールや自社サイトで販売された商品の配送に必然的に宅配便業者と契約をすることになります。  EC事業者が大手企業の場合には宅配便事業…

【倉庫】『はい作業主任者』とは?

■はい作業とは? 「はい」とは、倉庫、上屋、または土場に積み重ねられた荷の集団を指す言葉です。 所説ありますが ・ 配置するの『配』 ・『High』たかいところの荷物 …

【物流】トラック事業者に届く監査予告!2024年問題でも注目の適正化巡回指導とは。

 貨物運送事業を営んでいると突如、地方運輸支局長名などで『貨物自動車運送適正化事業実施機関』の巡回指導予告が届くことがあります。2024年問題もあり、活発化する可能…

100

【物流】『2024年問題:物流・運送業界、健康を守りながら未来を切り拓く』

概要 いよいよ始まる2024年4月の労働時間規制改革は、物流・運送業界に大きな変化をもたらすものと考えられます。主たる変化であるドライバーの勤務時間制限強化は、業…

目が滑る?契約書チェックのポイント

■はじめに  契約とは一方が申込み、相手方が承諾すると有効になります。よく、契約は口頭でも有効と言う人がいますが保証契約など一部の契約類型を除けば、それ自体は間…

固定された記事

【物流】静脈物流とは?知られざる隠れた物流網

■静脈物流とは皆さん、静脈物流を知っていますか?  静脈物流を知るあたっては、まず逆の意味である動脈物流を知ることが近道になります。  動脈物流とは製品が製造側から消費者側まで流れる物流をいいます。      例としては冷蔵庫の製造から消費者が家で受け取るまでの流れです。  簡単に追っていくと以下のようになります。 ①原料を部品製造工場に輸送 ②製造された部品を組み立て工場に輸送 ③完成した冷蔵庫を小売店の倉庫に輸送 ④倉庫から購入した消費者の家に輸送  今回、本記事で

【物流】貨物運送事業の遠隔点呼とは?

 トラック運送事業の運行管理上、最も大切な業務といっても過言ではないトラックドライバーの点呼。    2022年4月から遠隔でも実施できるよう法改正があり、さらに2024年4月1日に施行された「貨物自動車運送事業輸送安全規則の改正」に伴い、条件が緩和されトラック事業者の導入ハードルが下がりました。  本記事では遠隔点呼について説明します。 ■そもそも点呼とはなにか  点呼とは、ドライバーの健康状態などを把握するために義務付けられている、トラック運送事業者が行う輸送の安全に

【物流】EC事業者必見!貨物自動車運送約款のキホン

 EC事業を営まれている事業者はモールや自社サイトで販売された商品の配送に必然的に宅配便業者と契約をすることになります。  EC事業者が大手企業の場合には宅配便事業者と個別に各条件について交渉し、契約を締結する場合もありますが中小のEC事業者の場合には基本的には宅配便事業者が予め設定している貨物自動車運送約款(やっかん)や宅配便運送約款に同意する形で利用を開始します。  また、契約書を作成する場合でも適用される料金表と支払い方法などの最低限の取り決めのみでそれ以外は約款に

【倉庫】『はい作業主任者』とは?

■はい作業とは? 「はい」とは、倉庫、上屋、または土場に積み重ねられた荷の集団を指す言葉です。 所説ありますが ・ 配置するの『配』 ・『High』たかいところの荷物 ・『はえ(掽)』古い日本語で木材などを積み上げた状態やその数※これが有力 などがあります。 なんとなく初見の漢字『掽』にロマンを感じてしまいます。  はい作業とは、袋や箱の荷を一定の方法で規則正しく積み上げたり(はい付け)、 積み上げられた荷を移動するために崩したり(はいくずし)する作業のことをいいます。(

【物流】トラック事業者に届く監査予告!2024年問題でも注目の適正化巡回指導とは。

 貨物運送事業を営んでいると突如、地方運輸支局長名などで『貨物自動車運送適正化事業実施機関』の巡回指導予告が届くことがあります。2024年問題もあり、活発化する可能性もあるのでなかなかニッチな内容ではあるもののまとめおきます。 ■適正化巡回指導とは? 許認可事業を営むトラック事業者に対して実施される『貨物自動車運送事業法』に基づく定期的な巡回指導です。事業許可が出ると監督官庁は定期報告や届出以外で許可を出したトラック運送事業が適正に運営されているか確認することが出来ません。

有料
100

【物流】『2024年問題:物流・運送業界、健康を守りながら未来を切り拓く』

概要 いよいよ始まる2024年4月の労働時間規制改革は、物流・運送業界に大きな変化をもたらすものと考えられます。主たる変化であるドライバーの勤務時間制限強化は、業務の効率化と人材不足の解消、そして何よりドライバーの健康と安全を守ることを目的としています。  本稿では、改正点、業界と企業が直面する課題、そして具体的な対策を解説します。労働時間規制の背景と目的この改革の根本的な目的は、ドライバーの長時間労働による健康リスクを軽減し、労働環境を改善することにあります。長時間労働

目が滑る?契約書チェックのポイント

■はじめに  契約とは一方が申込み、相手方が承諾すると有効になります。よく、契約は口頭でも有効と言う人がいますが保証契約など一部の契約類型を除けば、それ自体は間違いではないのです。  しかしながら言った、言わないの紛争になる場合も多いので一般的にビジネスでは書面で約束事を記載して双方で合意します。 ■契約書を見てみると  初めて契約書を目にすると、その文書の専門用語や法律的な表現に拒否感を感じるかもしれません。  しかし、契約書は、あなたやあなたの重要なビジネスの条件や取り