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歩くことの難しさを知る

昨日、接骨院に行って足の治療をした。アロマオイルでリンパを流すマッサージをしてもらい、その痛みにひたすら悶える。身じろぎしてしまうくらい痛くて、思わず笑ってしまう。先生も笑いながら足先から太腿あたりまでたっぷり時間をかけてやってくれた。

私の歩き方にやはり問題があったようだ。自分が歩いている時の足の指の動きを細かく教えてもらうが、これがなかなか聞いても理解するのが難しい。歩くことが普段無意識で行われているからこそ、部分的な動きがあまりイメージできないのだ。私は両足とも右側に重心が偏ってしまっているらしい。元々そうなりやすい形をしているとのことだ。あとは最近まで疲れが溜まりふらふらと変な歩き方をしてしまっていたのも原因だろう。

マッサージしてもらう前と後で実際に足の形が変わっていて驚いた。そして立った時にちゃんと地に足が着いているという感覚。駅までの帰り道を正しく歩いてみようとしたが、上手く踏み出せなかった。まっすぐ、均等に...どうやって歩いたらいいんだろう。足の使い方、なんて言ってたっけ。そうだ、とりあえず「前に進むこと」を意識するように言われたんだ。初めて歩き出した人のように、ゆっくりゆっくり確かめるように歩く。

あんなに当たり前のように歩いていたのに、歩くことがこんなに難しいだなんて。私はこれからできるだけ、正しくまっすぐに歩こうと思った。

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