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社会福祉士実習を振り返ってみた

こんにちは。社会学大学院生の依代です。

今日は社会福祉士の実習を体験を振り返ろうと思います。
自分に書ける話で需要がありそうなものを考えた時に「そうだ実習の話があるじゃない!」と気がつきました。

もう一年以上前の話なので細かいところは抜けていますが、全体の流れと感想を書いていきます。
(守秘義務があるため、一部内容は実際とは変えたものになります)


実習の大まかな内容

私は大学3年の夏休みに社会福祉士実習に行きました。

実習期間は実日数30日(全体では1ヶ月半ほど)、実習先は保護施設でした。
保護施設というのは、生活保護法に規定されている施設のことで、生活保護を受けながら生活している方が入所されています。

実習中は主に生活支援を行い、実習後半では実際に利用者さんと面接を行い支援計画を策定しました。

実習前

では、実習の流れを時系列で遡っていきます。

実習前はほんと〜〜にやる事が多かったです。

実習先への事前訪問や書類の準備などありますが、一番大切だと感じたのは、実習先の施設についての予習です。
特に事前に調べておくといいことは、施設の種類の特性、施設職員の配置基準、根拠法、施設のある地域の特性あたりです。

同じ分野の他の施設との違いは何か?という点に着目すると、どのようなニーズを抱えた利用者さんが利用されているかわかりやすくなります。

また、施設によっては社会福祉士以外に生活支援員や看護師、医師、保育士など多様な職種の方がいらっしゃいます。
ソーシャルワーカー以外の職種や職場での役割分担を知っておくと、自分が何をすべきか考えやすくなります。

そして地域に根ざした施設では、地域の特性が反映されたサービスを展開していることがあります。
社会福祉協議会や、地域に開かれた施設なんかでは、地域の傾向(高齢者/児童が多いなど)が影響しています。

この辺りを押さえておけば、実習中に何やってんのか分からなすぎる!!みたいなピンチは避けられると思います。

実習中

そして始まる30日の実習。同時に終わりを迎える右手(日誌の書き過ぎ)。

実習自体がめちゃくちゃ楽しかったのですが、何よりも日誌を書くのがダルすぎる。

私の大学はA4サイズの日誌を毎日書かないといけないのですが、まあ開始2週目でネタ切れになりました。あと何で手書きなの?

書く内容が思いつかない日は、皆大好きバイスティックのケースワークの7原則か、倫理的ジレンマをベースに書いていました。この2つは実習内容に関わらず汎用性が高いので、困った時は紐付けて考えていました。

そして実習中一番良かった買い物は、無印のウエストポーチです。

実習メモを入れたり、ハンカチや絆創膏なども入れていました。

あとどうしても実習に行きたくない日に自分を鼓舞するために、推しのぬいも入れてました。神。

感想


結論として、保護施設での実習はとても良かったです。

他の高齢者施設のように介護もなく、児童系施設ほど体力仕事が無かったので体力的なキツさはそこまでありませんでした(といっても実習後は毎日爆睡してましたが…)。

何よりも30日の実習をやり遂げたことは自分の中で大きな自信になりました。
これから人生で何か大きなイベントがあっても、
「まあ…実習よかマシやろ…」
と後方腕組み実習生面できます。

今年から新カリキュラムになり、さらに実習期間が延びるということで大変かと思いますが、実習にいく皆さんを本当に応援しています。ちゃんと寝て、できたらご飯も食べてね…!腰と手を労って…!
それでは。


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