デザイナーとしてのわたしの起源
最近はもっぱら「私はどんな人なのか?」「どんな願いや価値観を持っている人なのか?」「どんな世界を想造したいのか?」を考えている。
そんなことを考えている時に、中学生の頃に夢中になっていたことを思い出した。
中学生の頃、家に初めてパソコンが置かれた。
私はチャットで知らない人と会話をすることを毎日学校が終わってから楽しんでいた。
それからすぐにブログを始めた。推しの画像と好きな言葉を組み合わせた画像を待ち受けにしたり、デコレーションメールが流行っている時代だった。ごちゃごちゃキラキラしてるのが流行っていた。ザ・平成。
そこで私は、ブログにカテゴリ分けして画像のリンクを貼ったりした。私のブログに来れば、推しの画像や好きな作家のイラストを一生懸命あちこち探さなくても見つかる仕様にした。コメントがあればリクエストにお応えした。
ブログが画像でキラキラしていくことや、反応や感謝のコメントを直接もらえることが嬉しかった。
それから、オリジナル待ち受け画像の作成依頼も受け付けて、デザインもしていた。雰囲気や入れたい文字を聞いて、流行りを考慮して作っていく。好評で、喜ばれた。
気づけばブログのランキングでかなり高いところにいた。
勉強や部活で時間がなくなり途中でやめたけれど、ニーズや流行りを汲み取ってデザインすることや、集めること自体とても楽しかった。そしてたくさんの人が喜んでくれることがとても嬉しかった。
当時はデザインをしている意識はなかったけれど、私のデザイナーとしての始まりはこの時期だった気がする。
振り返ると、クリフトンストレングス®︎で1位である収集心を自然と活かしていた。
さらに潜在ニーズを顕在ニーズ化することや、見える化することに対して気持ちよさを感じやすく、収集心があるがゆえに流行にも敏感だったのかもしれない。
あれこれ考えなくても自然と活かしていることもあるのだと後から理解した。
やりたいに従って、心地良いことや好きなことをするとのびるんだなぁ。
これがデザイナーとしての始まりで、その後、商品パッケージの企画デザインに興味が湧き、大学ではデザインを専攻した。
それから印刷会社で約10年グラフィックデザイナーとして働いた。
今は、私が応援したい取り組みに対してデザインという形で応援している。
最近は『食べなくてもいいカフェ九州』の運営を通じて、直接お客様のニーズを汲み取ることにも充実感を覚えている。
一方で、小さい頃から絵を描くことが日常で、昨年からはアートも楽しんでいる。自己表現にも大きな価値があり、とても楽しい。
今日はデザイナーとしての起源が中学時代にすでに存在していたことに気づいて少し驚いたので書いてみた。
振り返るといろんなことが見えてきておもしろい。
こらから進む先、進みたい先、実現したい未来も見えてきやすくなるかも。
読んでくださりありがとうございました!
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