よのなかのうと

Yononakaは、コミュニケーションで「よのなか」をのぞきに行く時間です。

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  • Yononakaレポ

    • 27本

    月1回オンラインで開催しているYononakaのレポです。

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コミュニケーションでよのなかをのぞく

Yononakaは、参加者が互いの意見を共有し合いながら、さまざまなテーマについて理解を深めていく、対話型のワークショップです。 テーマに関する問いかけ(お題)をいくつか出します。 その問いかけには正解がありません。 参加者は、それぞれの視点から自由に意見を交換していきます。 テーマは、私たちの日常にあふれる、よのなかの身近なモノです。 お金やロボット、時間など、誰もが話せるテーマを取り上げることで、参加者は自分ごととして積極的に意見を交わすことができます。 そのような

    • 正解ではなく納得解を。

      Yononakaを運営しております、キープオン株式会社の川原将一郎と申します。僕がどうしてYononakaをしているのか、どんな流れでYononakaに辿り着いたのか、その経緯についてお話しさせてください! 僕は1994年、大阪で生まれ、今年で30歳になります。10代の間はずっと野球に打ち込み、競争と努力を重ねてきました。大学受験や就職活動でも、周りより上に行くために「いかにして、早く、正確に、正解を答えていくか」というスタンスで頑張っていました。 その結果、大企業に入社

      • Yononakaレポート㉙「はたらく」

        正解のないお題に対し、参加者同士コミュニケーションをとりながら、テーマの理解を深める「Yononaka」。 今回は「はたらく」をテーマに、計22名でYononakaを創りました!(小学生8人、中学生5人、高校生2人、大学生1人、社会人6人) ・・ 今回は1,2回目の参加者が多かったので、冒頭でYononakaのルールをしっかり伝えました。 思うことがあればその場でつぶやく。 スライドの説明や他者の意見はすべて信じ込まない。 世間一般の正解ではなく「自分の納得解」を発言す

        • Yononakaレポート㉘「山・木」

          正解のないお題に対し、参加者同士で意見を共有しあうことで、コミュニケーションを味わい楽しむワークショップ「Yononaka」 毎月1回、スクール生中心にオンラインで開催しております。今回は12名の参加者と、里山で活動されている方をゲストに迎えた計15名でYononakaを創り上げました!(小学生:5人、中学生:2人、高校生以上:5人) まず冒頭で「?を頭に浮かべて取り組んでください」と声かけを行いました。「この言葉は何やろう?」「この人はどうしてこの意見にいたったのだろう?

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          Yononakaレポート㉗「時代を横断しよう」

          よのなかの身近なものをテーマに、正解のない問いに対して参加者同士で意見共有する、対話型ワークショップ「Yononaka」 毎月1回、オンライン90分の時間で実施しておりますが、今回はスクールが一同に集まるイベント「スクールフェスタ」内で開催しました。 久しぶりのリアル開催で、総勢30名ほどでコミュニケーションを楽しむ時間になりました。おやつ時間での実施ということで、おやつタイムを挟みながら、リラックスした状態で各々の思うことを共有できたのではないかと思います。 まず、オンラ

          Yononakaレポート㉗「時代を横断しよう」

          Yononakaレポート㉖「こころとからだ」

          よのなかの身近なものをテーマに、正解のない問いに対して参加者同士で意見共有する、対話型ワークショップ「Yononaka」 毎月1回、オンライン90分の時間で実施しており、今回は「こころとからだ」というテーマで行いました。 まずこのテーマにした理由は、スクール生からのリクエストです。「心理学をやってほしい!」「身体についてやってほしい!」という声が多く挙がったので、心と身体をテーマにしました。 私たちは大阪の八尾市でロボットプログラミングスクールを運営しております。スクールの

          Yononakaレポート㉖「こころとからだ」

          Yononakaレポート㉕「学校」

          対話型ワークショップ「Yononaka」 テーマに関する4つの問いかけ(お題)に対して、参加者は自分の意見を共有し合います。 その問いかけには正解がないので、それぞれが自分の視点から意見を共有していきます。多様な意見を聞くことで、参加者の視野は広がりますし、テーマに関する理解も深まるでしょう。 毎月1回、オンライン90分の時間で実施しており、今回は「学校」というテーマで行いました。 私たちは大阪の八尾市でロボットプログラミングスクールを運営しており、キャリア教育の一環でYo

          Yononakaレポート㉕「学校」

          Yononakaレポート㉔「ロボット(2023)」

          対話型ワークショップ「Yononaka」 テーマに関する正解のない問いに対して、1人1人が向き合って自分自身の意見をつくり、その意見を参加者同士で共有しながら理解を深めていく、そういった時間です。 毎月1回、オンライン90分の時間で実施しており、今回は「ロボット」というテーマで行いました。 私たちは大阪の八尾市でロボットプログラミングスクールを運営しており、キャリア教育の一環でYononakaを開催しております。 今回の参加者は11名(小学生:4名、中学生:3名、高校生:

          Yononakaレポート㉔「ロボット(2023)」

          夢中と集中の違い

          「夢中になってゲームをしていたら、夜になっていた」 「勉強に集中していたら、おなかが空いてきた」 夢中と集中、このふたつの違いって何だろう? そんな疑問を持ったので考えてみます。 まず、それぞれの言葉の意味を国語辞典などで調べてみると、 大体このようなニュアンスで使われていました。 では、夢中と集中、それぞれの様子はどうでしょうか。 ここからが夢中で、ここまで集中で、、 と、はっきり分けることは難しいと思います。 ですので、言葉の意味は違うけど、それを指す行動や様子

          夢中と集中の違い

          「世の中」と「世間」の違い

          「生きづらい世の中だ。」 「世間の目を気にする。」 世の中と世間の違いはなんだろう? そんな疑問を持ったので考えてみます。 言葉の意味はほぼ同じで、語源も同じ仏教用語だそうです。でも状況によって、私たちは無意識のうちに使い分けています。 そこの違いはなんなのか。まずはそれぞれの例文を3つずつ挙げてみます。 大きな意味は同じ。でもニュアンスが微妙に違うような気がする。 一度言葉を入れ替えてみます。 うーん。やはり違和感があります。 「生きづらい世間だ」は特に違和感満載。な

          「世の中」と「世間」の違い

          歴史を知ってわかること

          「歴史=暗記科目」といった印象を持たれている方多いと思います。 覚えることが多い。難しい。勉強する意味がわからない。。 私も最近までそう思っていました。ですが、いろいろ調べているうちに考えが変わってきました。 「違う時代や場所で生きていた人々の生活をイメージすること」 これが歴史を学ぶ意義であり、おもしろいところだと、今では思います。 それはどういうことか。 たとえば、今の日本ではお金を稼ぐのが「偉い」とされていますが、実はここ200年ほどの話で、人類の歴史の中では最近で

          歴史を知ってわかること

          先ず「遊」より始めよ

          桃鉄の世界編が出ましたね。電車ではなく飛行機で世界各地を飛び回ります。早速プレイしましたが、すごろくを進めるだけで楽しめました。 国名、位置、面積などを確かめながら進み、各国の特徴をイラストで知れたり、物件マスでは名所や食材を買うことができます。 私は先日イタリアに行ったので、ゲーム内でもマスを進めましたが、それだけで楽しかった旅行の思い出が蘇ってきました。笑 桃鉄には教育版のソフトがあります。「地理情報表示機能」によって、人口や特産品などの情報も写真と共に表示されるので、

          先ず「遊」より始めよ

          Yononakaレポート㉓「あそび」

          Yononaka「あそび」で、各参加者がマインドマップをつくるワークを行いました。そして各意見をまとめて、全体のマインドマップにしてみました。 いかがでしょうか? 「あそぶ/あそび」からさまざまな言葉が連想され、じわーっとイメージが広がっていく様子が感じ取れると思います。このマインドマップのように、意見を共有し合うことで、自分だけでは辿り着かなかった考えまでいけるのがYononakaの時間です。 1940年に初版が刊行され、四半世紀に及ぶ発想術のロングセラー「アイデアのつ

          Yononakaレポート㉓「あそび」

          やらなきゃ→やりたい!へ:遊びの魔法

          やらなきゃいけない!と思ったとたんにやる気がなくなる、そういった経験誰にでもあると思います。 子供のころ、部屋を掃除していたら懐かしい写真が見つかって 「うわぁなつかしい、こんなことあったなぁ」 と思い出に浸っていると、お母さんがやってきて一言。 「あんたはよ掃除しいや」 その瞬間、別に怒られたわけでもないのに、掃除が「やらなきゃいけないこと」に変換されやる気消失。。そういった経験あったかと思います。 仕事でもよくありますよね。ただ手を動かすだけの仕事、何回もやったことがあ

          やらなきゃ→やりたい!へ:遊びの魔法

          SNS時代は環境を変化させる意識が重要だ

          SNSは私たちの生活において欠かせないツールとなっており、友達との交流から最新ニュースの確認、ショッピング、エンタメまで、何もかもSNS上で楽しめるようになりました。ICT総研の調査によれば、日本のSNS利用者は約8,270万人に上り、普及率は82%に達しています。 それに伴い「エコーチェンバー」や「フィルターバブル」といった現象が起きています。これらは、利用者が似たような意見や情報に囲まれることを指し、それによって多様な視点に触れる時間が少なくなっていることが問題視されて

          SNS時代は環境を変化させる意識が重要だ

          矛盾する自分を受け入れ多様な人生を楽しむ

          あなたは「矛盾」という言葉についてどう思われますか? なんとなくネガティブなイメージで使われることが多いと思います。 「言ってることとやってること、矛盾してない?」 「あなた、前はこう言ってたのに、今はそう言うのおかしくない?矛盾してる!」 などなど、似たようなことを言われた経験、あると思います。 でも、矛盾すること自体が悪いことなのかな、と思うんです。 たとえばこれは私の経験ですが、真夏の熱い時期に沖縄でトレッキングしたことがあります。でこぼこ山道を3時間登り続けてくった

          矛盾する自分を受け入れ多様な人生を楽しむ