yonekubo

職業はITアーキテクト。あるいはプログラマ。 著書『アーキテクトの教科書 価値を生むソ…

yonekubo

職業はITアーキテクト。あるいはプログラマ。 著書『アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築』(翔泳社、2024年7月22発売予定)

マガジン

  • アーキテクト道

    ITアーキテクトとして日々鍛錬を積むことを目的に、隔週くらいの頻度で以下のような記事を投稿します。 - アーキテクティング - アプリケーション設計 - テスト駆動開発 - ソフトスキル - キャリアプラニング・学習

最近の記事

クリーンアーキテクチャの本質を考える

はじめにアーキテクチャを突き詰める Online Conferenceの公募LT選手権で、「やってみてわかった クリーンアーキテクチャの勘所」というタイトルでトークをしました。LTということで、具体的な技術面でのメリットや、改善すべき点などについて話しました。(登壇資料はこちら) 本稿では、少し視座を上げて、結局クリーンアーキテクチャ(以下、CAと表記)は一体何なのかということについて、現在の筆者の考えを整理したいと思います。 あの図話が手っ取り早いので、例の同心円の図をま

    • 『アーキテクトの教科書』のまえがきのようなもの

      2024年7月22日に、翔泳社さんから書籍『アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築』を出版します。 ECサイトの書籍情報には文字数の制限もあるため、いったいこれは何の本で、どんなことが書かれているのかといったことをnoteにまとめたいと思います。 そもそもおまえ誰よ?って話については、前の投稿を参照頂ければと思います。 なぜこの本を書いたか20年以上IT業界で働いて、さまざまな経験を積んで、ようやく一人前のアーキテクト(と自称しても少なくとも怒られ

      • 『アーキテクトの教科書』 著者経歴

        2024年7月22日に、翔泳社さんから書籍『アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築』を出版します。 ECサイトの書籍情報には文字数の制限もあるため、いったいこれは何の本で、どんなことが書かれているのかといったことをnoteにまとめたいと思います。 そもそもお前誰よ?ってことで、筆者のこれまでの経歴をまとめました。ちょっと長くなってしまったので、本の内容については次の記事にて。 筆者は何者?一社目(ユーザー系SIer、2000年〜) 筆者が新卒で社

        • アーキテクトとテックリードの違い

          はじめにITエンジニアの職種の中で、技術系の代表格として「アーキテクト」と「テックリード」が挙げられます。テックカンファレンスの登壇者の肩書きをみると、この二つはよく見かけるのではないでしょうか(大きなカンファレンスとなると、「CTO」という、フリーレンに登場する大魔法使いゼーリエ級の肩書きも見られますが)。 なんとなく最近の風潮としては、「アーキテクト」はあまり使われず、「テックリード」の方が好まれているような印象が(筆者には)あるのですが、「テックリード」って雰囲気先行

        クリーンアーキテクチャの本質を考える

        マガジン

        • アーキテクト道
          4本