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オタマの尻尾研究ついに始まる!

皆さまこんにちは。
徳島大学細胞生物学分野・ヨネケン秘書のあべみょんです。

晴れてます~!今週はわりと晴マークが並んでいます!
窓を開けてもとっても気持ち良い風が入ってきますよ。アホ毛も大人しくしてくれています!洗濯物もバッチリ干してきました!いやー!いいことばっかりですね!

これはアレかな!昨日食べた

じゃがバター×イカの塩辛

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が抜群に美味しかったからかな!!!
以前同じ研究室で働いていた、道産子の先生が教えてくれた最強コンビです。もうね…ほんっとに…一生食べ続けられる!
最後の晩餐はこれにしようかな。それくらい美味しかったです~(^^♪

ヨネケン関係者の皆さん、ジャガイモまだあります。
ぜひ、じゃがバター×イカの塩辛!やっちゃってください!(^^)


さて!
温室でたっぷり餌を与えられ、大きくなって足がいよいよ出て来そうなオタマちゃんたちです。

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おわかりだろうか。身体が半透明だから、お尻のあたりにうっすら、「足」らしきものが見えますよ?

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今回選ばれたこのオタマちゃんたちの尻尾を、香川さんが研究します。
今日は初めての実験!少々かわいそうですが…オタマちゃんの尻尾を切ります。。。

まずは米村さんから実験の流れについて説明…

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うん。長くなりそうな予感・・・そうか。じゃあ仕方ない。
敏腕秘書がずーっとスマホを構えていても気が散るだろうと空気を読んで、
私はコーヒーブレイクでもしましょうか。

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どーれーにーしーよーおーかーな~

またしても!高級菓子がてんこ盛りではありませんか!!!
健康診断を来月末に控えているというのになんということでしょうか!!!

そう…私が昨日、ついつい卑しい系秘書やっちまったせいだと思うのですが
香川さんが…またしても差し入れを…( ;∀;)

え・・・いや・・・その・・・ほんとに!?!?( ;∀;)

「家にいっぱいあって、誰もたべないんで」

いや、そんなこと・・・あるの!?
家に高級菓子がいっぱいあって誰もたべない?そんなこと・・・ある!?

香川さんのお家って、夢の国なんでしょうか( ;∀;)

や、ほんと、卑しい系秘書反省してます。
でも。あの。お菓子に罪はないので。ありがたく頂きます。ただ、香川さんも、同じだけジャガイモ持って帰ってください( ;∀;)あああ…等価交換になっているのだろうかー

そんな、懺悔まじりのコーヒーブレイクをしていたら、香川さんの方に動きがあったようです。取材系敏腕秘書、コーヒーを置いてかけつけます。

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おおおお!やってるやってる!
顕微鏡の上にいるオタマジャクシはピクリとも動きません。
昨年は、氷の上にしばらく置いて、寒さで動かなくなったオタマジャクシを解剖したそうですが、今年は「麻酔」で眠っているだけのようです…。

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動かないオタマは、香川さん平気なようです。
尻尾をカットして、カットした尻尾は培養液に入れます。

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容器の中に、尻尾がございます。苦手な方は華麗にスルーしてくださいね。

昨日のブログに頂いた、ひなたとりこさんからの質問。オタマジャクシはこのあとどうなっちゃうの?への回答としてコメント欄にも書いたのですが

一応こちらでも
ズブズブの文系女子が、教授から聞いた話をがんばって噛み砕いて説明してみましょうね。
細かいことは言いっこなしですよ。わからないことはお父さんお母さんに聞くなり、ググるなり、してくださいw


香川さんはこれから
オタマジャクシの尻尾の「マクロファージ」という免疫細胞について調べます。
去年は、兪くん(現在4年生)がしていた「オタマの尻尾についての研究」を香川さんが引き継いだのですが
今年初の試みとして 尻尾を単独で培養 をするそうです。

なんと、尻尾だけで培養しても、ちゃんと縮んでいくらしいのです(カエルになる時、尻尾は縮みますよね)。

なぜ、尻尾が縮むのか。それは、
マクロファージが尻尾の細胞を食べるからだそうです。

人間の身体にあるマクロファージは
外から入ってきた悪いヤツを食べて体を守ってくれる免疫細胞としてしられています(そうらしいですね。私は初耳です)が

オタマの場合は、ただ、尻尾の細胞を食べて縮ませるだけではなく、食べた細胞の栄養を体全体に供給する働きもするから、
尻尾は縮み、手足が生え、カエルに変体できると考えられている…んですね?…その辺りを…培養し測定して観察、研究するのだそうです!

尻尾の培養の詳細だとか…マクロファージが栄養を供給しているのをどう測定するのか…などは…

私には聞かないでください!!!!

それはこれから香川さんがやってくれます。。。

伝われ―――― Ⓒ佐久間一行

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