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寄稿・出演情報

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與那覇潤が寄稿した論考や、出演するイベントの告知記事です。なるべく「〇〇に出ます」以外にも、おまけをつけるよう努力しています。ご予約の参考や、ビブリオグラフィー代わりにどうぞ。
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記事一覧

原節子の昭和と小池百合子の平成

今週発売の『Wedge』6月号は、「平成特集」下巻。幸いなことに前月号への登壇に続いて、今回も…

Yonaha Jun
16時間前
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ゲンロンカフェで松本清張イベントに出ます(6/2)

お世話になっている五反田のゲンロンカフェで、作家の松本清張をめぐる鼎談イベントに出ます。…

Yonaha Jun
9日前
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尾久守侑さんと書店イベント(6/6)やります。

今月下旬に『倫理的なサイコパス ある精神科医の思索』を刊行される尾久守侑(読みは「おぎゅ…

Yonaha Jun
13日前
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呉座勇一さんとの新刊の「おわりに」を公開します。

5月27日をめどに、呉座勇一さんとの新刊『教養としての文明論』が書店に並びます。Amazonでも…

Yonaha Jun
3週間前
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『Wedge』5月号の平成特集に寄稿しました。

誹謗中傷への対応のため、ご報告が遅れましたが、近日よくお世話になる『Wedge』の5月号(今月…

Yonaha Jun
3週間前
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なぜ人文学者は、遠からずChatGPTに置き換わるのか

これまでもお世話になってきた『表現者クライテリオン』誌(隔月刊)で、連載「在野の「知」を…

Yonaha Jun
1か月前
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『ローマの休日』で学ぶ保守とリベラル

先日ご紹介した今月刊行の『文藝春秋』5月号には、連載「「保守」と「リベラル」のための教科書」の私の担当回も載っています。1回目は安部公房の短編「詩人の生涯」を紹介しましたが、2回目で採り上げるのは山本おさむさんのマンガ『赤狩り』(全10巻、連載2017~21年)。 同作のストーリーに触れた部分は、実はこちらのリンクから無料で読めます。しかし残りの部分では、最大の試練であるレッドパージを生きのびた人々に比べて、いまの(特にTwitterとかにいる)リベラルや左翼には「なにが足

週刊『教育資料』のインタビューを再録します。

先月、週刊『教育資料』3月25日号の「自著を語る」に、インタビューが掲載されました。次の号…

Yonaha Jun
1か月前
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なぜ現代人は、こんな未来が「来る来る詐欺」にここまで弱いのか

本日(4月4日)のNewsPicksに、「未来を考えるには『小説』が必要だ」としてインタビューが載…

Yonaha Jun
1か月前
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楽しく学ぼう! 戦後日本と「WGIP」についてのQ&A

3月16・17日の東京新聞/中日新聞に、風元正さんの『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』の…

Yonaha Jun
2か月前
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もしコバ: もし小林秀雄がウクライナ戦争を見たら

3月9日に法政大学で行われた「日本文明」研究フォーラムのイベントが、論壇チャンネル「ことの…

Yonaha Jun
2か月前
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検索用語という「読む合法ドラッグ」が知性を蝕む

昨日発売の『Voice』4月号の特集は「デジタル帝国が変えた世界」。そちらに論考「総検索社会が…

Yonaha Jun
2か月前
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社会に向けて声を上げるとき、イタいと思われないために意識すべき1つのこと

先月の終わりごろ、このツイートが話題になっていた。 発信元のアカウントのフォロワーは900…

Yonaha Jun
2か月前
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ジェンダー平等のために「チキンレース・フェミニズム」を卒業しよう

2/20に発売された『Wedge』3月号のジェンダー平等特集に、「スローガンが氾濫する日本 唱えるからには中身の吟味を」を寄稿しました。先ほどオンライン版にも全文が転載されたので、ご報告を兼ねて補足を。 「ダイバーシティ」(多様性)の語を目にする機会が増えて久しいですが、どれだけの人が内実を把握した上で概念を使っているでしょうか。むしろ、流行の用語や指標さえ入れておけば「クレームは来なそう」といった理由で、中身が空っぽな水戸黄門の印籠のような使い方ばかりが広まってはいないか