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夢も持たないし、振り向かないはずなのに|2021年

私は振り返りをすることも、目標を立てることも16歳の時にやめてしまった。頑張った結果がすべて報われるわけではないと知ったのがその頃だ。でも、私は頑張ったと思えないと生きている価値を感じられない面倒な人間なので、今日は今年の頑張った自慢をしようと思う。

とにかく「頑張ったね」と言われたいだけのNoteなので、お気を悪くされそうな方は回れ右でよろしくね。



さて、2021年は史上最強に頑張った。

まず、2020年末に第二子妊娠でつわりパラダイス。それでも始まるいちごシーズン。毎朝7時に娘を保育園に連れていき(娘、ありがとう)、スーパーの開店に合わせて毎日8軒にいちごを納品して回る。妊娠中だというのに10kg越えのいちごを運ぶもんだから、まぁ私の体は大したもんですね。

土日はいちごがり写真館で走り回り、平日は自分の仕事も通常運転。これを4月まで休みなく毎日。苦しくて週1で発狂してたけど、いちごの成長は止められないし、融資もうんと返さないといけないから頑張るしか道はなかった。

5月になって出産。病院にもパソコンを持ち込むという社畜っぷり。私はMacを手放せない病気なのかもしれないと思った。(娘も息子も胎児発育不全だったので、産後に私の検査をしたらとある疾患らしい。基本は通常運転だけど、人生悔いなく生きたいと思い始める)

そして、退院翌日からカウンセリングの仕事を再開。(あまり公には言っていないが、私は匿名で摂食障害専門のカウンセラーをしている。)お子におっぱいを咥えさせたまま電話で仕事をするのだ。だいたい1日2〜4 時間はそれに充てる。クライアントには産後だということは伝えていたので、途中で息子が泣いても理解を示してくれた。そして、何人かは卒業まで導くことができた。私も生きてきてよかったと思えた。大袈裟じゃなく。

卒業メッセージ

夫婦共々、県外出身なので頼れる身内もおらず、旦那は365日いちごのお世話なので基本ワンオペ。ヒィヒィ言いながらも、お子2人は私の癒しだった。

9月に山に移転。20分の距離なので、軽トラとタントでセルフ引っ越し。しかし旦那がぎっくり腰になり、9割私がやりました。25kgのテレビも冷蔵庫も気合いで運んだわよ。3ヶ月の息子を抱きながら、掃除も全部やったわよ。なかなかしんどかった。

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山はというと、東京ドーム2.5個分の広さのお茶園を開拓して、いちご農園とズッキーニ畑になりました。

家もリフォームをし、杉の香りが心地いい。しかし、wi-fi鬼遅いし、月1でパンクするし、土砂崩れ頻発だし、保育園まで往復1時間だし、水道がないので山水で生活するも、2ヶ月経って水質検査がアウト。雨の翌日は水が濁ってますしね。毎日ため息ばかりついてます。

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そんなもんだから、仕事は楽しいのに生活のストレスが本当にすごくて。毎日頭がどうにかなってしまいそうでした。私に足りないのは、仕事や旦那に振りまわされない時間を持つことだと気づきました。つまり、自分が夢中になるものでした。

そんな時、しいたけ占い繋がりで、勢いでmimosaという女性動画編集者のためのコミュニティに参加。PremireProとAfterEffectsをインストールし、映像制作を一から学びました。それがなんと楽しいこと!

ドローンまで買い、レンズやジンバルも買い、本当に散財しました。でも、楽しかったし、家でもご機嫌な時間が増えたからプライスレス。

NYCから先生が宮崎に来られたときに会いに行ったり、同じ宮崎に住むメンバーさんとお友達になったり、嬉しいつながりも増えて自分の生活が好きになりました。

卒業制作をしている時間は、新しい学びの苦しさもありながら、本当に楽しかった。3ヶ月前はキーフレームという言葉さえ知らなかったのに、先生や世界中の仲間のおかげで頑張って学ぶことができました。この1年で最高に夢中になった3ヶ月でした。

さて、お前はそんなんで子育てしてるのか?と怒られそうだけど、私なりに2人を育ててます。私はこの4年、飲みにもいけていないし、1年で友達に会う回数は片手ほど。うん、本当に畑か家にしかいない生活でした。東京にいた頃は1日に3件予定を入れるのが普通だったのに、嘘みたいに家にいます。きっと、今はそういう時期なんだろうなぁと。


でも、やっぱり私は好奇心旺盛なので、旅に出たい。来年は子育てが大変と言い訳せず、少しお子2人を連れて山から脱出したいです。


と言いつつ、2月からいちごがり写真館もオープンします。あ、HPも作りました。


30分でNoteを書こうと決めて、もう保育園に迎えに行く時間なのでここまで。誤字もありそうだけど、気が向いたら直します。


最後に。本当はもっとかきたかったこと。

・寝不足は体が死ぬけど、好きなことをしないと心が死ぬ
・未来をつくる人を応援した2021年
・子育てに必要なのは母親の心の余白


タイトルの「振り向かない」っていうのは山崎まさよしの曲が好きで選びました。なんだよ私、振り向いて過去の栄光に縋っているだけじゃん!ちゃんちゃん

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