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気候×アート と大学生の私

Shinshu Arts-Climate Campについて

私が住むここ、長野県には信州アーツカウンシルがある。
そして2023年から信州アーツカウンシルは気候×アートをテーマとして、
Shinshu Arts-Climate Camp (以下、キャンプ)を開催している。

私が今までに参加したのは、
第一回〈会議〉、第三回〈会議〉、そして3月22日に行われた第一回〈総会〉。
総会では今年度の記録集『ともにつくる 気候×アート のものがたり Shinshu Arts-Climate Camp Stories 2023-2024』をもとに一年のキャンプを振り返りつつ、環境について考えた。

今日は 気候×アート と大学生の私について書いてみたい。
私が今思うこと、学んだこと、先日の総会で印象に残っていること。
つらつらと書きだしてみる。

気候×アート 私の履歴

私の中で 気候×アート は割と自分の要素としてあるものを繋げた感じがしていて、考えたいテーマとして大きくある。

大学一年の頃、芸術系の授業は何一つ取っていなくて、環境保全や環境社会学といった環境や気候変動に関するトピックばかり選んで授業を取っていた。
大学一年の秋に演劇祭ボランティアをひょんな繋がりからやってしまったことをきっかけに見るのは好きだった芸術系の学問に興味を持ち始めた。そして大学二年からは芸術系の授業ばかり取っている。

キャンプに登壇している信州大学人文学部の教授陣(茅野先生と金井先生)は私にとって、一年の時めっちゃ授業とってた先生(茅野先生)と二年からめっちゃとってる先生(金井先生)で個人的にお二人が並ぶだけでわくわくしている。

という訳で気候とアートそれぞれに関心を持ってきた。
深い理解や知識があるとは言えないけど。

そして今、それぞれがつながってキャンプというコモンズ(共有地)において多様な立場の人が意見を言い合っている。

私の立場はあくまで「ただの大学生」。
気候×アート というテーマの中で、今できること、将来を考えることは割と難しかったりする。

考えてみる

気候×アート
たとえば真っ先に思い起こすのは春休みに観に行った森美術館での展示。
「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」2023.10.18-2024.03.31

環境危機に現代アートはどう向き合うのか?という問いかけを展示を観ながらも確かめ、考えていた。

きっとだれもがこの展示で思うところの一つが、環境危機は今に始まった事ではないということだ。
今になってやっと陽の目をあびているが、アート界でそれとカテゴライズされこんなにも重く(惑星規模の問題なのだから勿論色々な意味で)取り上げられたことがあったのだろうか。

気候変動問題に対して何か考える時にジブンゴトにすることが重要と習った。意識を向けることから始めることが大事だと思ってきたけれど、そう悠長な時代でもなく行動を求められている。そして“行動を求められている”自覚なく生活している。これを自覚するきっかけとしてShinshu Arts-Climate Campだったりアートが、気候変動と向き合うハードルをさげてくれているんじゃないだろうか。

私にできること、個人の生活ではなくて“大学生”としてできることを考えてみる。
学生の企画として、Shinshu Arts-Climate Campの一部として、身近に何かを与えること。
Shinshu Arts-Climate Campの〈総会〉で奏の森の方が言っていた「自分が心地よい選択をすること。それが地球に心地良いこと。」そんな言葉がなんでも企画を支えてくれる気がする。

さて、これと直結するかは分からんが、松本の工芸の五月がやってきた。
クラフトフェアの二日間、ゼミで企画をする。
なにかとてんやわんや、ゆるゆると。
何かの気づきを得られると思う。小さな気づきを楽しみたい。


だらだらと、ちまちまと書いていたら
公開が五月になってしまった。
サムネイルの四月は四月に書き始めたからです。

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