よくばりパパ | 地方公務員

地方公務員 | 3児(男、男、女)のパパ |3回の育休 | 保育士の資格有 | 応用情…

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地方公務員 | 3児(男、男、女)のパパ |3回の育休 | 保育士の資格有 | 応用情報技術者 | 中小企業診断士勉強中 | PTA役員 | 法学部出身 | 発言は所属組織ではなく個人の見解

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公務員40歳定年説を唱えていた、新人公務員はいまをどう見るか

ある若い公務員が、荒唐無稽とも思われる主張を口にしました。「公務員も40歳で定年すべきだー!」 そして、その主張した人こそが、わたしです。 当時、自己啓発本に没頭し、ある一冊の本に辿り着きました。「40歳定年制」というフレーズに、まさに真理が秘められていると確信したのです。あの頃は、民間企業においてさえ「転職35年限界説」と言われている時代でした。ましてや公務員業界においては、勤めることが常識とされていた時代です。 あれから20年。そう、今や40代の立場に立ち、当時の主

    • 「半径3メートル以内を幸せにする」の本質を知ったら、幸せが戻ってきた深夜2時の話

      ある日、同僚と色んな話をしていたとき、「半径3メートル以内を幸せにするのが大事、ってよく言うよね」という話題になった。 その同僚は「半径3メートル」のことは知らなくて、そんな考え方があるんですねぇなんて、感心した様子。「そうそう、いい考え方でしょー」なんて、ドヤ顔したものの、そういえば本は読んだことないや、と思い、購入。 そしたら、まったく本質をわかってなくて、ドヤ顔してた、私が恥ずかしくなった。 さらに、夜中に本を読んでた原因に、アプローチできて、幸せが戻ってきた。そ

      • 人材の流出を悲しむ、のではなく、輩出した人財が応援してくれることを楽しむ、という話

        公務員の世界でも人材の流動化が激しくなってきています。やりがいと安定だけで、人材が集まるような、甘い世界ではなくなってます。 先日は職員不足により、税金の通知が遅れるという、市民サービスの低下に繋がった事例がニュースになっていました。職員が減り、組織力が低下することで、必要な行政サービスが提供できなくなる(もしくは大幅に遅延するなど)事態になることが増えることも、予想されます。 優秀な人材が組織を去っていくことは、残る職員にとっては寂しいことであり、残念であり、将来の組織

        • 都道府県等は47コではないのはなぜか(補助金のキホン)

          補助金事務は地方公務員にとってはどこの部署にもありますが、補助金について、当たり前のことをまとめた本や資料がない。多くの人は引継書や国の補助金要領を手がかりに、事務を進めておられると思います。 本シリーズでは、人事異動で補助金の担当になった人のお役に立てるような記事をめざしています。 今回は、補助金の要綱や要領で見かける用語を紹介しながら、補助金初任者が確認すべきポイントの1つである「用語の重要」について解説していきます。 都道府県等を正確に読むこと 突然ですが、

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        • 地方公務員向け補助金ミニ講座
          5本

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          補助金初任者が確認したい、補助金財源の確認

          地方公務員の多くは4月に異動があります。異動=異業種転職というくらい、担当する業務が大きく変わるのが常という業界。初めて補助金を担当するという方もたくさんいらっしゃると思われます。 補助金担当者がまずは確認すべきことって何があるでしょうか。補助金事務は地方公務員にとってはどこの部署にもありますが、当たり前のことがまとまった本や資料がない。多くの人は引継書や国の補助金要領を手がかりに事務を進めておられると思います。 人事異動で補助金の担当になった人のお役に立てるような記事を

          補助金初任者が確認したい、補助金財源の確認

          自分のことは自分が1番知らない

          突然ですが、病識という言葉をご存知でしょうか。 主に統合失調症など精神疾患の分野で使われる医療用語で、「自分が病気であるという認識」のことです。病識がないと、症状への対応や治療が進みづらくなると言われています(医師ではないので、不正確だったらすみません。) 精神疾患の場合はその性質から病識を持つことが難しいということはあります。 ただ、普段の生活においても「自分のことを知る」ことは大事なのに、疎かにしがちではないでしょうか。 自分のことを認識する取組みは、何かと忙しい

          自分のことは自分が1番知らない

          かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め

          かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め とある本で見つけた格言。信州上田の前山寺(ぜんざんじ)の石柱に刻まれた言葉だそう。 格言の類は多くの人が実践出来ていないことが多いですよね。この格言もしかり。人は、かけた情は忘れないで「あのときは、やってあげたのに」と言いながら、受けた恩はすっかり忘れてしまう。 今日からこの格言どおりに生きていけたら、より善く生きれるし、善い社会になるだろうなと思います。大切にしていきたいですね。

          かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め

          「不」登校ってやっぱ、言葉が合ってないな。

          自分が子どもだったときから、不登校って言葉が変わってない。 自分のまわりには、記憶では不登校の友達って少なかった。認識してなかっただけかもしらんし、病気で休みがちだったあの子は、ひょっとしたら学校に行きたくなかった子かもしれない。 「不」登校という、否定的な響き。学校に行けない、行かないという、学校目線での言葉のチョイス。学校側に課題があっても。 学校というシステムは、効率的に学習させる仕組みとしては、非常によく出来てると思う。自分自身は特に違和感もなかったし、PTAや

          「不」登校ってやっぱ、言葉が合ってないな。

          18年目に語る新任係長へのエール

          公務員(地方公務員)になって、もう18年目になりました。いつまでも若手のつもりでしたが、若手向け研修に参加しようとすると、同僚から笑われるくらいには、もうすっかり中堅になりました。 公務員の世界でも優秀な人材が流出するようになってきました。長らく人材の流動性が低かった業界ですが、公務員を辞めるなんて、もはや普通になった時代。 そんな時代に辞めずに係長になる若手に対して、少しだけ先輩のわたしからエールを送りたいと思います。 とにかく真摯であれ 自治体の規模にもよるのかも

          18年目に語る新任係長へのエール

          あとたった8点されど8点。中小企業診断士試験

          2023年度の中小企業診断士2次試験の結果。2次は初挑戦でしたが、不合格。得点と分析を残しておこう。 事例1…54点 事例2…56点 事例3…54点  事例4…68点 合計…232点 事例1から3は結構書けたので、不合格なら事例4が足を引っ張ったんだろうなぁという感覚でした。なんなら事例4は、後半の問題をほとんど白紙だったので、足切り(40点未満)だったんじゃないかと思ってました。 それが結果を見てビックリ。事例4で合格点クリアしてた一方で、事例1から3は合格点に届かず

          あとたった8点されど8点。中小企業診断士試験

          「きみのお金は誰のため」を読み終えたあとに”ぼくたち”が学ぶ未来

          「きみのお金は誰のため」を読み終わりました。知り合いのマネー講座講師からぜひ読んでほしい、感想を聞かせてほしいと言われた1冊。やや前のめりに推薦されてびっくりしましたが、たしかに自分の子どもにもぜひ読んでほしい1冊でした。 あらすじ 本の主人公は3人。中学生でトンカツ屋の息子である「優斗」、投資銀行ではたらく女性の「七海」、そして屋敷に住む錬金術師とも呼ばれる「ボス」 ボスが優斗、七海とともに、3つの謎、 お金自体には価値がない お金で解決できる問題はない みんな

          「きみのお金は誰のため」を読み終えたあとに”ぼくたち”が学ぶ未来

          よくばりな1年にするためにやること

          よくばりパパです。2024年が始まりました。今年のテーマは体質改善、習慣改善。このnoteを使ってアウトプットに力を入れていきたい。ライフとワークとソーシャルに分けて、今年の抱負を書き留めておきます。 (ライフ) ・体重5キロ減、健康診断オールA ・筋トレ、ストレッチ継続 ・家族5人で月1回以上の外食 ・紙手帳の継続 節目の年を迎えて体調管理の重要性が身に染みています。年末に同級生の他界を目の当たりにして、健康の大切さを実感しています。 仕事では、デジタル化やペーパレス

          よくばりな1年にするためにやること

          補助金の担当者になったらまず何を知ればいいのか

          2023年の目標として書籍の出版を掲げていたが、2023年もあと少しになってしまった。やり残したことを整理する中で、まずは伝えたいことをまとめてみようと思います。 補助金はどの部局にもあるのに初任者向けに書いたものってあまりに見ないなぁと思っています。そして、補助金の申請受付や交付業務は結構、ルーティーンが多くて、前任者の引き継ぎ書でなんとか業務はできる。でも全体像がいまいち分からないまま。補助金適正化法の解説本はあるけど、難解だし さらに、課題に応じたものが求められるの

          補助金の担当者になったらまず何を知ればいいのか

          洗濯はみじん切りに限る。

          「洗濯物を洗濯機から出してくれたら、干しとくよ」 我が家で、私がよく妻から言われる言葉。絡まった洗濯物をごっそり洗濯機から取り出し、洗濯カゴに入れて、リビングまで運ぶ。妻は、運ばれた洗濯物を手際よく干します。 そもそも洗濯って好きじゃないのです。なんたってやることが多いじゃないですか。 「洗濯機にいれる」だって、 下着はネットに入れる、 娘のフリフリの洋服も別のネットに入れる、 息子たちのポケットにハンカチが残ってないか確認する、 洗濯機の電源を入れて、洗剤を入れる。

          洗濯はみじん切りに限る。

          ジェネラリストでもスペシャリストでもない公務員

          「お役所仕事だな。民間企業だったらもっとしっかり仕事する。公務員は楽でいいよね」 相変わらず巷では、こういう言い方をされることも多い。まるで、公務員に対する枕詞か慣用句のように言い続けられてきて、慣れっこではある。 確かに、役所独特の文化や制度などが原因で、イマイチな行政はある。 でも、この種類の言葉は、現役の地方公務員としては、正直、とても悲しい。 当然、怒りも含まれているが、成果を示せてない悔しさもある。 そして、自分の会社(役所)や業界全体を変えていきたい、とい

          ジェネラリストでもスペシャリストでもない公務員

          補助金交付申請で公務員が大事にしたいことは何か

          こんにちは、よくばりパパです。 本記事では、補助金の交付申請と交付決定の基本を解説し、実際の地方自治体の担当者が気を付けるべき点を書きたいと思っています。 交付申請と交付決定は契約行為 補助金や交付金の多くは、申請主義です。その最初の手続きが「交付申請」です。(事前に事業計画の申請や承認が必要な場合がありますが、原則となる補助金交付規則等では、交付申請が一番最初の手続きです。) 補助者(補助金を出す方)が作った、補助金交付要領(や要綱)というルールに基づき、補助事業者

          補助金交付申請で公務員が大事にしたいことは何か