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チェゲバラ伝記作品最終章。

#モーターサイクルダイアリーズ #チェ28歳の革命 とくる3部作だと思っていて(もちろん他にも関連映画はあるけど)、全作品を観て初めてみえてくるゲバラの思想やリーダーシップ、そして、共産主義・資本主義の対立構造を見ることができて、対人関係から時代背景まで学びの多い作品だなと。

マルクスの資本論を読んでいれば、資本主義に警鐘を鳴らす共産主義の思想が見えてくる。スーパーパワー(超大国)であるアメリカが牛耳る資本主義社会の中で、ゲバラやカストロによる革命前のキューバ🇨🇺や、本作の舞台であるボリビア🇧🇴など、米傘下の独裁国家で拡大する経済格差、機会の不平等(医療、交通、教育など)に対する反乱であることがわかれば、「人間として、最も純粋な形で成熟する機会」が提供されていない状態を問題視していたことも理解できる。

こういう歴史モノを観るときは、前提知識がないと文脈が理解できないのと同じように、教養がないと、いま世界で起きている出来事の多くも、ぼくたちはキャッチできていない(認識すらできていない)はずなんです。スコトーマを外して、目の前で起きていることを「ただ起きているまま」に認識し、深く理解して自分の選択に反映させられるように、ぼくたちは多様性と教養を身につけて置く必要があるのだと思っています。

多くの人の個性や表現が埋もれてしまわないように、クリエイターとして、価値を掘り出し、届ける活動を行ってまいります。ブランドづくりに軸足を置いていますが、メディアでの発信や書籍展開など、活動の場の創出ができるようにも努めてまいりますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。