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健やかなるときも病めるときも

2024年3月23日に、佐藤友美さん主催「さとゆみゼミ」を卒業。卒業後も、文章力・表現力をメキメキと上げ続けるため、仲間と共に、note投稿1,000日チャレンジをスタート。

Challenge #48

Xの固定ツイートを整えたとたんに、初のスカウトメール。

天まで舞い上がろうとする心を、「いやいや、ハズレのお仕事ってこともあるから。落ち着きなさい」と、自らを戒めること3日。昨日、オンラインでクライアントとの面談だった。

やりたいジャンル・報酬額ばっちり・ライティングの方向性もドンピシャ…。控えめに言って120点以上である。自らを戒めようとする力虚しく、急上昇していくわたしの心。

こんなポストまでしてしまう浮かれポンチに、ライター界隈の人たちは本当に優しい。たくさん「イイね」を押してくれた。

とはいえね、わかっています、わかっています。ライターも2年目ですから、「ここからがスタート」ということは重々承知。

面談終わりにクライアントから、「では、来週からお願いします。何か不明点はありますか」と聞かれた。100%楽観しないよう、わたしは「今後の参考に、伺いたいのですが……」と、2つの質問をした。

1つ目の、「どんなライターとお仕事されたいですか」という質問には、こんな返答だった。

・フィードバックを前向きに捉えて、次に生かす。
・納期をきちんと守れる。
・レスが早い。

うん、それは大丈夫そう。

頂いたFBはスプレッドシートにすべてメモして、推敲チェックリストを作っている。これまで納期は落としたことがないし、レスの早さにはいつも驚かれる。

2つ目に、ちょっと恥ずかしかったけれど、「わたしをスカウトしようと思った理由は何ですか」とたずねた。

返答はこんな感じ。

「教育ライター」で検索して、わたしのプロフィールにたどり着いた。「英語×教育」ジャンルとの親和性を確認し、次に重視したのは、「経歴」。

クライアントから、「なかなかタフなお仕事の経験をされているな、と思いました」と言われた。社会人としての常識はあるか、難しい状況でも踏ん張れるタフさはあるか。経歴を見て、そのあたりを判断したそうだ。できるだけ長く一緒にがんばれるライターさんを求めている、と。

クラウドソーシングで案件を募集していたこともあったが、なかなか良いライターに出会えなかったらしい。「こちらからライターさんを探して、声をかけるようにしたんです」と仰っていた。

なるほどなー、と思った。

ライター界隈では、「経験を積んだら、早めにクラウドソーシングから卒業しましょう」と言われるが、優良クライアントまで卒業しちゃうことがあるのか。


そういえば、案件に応募して不合格だったときにも、「今後のために…」と質問したことがあった。

XのDMを通じて案件に応募し、指定されたキーワードで1,000文字くらいのテスト記事を提出した。まぁまぁ自信があったのに、5分くらいで返信があり「当社の基準に達しておらず」とのこと。

ショックだったけど、思い切って質問してみた。

よろしければ、基準に達していなかった点をご教示願えないでしょうか? 今後の参考にさせていただきたく、教えて頂けますと幸いです。お忙しい中、大変恐縮ですがよろしくお願い致します。


すぐに返事が来て、「メインキーワードが十分に入っていなかった」とのこと。

SEOのキーワードをどれくらい含めるかについては、いろんな考え方がある。「不自然にならない程度に入れる」というクライアントもいれば、「文字の◯%は関連キーワードにする」とか、「すべての見出しに入れる」とかいうクライアントもいる。

聞いておいてよかった、と思った。聞かなかったら「わたしの文章には、商品価値がないんだ」とか、無駄に落ち込んでいたかもしれない。悩みに悩んで、高額のBrainとか買っちゃってたかも。

今回のこともそう。選んでもらった理由は、「経歴」であり、わたしの文章力でも何でもない。無駄に調子に乗ってはダメよ、と自分を戒める。

健やかなるときも病めるときも、「今後の参考に……」の質問はしてみるもんだ、と思ったのでした。


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