見出し画像

描きたい波が4年に1度やってくる

2024年3月23日に、佐藤友美さん主催「さとゆみゼミ」を卒業。卒業後も、文章力・表現力をメキメキと上げ続けるため、仲間と共に、note投稿1,000日チャレンジをスタート。

Challenge #44

またあの波がやってきている。「絵を描きたい」という衝動。

そんなときの行動パターンはいつも同じ。「絵の描きかた」的なノウハウ本を買う→ 数回、練習する→「自分の描きたい絵と違うなぁ」「何のためにやってるんだっけ?」と思い始める→ やめる。

4年に1度くらいのペースで、同じことを繰り返している気がする。

しかし、今回はちょっと違う。近藤康太郎先生の『宇宙一チャラい仕事論』(CCCメディアハウス)を読んだこともあり、違うアプローチを取ってみることにした。

この本によると、〈遊び〉〈勉強〉〈仕事〉の星をバランスよく保つことが、ナイスな人生にするコツだそうだ。

〈遊び〉を真剣にやると〈勉強〉の星に接近し、ちょっとした事故で〈仕事〉につながることがある。ところが、〈遊び〉が〈仕事〉になると〈遊び〉の星が不在になる。〈勉強〉や〈仕事〉からほど遠い、〈遊び〉を持つことを勧めている。つまり、〈遊び〉→〈勉強〉→〈仕事〉と変化させながらも、つねに〈遊び〉を持て、と言っている。

それを踏まえて、4年に1度やってくる「描きたい波」について、もう一度考える。

わたしは、幼いころから小学校まで、ひまさえあれば絵を描いていた。友だちと代わりばんこで連載マンガを描いて、クラスメイトに読んでもらっていたこともあった。中学校では美術部に入ったが、同人誌的な絵を描く人ばかりでガッカリしてしまった。油絵とかデッサンを描きたかったので、「私が描きたい絵じゃない」と思って辞めてしまった。いま考えれば、好き勝手に描いてれば良かったんだけど。

そう考えると「絵を描くこと」は、私にとって本当の〈遊び〉の星になりえるかもしれない。描きたい波が来るたびに、「ノウハウ本」を買うのは、〈遊び〉を飛び抜かして、〈勉強〉からスタートしているのと同じ。楽しくないし、「何のためにやっているんだっけ?」という気持ちになって、やめてしまうのも当然だ。

まずは毎日、15分だけ絵を描いてみよう。えんぴつとノートで遊ぶ時間を持つ。描きながら「もっと上手になりたい」と思ったら、どこかで学べばいいんだ。ずっと〈遊び〉のままでも良いし。

絵を描くことが〈遊び〉の星、文章を書くことが〈勉強〉〈仕事〉の星。3つの星がバランス良く旋回すれば、人生もナイスに輝くに違いない。

この記事が参加している募集

ライターの仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?