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のれんをくぐった先に。吉井和哉 詩と言葉 展 20 Stories of Kazuya Yoshii

渋谷で開催中(2024.3.29 - 2024.4.14)
吉井さんの、詩と言葉展 という展示会に行ってみました。

詩と言葉展、て何だろう?
ちょっと気になる。
でも、コアなファンしか行かないヤツでしょ?

とか思って、行くのをためらってたんですが(←)
渋谷方面に行く用事があったので、これは!と思い、足を運んでみました(結局行くんかい)


でね、
行ってみた率直な感想。

noteとかで文章書いてる人は、ちょっと面白いかもしれない。
吉井さんの作詞にまつわる、まるで脳内を覗いているかのような空間だったから。

公式HPに載ってる説明はこんなん。

本展覧会は、吉井和哉がソロアーティストとして20年間で発表してきた自身の詩世界を振り返り、新たに書き下ろしたテキストを軸に構成。創作における原風景や込められた思いを本人による言葉とともに掘り下げるほか、秘蔵の未公開詩なども展示いたします。

未公開詩、noteで言う「熟成下書き」だなと思ったw

さらに会場では、楽曲の中で象徴的に使われてきた重要なキーワードとして「20」の言葉を選出。吉井自身がそれぞれに寄せたテキストが記された20枚のペーパーを、お客様が集め束ねて一冊のオリジナルミニブックにして持ち帰ることができます。吉井和哉の脳内を「感じ」+「集める」体験をぜひお楽しみください。

脳内ってまさに書いてあったw

入口に、吉井さんからのウェルカムメッセージがあって。

そして、その先には、オシャレなのれん。
こんな感じ↓

撮影NGだったので写真はないのですが、そこをくぐると、吉井さんの詩がパネルで展示されている、というもの。


のれんと言えば、少し前にこんな記事を書いた。

noteは個人商店みたいなイメージ。
だから、他の人のnoteを見に行く=のれんをくぐって、記事を読みに行く、というイメージなんだよね〜という話。


今回の吉井さんの展示会は、ほぼ文字(文章)しかないのだけど

「は〜。こんなこと考えてるのね」
「あの歌詞って、そういう背景があったんだ」

などと発見があって、本当に脳内を覗く感じ。
そして、その脳内を覗ける感覚が、すごく面白いな〜と。

で、思ったこと。

noteを面白いと感じるのも、たぶん
「脳内を覗ける」感覚があるからなのかも。

書くことで自分の脳内を覗ける。
そして、人の記事を読むことで、他の人の
脳内もチラッと見ることができる。

noteにも色々なジャンルの記事があるけれど、
個人的には「有益情報」みたいなものには、あまり興味がない。

じゃあどんな記事が好きなのかと言うと
まさにその人の、脳内が覗けるようなもの。

悩んでることを、そのまま書き出してある文章があったりすると、あ〜好きだなと思う。

ムリに前向きにオチをつけたり、きれいごとで終わらせようとせず、そのままが書いてあるようなものに惹かれる。

とはいえ
一応オープンにしているものではある。
日記ではないからね。

だから、すべてありのままに書かれていないことも分かってる。

だからこそなのかな?
脳内がチラッと覗けるようなことに触れることができると、なんかうれしいな〜と。

******

ということで?
吉井さんの脳内が覗ける展示会に行ったよ〜
という話でした。

お土産のオリジナルミニブック(左)
(会場にある20枚のペーパーを自分で挟んで作る)
唯一撮影OKだった、桜の塩漬けみたいなノートw

<あとがき>
行き渋っていたのは、場所が渋谷だったからかもしれません。人が多いイメージしかなく、実際もやはり人が多かった。でも、渋谷パルコB1のこの展示会場だけは、人も少なく静かで落ち着く空間でした。
今日もありがとうございました。


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