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2023年旅行記録⑨西武鉄道「幻日のヨハネ」スタンプラリー日帰り強行軍

2023年6月

3月に引続き再び西武鉄道に乗る

3月に西武鉄道で行われた「ラブライブ!スーパースター!!」スタンプラリーに参加するべく青春18きっぷを1泊2日の旅行を2回行いましたが、今度は西武鉄道より「ラブライブ!サンシャイン!!」のスピンオフ作品「幻日のヨハネ」に因んだスタンプラリーを行うと発表がありました。
是非参加したいと思い、急遽上京を企てました。

今回は「青春18きっぷ」のシーズン外でしたので、少しでも旅費を抑えるべく長野県松本までは安房トンネル越えで自分のクルマで赴き、そこから中央高速バスで東京に向かいます。
幸い朝一番の松本インター前4:20発の高速バスの予約が取れました。出発前に仮眠をし、午前1時頃に自宅を出て山越えに挑みます。
最高で標高1,400mまで上がっていき、長野県側は「酷道」である国道158号を走りますが富山に移って十数年、既に何十回も通った道なので慣れたものです。丁度上高地の観光シーズンに入っており更に首都圏や信州から飛騨高山に抜ける車も多く、4ナンバーの軽自動車なのに慎重に走っている高級外車を煽るようになってしまうのが反省点です。

夜明け前の松本インター前バス停併設の駐車場にクルマを停め、バスを待ちます。ここはバスに乗った際に乗務員からサービス券を貰わないと駐車場代が5,000円加算されてしまう仕様になっています。余程バス利用者以外の無断駐車が多かったのでしょう。

週末を中心に満席になる事が多い中央高速バスですが、アルピコ交通では結構柔軟に続行便を出してくれており、非常に助かっています。
約1時間半高速を走り、山梨県の談合坂SAで休憩になりました。通常はもっと甲府寄りの双葉SAで休憩になるのですが、都内の渋滞を見越しているようです。

休憩中停まっているバスを見ると、同じ時間に走るバスですが元々の定期便と続行便の違いを感じました。

今回は終点の新宿まで行かずに都内に入って最初の降車停留所である中央道日野でバスを下ります。

高速道路上のバス停でバリアフリーのかけらもありませんが徒歩圏に多摩モノレールの駅があり、東京都西部から非常に利便性の高いバス停です。

中央道日野バス停から徒歩10分弱の多摩モノレール甲州街道駅からモノレールに乗り、一旦南の終点・多摩センターまで向かいます。目的は「鉄道むすめデジタルスタンプラリー2023」のスタンプ集めです。

無事多摩センター駅にあるQRコードを読み取ってスタンプを取得し、一旦改札を出て朝食の後折り返して北に向かいます。北側の終点・上北台駅の1つ手前で西武線に接続する玉川上水駅でモノレールを下り、ここでもデジタルスタンプを取得。次いで西武線の自動券売機で切符を買って今回のメインイベントである「幻日のヨハネ」スタンプラリーに出発です。

都内と埼玉県内のスタンプ設置駅を周ります。概して電車は立ち客がおり、仕事やレジャーでよく利用されている様を見せつけられました。

勿論、埼玉県内の駅では「埼玉新聞」を置いているかしっかりチェックします。東武やJRの駅ですと置いていない売店を結構見掛けます。

余り天気は良くありませんでしたがスタンプラリーを行っている同志を見掛けた他、西武球場ではこれからデーゲームの試合があるらしく観戦客が多数乗り込んでいました。

6月の曇天下での屋外、湿度は高く汗ばみます。

西武球場前駅でスタンプを押した後少し寄り道をします。西に飯能に向かいます。

飯能駅で西武秩父行きの電車に乗換えますが、次の東飯能駅で電車を下ります。目的は当時発行元の倒産・休刊の話があった飯能市で発行しているローカル新聞「文化新聞」の社屋の訪問です。新聞社自体は2019年に訪問済みで新聞も入手済でした。

尚、休刊を惜しむ声が非常に多く、2023年6月末付で休刊したものの同年10月に復刊を果たしています。

破産開始決定を告げる貼り紙がされた社屋を一瞥し、飯能駅まで歩きます。途中飯能市が舞台になっているアニメ「ヤマノススメ」推しの店を見付けて休憩がてらアイスを頂きました。店主さんもなかなか気さくな方でしたがこちらが作品に余り明るくなく申し訳ない気分でした。
更に飯能駅に足を進めると埼玉県に本社を置く「餃子の満州」があり、ここで昼食にしました。

飯能駅に戻り西武線で池袋に向かいます。池袋線沿線でも途中下車してスタンプを押し、最後に池袋駅で全てのスタンプを押し終わり、記念品のポストカードを入手しました。

ミッションコンプリート、暫し都内をさまよう

本日の最大の目的を終え、帰りの高速バスの時間まで都内の「ラブライブ!」シリーズ所縁の場所を周ります。
先ずは山手線に乗り原宿で下りました。「ラブライブ!スーパースター!!」の舞台となっています。言わば「聖地巡礼」です。インバウンドも多く、世界中から集った観光客や学生、若者などが入り混じって人手の多い竹下通りを歩きます。

軽く人酔いした後再び山手線に乗り、秋葉原に向かいます。「ラブライブ!」の舞台です。丁度「ラブライブ!」シリーズのイベントが行われていました。会場には行けませんでしたが駅周辺を少し歩くだけでも多数の装飾やキャラクターが描かれた看板があり、ラブライバーの気持ちは昂るばかりです。

秋葉原駅高架下の駅ナカ店舗でも「ラブライブ!」関連グッズが多数あり、財布の紐を何とか保とうと必死です。JR西日本エリアである富山県在住者ですが、本来はJR東日本エリア在住者の為のJREポイントも貯めてしまいます。

秋葉原駅の駅ナカ「アトレ」の1階にあるカレー店「エチオピア」で夕食にします。本店は東京の駿河台下にある喫茶店であり、その近所の大学に通っていた時によく通い、友人と何時間も話しをしていた思い出があります。

秋葉原の澱んだ空気を久し振りに満喫した後、松本行きの高速バスに乗るべくバスタ新宿に向かいます。

帰宅の途に就く

新宿に着いてバスタ新宿へのエスカレーターを登ります。寂しく感じる瞬間です。

バスはバスタ新宿22:25発の最終便に予約を入れていましたがまだ時間があります。スマホで予約、決済済みでしたのでもしかしたら早い便に変更できるかと思い、見てみると約1時間早い便がまだ空いていました。但し中央高速バスは事実上の変動運賃を導入しており、決済済みの最終便より100円高くなっていました。それでも早く帰れるのなら、と差額の100円だけをカード決済しました。

バスを待つ間にバスタ新宿内を少し歩きます。車中での飲食物や土産物を求める人でごった返しているコンビニはファミリーマートからデイリーヤマザキに代わりました。

ホームからは次々と全国各地に向けて高速バスが出ていきます。暫し眺めていました。昭和の時代は東京駅や上野駅から全国各地に向けて夜行列車が発車していった時間帯ですが現在は夜行便は高速バスに取って代わられてしまいました。

やがてお目当てのバスタ新宿21:05発の松本行き高速バスが入線しました。予約変更済みのスマホの画面を見せて席に座ります。乗務員さんも座席指定が書かれた紙の台帳ではなくタブレット端末を持って確認していました。

歩き疲れたせいか車内では暫し微睡み、気が付いたら既に山梨県に入っていました。双葉SAで休憩です。

日付変更線を過ぎて松本インター前に到着しました。ここからはクルマに戻り山越えを伴う帰宅の途に就きます。

松本の市街地を抜けて国道158号を走っている途中で検問がありました。土曜の夜なので飲酒の取り締まりでしょうか。富山県公安委員会発行の免許証を見せてどこまで行かれるか聞かれたので「富山までです」と答えると呆気に取られた表情をしていました。松本~富山間は山越えを伴い、有料道路のトンネルを通るものの139km、ほぼ下道ですが3時間程で往来出来る距離です。個人的に感じるのですが、長野県民は東側の東京寄りは関心あるものの西側には殆ど関心がないように思えます。

真夜中なので交通量はそれ程なく、快調に北上していきます。安房トンネルを通り岐阜県入り。対向車も殆どない中で鹿にぶつかりそうになりましたが回避し、飛騨市旧神岡町の道の駅で休憩し3時過ぎに帰宅しました。

尚、降雪地と言う事もあり富山県では新聞配達にバイクを使う事は少なく、圧倒的に持込みの車での配達が主流です。

今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)

市民タイムス(長野県松本市)
北日本新聞(富山県)
富山新聞
信濃毎日新聞(長野県)
山梨日日新聞
埼玉新聞
北陸中日新聞(富山県向け)
中日新聞(長野版)
東京新聞

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