見出し画像

「手放すと入ってくる」の答え合わせ 独立して変わった5つのこと

こんにちは。ようこ@自分軸手帳と申します。
このnoteを見てくださり、ありがとうございます。

自分軸を見つけて育てるための手帳 「自分軸手帳」の制作と、手帳を続けるためのオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」を運営しています。

「手放すと入ってくる」って何なんだ

私は9か月前に会社員を辞め、好きな仕事で独立しました。

会社員を辞めると迷っている頃、「手放すと入ってくる」が気になって仕方ありませんでした。
根拠なく聞こえる。でもあちこちで聞くから真理なのかもしれない。でもね、入ってくるか確証がないから手放せないんです。そう思っていました。
独立して9か月経った今、当時のわたしに、そして同じように不安を抱えながらもその先の希望に手を伸ばしたいと望むあたなに届けたくて、このnoteを書きます。



独立する前、私はこんなことを不安に思っていました。

・安定収入がなくなる、収入を得られなくなるのが怖い
・今一緒にやってくれている人が離れていくのが怖い
・続けられるか不安

同時に、独立したら「本当はずっと我慢していたこと」を変えたいという希望を抱いていました。
・時間が自由になる
・自分軸手帳で人と社会の役に立つことをする
・後回しにしていた自分のために時間を使う
・やりたいことにかける時間を持てる(学び、発信、手帳を書く)
・人間関係を選べる

さて、独立した結果。

時間の使い方

こんまりさん的に言うと、24時間がときめく時間になりました。
ヒャッハーーーーーーー!という感じです。伝わるかしら。

平日昼間の時間、いちばんエネルギーに溢れている時間をすべて自分の好きに使えるすばらしさといったら!これが、独立して一番変わったことで、最大のメリットです。

大好きな仕事を存分にできるように。隙間時間じゃなくて。時間を理由に諦めずに。自分軸手帳の仕事を!堂々と存分に!昼間にできるの!全世界に叫びたい気持ちです。仕事を進めるだけでなく、コミュニケーションを取る時間をたくさん取れるようにもなりました。
私の幸福の源泉、家族との時間をじっくり。長男の不登校に「おかあさん出勤せな…」という焦りなく寄り添えたり、朝家でたっぷりじっくり遊んでから登園したいし、平日15時からのスイミングに通いたい次男の希望もOKです。
健康に時間をかけられるのも最高。健康オタクな私にとって、平日3回の朝ランニングを欠かさず、睡眠時間もしっかり7時間取れる生活は至福です。歯医者や美容院などのご自愛も誰とも調整不要で昼間に行くことができるようになりました。
深く学び、自分軸手帳に還元する。人生を変えるような学びを得る時間も取れるようになりました。学びは自分軸手帳に直結するので、人のお役に立つことが喜びです。旅も人に会いに行くことも自由です。
ゆとりをもって、自分が大切なものだけに24時間を配分する生活は、非常に幸福感が高いです。

Before:独立前

・毎朝4時半起き。繁忙期は3時起き。朝活に自分軸手帳のほぼ全てを詰め込んでいたので、優雅な朝活ではなく「ねば朝活」。
・子どもと就寝するが、早起きしたいので就寝時間にも口やかましい。夕食あたりからガミガミし出す。
・ほぼフルタイムの会社員(プチ管理職)、未就学児+小学生の家事育児、自分軸手帳のトライアスロンでジャグリング状態。
・常に時間がなく、いつもすべてがギリギリ。いつも何かが遅れてて、誰かに謝っている。
・自分軸手帳でもっとやりたいことはあるのに、時間を理由に諦めている。
・自分軸手帳の仕事は、常に時間ギリギリなのでじっくりと想いを交わす余裕はない。「汲んでついてこられる人だけ」一緒にいられる状態。
・平日昼間の会社員の時間帯は、どんどん会議が入る。
・生産性と時間の密度は高い。異様に高かったはず。

After:現在

・5時起き。朝はのんびり手帳タイムを楽しむ。
・家族とゆっくり朝食を食べ、遊んでから子どもたちを見送る。
・仕事前にジムで5km走り、心身ともにリフレッシュしてから集中して仕事。気分や仕事内容によって、自宅やカフェなど仕事する場所を選ぶ。
・自分軸手帳で関わる人と、じっくりとコミュニケーションを取る余裕がある。運営チーム、サポーターさん、部員さんと。ずっとこれがしたかった。
・時間の密度と生産性は下がった。いや、これくらいでいいのかも。

試行錯誤

・仕事は与えられるものから作り出すものに変化。そのため、自分で事業計画を立て、優先順位をつけ、時間割を組み立て、人と協力して実行する、というすべてを自分でやることになりました。
・24時間すべてが私の自由ですが、休みも決まっていないので、気づけばついつい楽しくてブラック労働。
・24時間ときめく~~になるまでに、相当の試行錯誤をしました。いや、試行錯誤は永遠に続きます。
・時間の使い方の試行錯誤は、神時間力の実践に詳しく書きました。

人間関係

ドラクエ風に言うと、旅の仲間を選べるようになりました。
私は村人でも、魔法使いや剣士、踊り子とパーティーを組めるのです。

好きな人と働ける。
その人と、関係も仕事も育める。
それって、可能性が無限に広がる世界だと知りました。

自分の苦手は、誰かの得意と交換する。人間関係という文脈で衝撃的だったことです。わたしに情熱はありますが、事務作業全般ができません。でも、事務作業が好きで得意な人と組めばお互いに輝くことができます。同じように、改善し続けることは得意ですが、ゼロベース思考は苦手です。これも、ゼロベース思考の誰かと改善の私が組めば、補完し合う強いチームが作れます。同様に、コーチ、デザイナー、編集者、税理士、カメラマン、プロデューサー、コンサルタントなど様々なその道のプロの得意を借りることで、私は自分の得意に集中して伸ばすことができるのです。
好きな人と、心でつながる。仕事も関係も育む。組む相手は自由。同じ夢を見て一緒に仕事も関係も育み、それぞれの強みと得意を活かして補い合うことができます。弱みや不得意の開示が、誰かの得意を輝かせることになる、一緒に育んでいけばいい。というのは目から鱗の経験でした。そして、心でつながるためには「業務依頼」ではなくてWHY=想いを伝えるコミュニケーションが大切です。恥ずかしがらずに、熱い想いを伝える程に、化学反応が起きていくと感じます。
師も、選べる。ロールモデルも、見渡す限り無限大です。憧れの人、自分を成長に導いてくれる人に仕事として教えを乞うことができるのは、最高としか言いようがない。


Before:独立前

・人間関係は「与えられるカード」。当たり前だけど上司も組む相手も自分に選択権はない。いい人ばかりでしたが、「その中でなんとかしよう」という枠の中思考だった。
・取引先は、自分では選べない。社内で承認を得るためのロジック思考で決める。
・お客様は、自分では選べない。世界に貢献するすばらしい製品を売る会社だったけど、ペルソナが自分と違いすぎて共感や情熱は持てなかった。
・ロールモデルはつい社内で求めてしまう。だって他社や他業界にロールモデルを見つけても、自社でかなわないなら、虚しいじゃない?

After:現在

・人間関係は自分の意志で選んで育むもの。心が通う相手と仕事をすると仕事がライフそのものに変わっていく。永遠に仕事していたくなる楽しさ。
・取引先は、自分の感情で選べる。必ずしも合理的な判断にならなくても、「この人と仕事をしたい」で選び、お金は感謝の対価であると実感できる。
・お客様は、選ぶ状況ではないが、自分の発信とスタンスで自然と決まる。共感する、好きな人ばかり。全く合わない人は、そもそも来ない。
・ロールモデルは無限にいる。自分がどうなりたいか?求めれば自然と見つかる。
・利害関係ではなく信頼関係でつながる。

試行錯誤

・私の至らなさで失敗や痛みも経験しています。その痛みはいまも携えながら、心でつながる組織作り、多様な人と協働できる自分への変革への糧としています。
・組む相手は自由ですが、相手も私と組まない自由があります。会社のように「必要な担当者が任命されて揃う」わけではありません。弱小なので、振り向いてもらえないこともあります。
・「一緒に居たい」と思い続けてもらえる自分でいることも重要です。会社所属のように確固たる居場所は保証されていません。独立心、主体性のある人が集まるからこそ、一緒に居ることでワクワクや成長を感じられる場所を提供したい。現状維持は衰退ってやつです。

「はたらく」ことの捉え方

ライフとワークが完全に融合しました。
時間も思考も経験も、すべてがワークの目的に繋がり、仕事での経験がライフにまた還元されていくので、切れ目というものがありません。これは、シンプルにとても満たされる状態です。

はたらくことは喜び。手帳で人生が変わった、自分のことが好きになったと語るお客様の喜びが私の喜びです。自分のミッションステートメントと自分軸手帳のミッションビジョンバリューは直結しているので、価値観と目標と行動がすべてピタリと揃った状態です。大聖堂を作っているレンガ職人のように、あらゆる仕事が楽しいです。あ、苦手なタスクもありますけどね。
学びは仕事に還元される。私は学びが趣味というオタク気質です。会社員の頃から学びは楽しかったけど趣味の領域。今は学ぶほどに自分軸手帳に、お客様に還元できるので、学びと事業の成長が直結し、もうナニコレ趣味が仕事になってる状態です。
仕事仲間は同僚でも友達でもなくて運命共同体。ちょっと大げさかもしれませんが、一緒にはたらくチームメンバーも、いわゆる外注先という外部のプロも、「この人と一緒に自分軸手帳を作り上げたい」と思う大好きな方ばかりです。だからね、全員好きなんです。好きな人としか仕事していないんです。
あらゆる経験が糧になる。商材が手帳だからというのもありますが、毎日のあらゆる経験が「手帳を使って自分らしく楽しい人生を送る」ことへのヒントでありネタになります。私が自分軸手帳の一番のユーザーだと思っているので、ポジティブ、ネガティブ、あらゆる出来事や感情が糧になります。


会社員だって与えられる仕事の枠を超えてチャレンジできるんです。人間関係だって自分で見つけて広げることもできる。私がそうしていなかった、というだけの話です。
でもね、会社員でいると「与えられる目標や人間関係」で余白いっぱいまで埋まります。与えられたものを全うすれば、お給料がいただけて安定が保証されるのだから、枠を広げる切迫感や動機は生まれづらいです。
私はmotoさんの「自分株式会社」という考え方が好きで実践しているつもりでしたが、半分しか理解できておらず、「転職市場で売れる釣書を作る」活動に終始していたな、と今は思います。

Before:独立前

・仕事は与えられるもの。私の目標はその枠の中で評価されること。もう一度繰り返します。当時の私のゴールは評価されることでした。
・ゴールとゲームのルールが明確なので、逆算的に戦略を立てることができ、オンオフの境目がはっきりしている。
・キャリアは武器であり、自分の市場価格、つまり転職市場における年俸を高く保つためのもの。
・私の2020年の手帳に書いた目標には、「欲しい結果を引き寄せる。評価と結果の設計」という項目があります。これはまさに、評価されることがゴールになっている実例です。当時は迷いなくそれで満足してたんですけどね、うん。

2020年の目標


After:現在

・仕事は魂の喜びそのものであり、作り出すもの。私の目標は自分の好きと得意を使って人と社会の役に立つこと。
・正解もゴールもないので、逆算的に戦略を立てるよりも、積み上げて育てていく順算的アプローチになる。その広がりこそが次の喜びであり、選んだ道を正解にする姿勢になる。
・ルールを作る側になる。欲しい未来は自分で描き、どんな価値を提供し、どんなお客様と出会うか。どう働くか、誰と働くか、すべては自分で決める。

試行錯誤

・与えられた枠の中で評価されることに慣れ切っていた生粋の会社員体質だった私にとって、「自分で作らなければ仕事はない」「マイナスが出れば自分がかぶる」という世界観は、最初の頃恐怖でしかありませんでした。
・長く会社員をしていたので、「自分で決める自由」が楽しいとは最初は思えませんでした。だって誰かが決めてくれたら、楽じゃない?これが楽しいと思えるまでには2年ほどかかり、その間ヒリヒリする気持ちの連続でした。
・ストレッチゾーンに行き、ヒリヒリする経験をする。その積み重ねでだいぶ心臓に毛が生えたし胆力もつきました。まだまだですが、自分の筋力と胆力がついてきたと感じられ始めた頃から、はたらくことは喜びとなりました。


収入とお金との付き合い方

お金とは、価値を届けて感謝の証としていただくもの。そしてお渡しし、循環するもの。「お金はエネルギー」という以前なら毛嫌いしていた言葉が腑に落ちるようになりました。

売上は、作るもの。会社員のように給与が安定していただける身分ではなくなったので逆に芽生えた意識です。自分を含め、仲間にも外部のプロにも感謝の対価としてのお金を渡すため、いくら必要なのかを考え、それに対して収益を作っていく意識に切り替わりました。

未来は青天井。私にも、仲間にも。収入面では、私自身は会社員時代より一旦下がっているので、今は「金額面でも豊かに!」ではありません。が、未来は青天井だと確信を持っています。私の独立と直接は関係ありませんが、自分軸手帳の収支を改善するなかで関わってくださる方への金銭的報酬も以前に比べて適正にお渡しできるようになってきています。感謝は心でも伝え、そして当然金銭でもお渡しする。さらに、私には「お客様に価値をお届けした上で、人件費をこれくらい出したい」という次の夢があります。3年先まで書いた事業計画は、その夢への実現ルートです。

お金は未来への先行投資。自分軸手帳を始めた頃は、会社員の趣味のような形で始めたので、事業資金などもありませんでした。このため、先出しでお金を使うことがマイナスのように感じられて怖くて、「必ず回収できそうなもの」にしかお金を使えませんでした。現在は、私の個人と自分軸手帳の収支を切り分けられるようになったので、やっと未来への先行投資としてお金を使えるようになりました。

Before:独立前

・お給料はいただくもの。収支の目安が明確だったので、ライフプランや家計管理は「お給料の枠の中で」考えやすいものでした。夫婦ともに会社員の頃は、ライフプランを毎年出して、家計管理をしていました。
・自分の収入は、スキルや経験値によって決まる。このため、自分の釣書=職務経歴書を整えて年収の市場価格をいつも意識していました。

After:現在

・売上も収入も、自分で計画して作るもの。必要な収入、売上を考えてそこに向けて事業計画を作るようになりました。
・夫婦ともに独立したため、毎月定額の給与が数年先まで見通せる、という状況ではありません。また、2人ともライフワークを仕事にしたため、これまでの個人支出の一部が経費になりました。ということで、ライフプランやシミュレーション、家計管理は放棄しました。現在は、毎年の資産形成額のみを管理し、生活などに必要な額を決めてそこに向けて仕事を作るスタイルです。
・お金は感謝の証として支払うもの。購買や契約は投票と同じ行為です。支払う金額、支払う先には自分ごととして納得感を持って支払うようになりました。同時に、適正な価格で発注できることに、社会に正しく参加しているような喜びも感じます。
・お金は自由と力を与えてくれる。以前よりもさらに、自分で人生を生きる力だと捉えるようになりました。

試行錯誤

・会社員の頃には単なる「数字」だった請求書の支払額が、払うたびに痛みを感じるほどの衝撃でした。特に事業資金が用意できていない初期の頃は。クレジットカードは何度も止まりました。
・起業初期は、周囲の方々が温情価格で仕事を請け負ってくれ、ずいぶんと金銭的にも感情的にも助けてもらいました。
・会社員を辞めて一旦収入が減ったため、個人のお財布がこれまでの雑な収支管理だと赤字になることが増え、色々と見直しを迫られています。

人生の濃度

自分軸手帳をはじめてからの3年半、独立してからの9か月は、それまでの人生の何倍もとびきり濃くて、夢の中のような時間です。
苦労と言えることも、のびしろへの成長痛として、楽しみのひとつです。

これまで書いてきた、時間の使い方、人間関係、はたらくこと、お金との関係、すべてを自分で選んでいる感覚です。自由には責任も伴いますが、人生の選択肢を自分で決めていくことに、「生きてる!」という感覚があります。いや、前から生きてはいましたけどね。

選んだ道を正解にする。かっこよさげなセリフ①。でもこれは真実です。一人ひとりの人生に正しい答えはありません。会社員であれ、学生であれ、自営業であれ、自分の人生をどう生きたいか定め、その道が自分にとって正解となるように、人生の冒険を進めていくのみです。

現状維持は衰退。かっこよさげなセリフ②。これも真実です。以前は「そんなこと言っちゃってきっついなー」と思っていましたが、自分が現状維持だと周囲が成長した時に自分は相対的に後退してるんですよね。現状維持は衰退です。

成長のスピード。この3年半は、人生で一番濃くて、自分の成長スピードが速いです。会社員の頃もまじめにがんばっていたのですが、正直5年前と大して変わってないな…みたいなこともしばしば。今は、「えっあれ1年前なの?私めちゃくちゃ成長したわ!」という思うことばかりです。

自分が、自分の可能性を信じる。わたしの中にはたくさんのマインドブロックがありました。望みを叶えてもいいの?今の仕事を手放したらもう再び手に入れることはできないかもしれない。挑戦したい?自分にはきっと無理。そんな風に、自分にたくさんの「できない理由・やらないほうがいい理由」の呪いをかけ続けていました。でも、自分が自分の一番の応援団でいてあげなくちゃね。

雇われていることは安定ではない。会社員=安定、とずっと強く信じてきたので、会社員を辞めることが怖かったのです。が、会社員でいると、その組織の中で評価されることがゴールになってしまい、「現状維持は衰退」という強いモチベーションは働きません。独立した後の自分の成長スピードや経験値を考えると、会社員で居続けたら私は数年後には茹でカエルになっている可能性が高かったと、会社を辞めてみて感じました。それよりも、自分の手で価値を作り出し、お客様に届ける力をつけるほうが、長い目で見た安定なのではないかと感じています。

「手放すと入ってくる」の答え合わせ

ここまで読んでくださった方は、
「この人は手放して良かった結果だけど、独立して仕事に恵まれたラッキーなだけなんじゃないの?上手く行ったから言ってるだけなのでは?」と思われるかと思います。実際、たくさんの運やご縁には恵まれているので、すべてが実力と言うつもりはないのですが。

ただし、確実に役立った事前準備があります。
それは、手放したその余白に何を手にしたいか明確にイメージしておくこと。

時間、人間関係、仕事へのスタンス、給与収入について、私はいったん会社員として持っていたすべてを手放しました。
その余白に、新しいものが入ってきたのですが、何も考えずに手放しても、同じようなものが入ってくるだけ。

私は手放す前に、
どんな時間の使い方をしたいのか。
どんな人と付き合っていきたいのか。
何を感じて仕事をしていきたいのか。
いくら稼ぎたいのか、何にお金を使いたいのか。

逆に、今は何を我慢しているのか。
手一杯持った荷物で、本当は捨てたいものは何か。

これらをすべて、明確に言語化しておきました。
今、会社員を辞めて9か月経ち、望んだものはほぼ全て手に入っています。
というとスゴイ感じがしちゃうかもしれませんけどね。
会社員だった私が想像できる範囲のものは叶った、ということです。
この先は、今の自分が望むものを描き直していくことになります。

これって、クローゼットと同じかな、と思うんです。
クローゼットの中身がときめかない。飽きてしまった。

でも持っているから、捨てるのはもったいないから、とそのまま着続けることもできます。
新しい服が欲しいと、買い物にでかけることもできます。
その時、着てときめく服、自分に似合う服や、自分を輝かせてくれる服を予め知っておき、「こんな服が欲しいな」と思って探したら、きっと出かけた先ですてきな服との出会いがあります。
でも、何も考えずに買い物にでかけたら、きっと似たような服や無難な服ばかり選んでしまいます。

手放して何かを得たいなら、どんなものを得たいのか考えておく。
すべては手に入らないかもしれません。
もしかしたら、自分の想像を超えるような素敵な出会いがあるかもしれません。

手放して、入れたいあなたへ

このnoteを読んでくださったということは、少なからず「手放すと入ってくるの?ホント?」と思われていることと思います。

手放してちょっと、いや大分いいことがあった私から最後に贈りたい言葉は、意外と怖くないよ、ということです。

人間って、「今持っているもの」が良く思えて手放せない生き物です。
でも、いま大事に握りしめているそれ、本当に本当に、手放せないいいもの、でしょうか?手放したら二度と手に入らないですか?5年先も、一番大事な宝物でしょうか?

もし、アレ?と思われたならば、
クローゼットの入れ替えを考えるように、
この服は本当に本当に私に似合う?
もっと自分を輝かせてくれる服があるのでは?とイメージしてみてくださいね。

自分軸手帳を支えてくれる仲間と
自分軸手帳を愛してくださる皆様に大きな感謝を込めて。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?