母に会うと、お酒が飲みたくなる

1ヵ月経ってしまった。
母のところに行かなくちゃ。

誰に強制されるわけではないのに
母の面会に行けないと
罪悪感で潰されそうになります。

片道1時間。

嫌なわけじゃないけど
どうにも気が進まない。

今日は自分を奮い立たせて
母に会いに行ったけど、両手首を強く握られそのまま腕、そして首へ。

「頭がゴチャゴチャで気が狂う」

そう言いながら、私の首の真ん中を親指で押さえる母。

たぶん、きっと、
腕をマッサージしてくれようとしたのだと思います。

母はもともと握力が強く、病気になった今もその握力は健在です。

でも、首元に手がかかって力が入った瞬間、ビクッとしてしまいました。

そう思った自分が、すごく悲しい。

排泄物の臭いが少し漂う部屋で
ずっと天井に向かっていたら
気が狂うよね。

帰り道、何だかまっすぐ帰れる気がしなくて寄り道。
そして、ビールを飲んでいます。

フランボワーズビールですって。
とってもおいしい。

母に会うと一気に精神が疲れて、夕飯も作れなくなります。
今日はお弁当を買って帰ろう。

母のことが大好きだったのに、
何だかもう、どうしていいのかわかりません。

介護と子育て。

生きるのも生かすのも、簡単じゃないですね。

乾杯！