子どもに甘えているのは私かもしれない。
お風呂から出て子どもたちに保湿をし、バサっとパジャマを着せて
やっと私もパジャマのズボンを履いたら
私の腕の下をスルッとくぐり抜けてチョコんと膝の上に乗ってくる1歳のナツ。
その瞬間、
「ナツだけのカカじゃないんだからね、みんなのカカなんだからね!」
と、学級委員のように注意する3歳のタイ。
みんなのカカ。
ありがたいなぁと思います。
実はこの日の朝、私はタイを激しく怒りました。
朝ごはんをチンタラ食べて、お箸でご飯をかき混ぜたり、ふざけてコップを落としたり。
都度注意する夫と、ある程度見守る私。
でも、どこかのラインを超えた時、プチンと切れてしまって、怒鳴っていました。
やんちゃを笑って受け入れられる母でいたい私と、行儀が悪すぎることに対して許せない私が気付かぬところで闘っているのだと思います。
そしてたまに、許せない私が勝ってしまって突然怒鳴ってしまうよう。
それはきっと、何があっても子どもたちは自分のことを大好きでいてくれると知っていて、こんな酷い怒り方をしてしまうんだと思います。
だってこんな怒り方、親友にも夫にもしないもの。
大切な人には伝えたいことをどうしたらわかってもらえるか、考えながら言葉を選びながら伝えるもの。
それなのに大切な子どもたちにはそれができないのは、甘えてるんだろうなと思います。
そんな夜、「みんなのカカなんだからね」と言ってくれたタイ。
あんなに怒られて泣いていたのにさ。
優しくなりたい。朗らかでいたい。
ご飯なんて、人を傷つけたわけじゃないんだから、今だけと思って笑って許したい。
いつも同じ反省だけど、ちゃんと謝って少しずつ私が成長しようと思います。
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