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ほぼ日手帳と、気持ちとか。

去年の年末に、ほぼ日5年手帳を買ってみました。
続くかわかりませんでしたが、とりあえずできる範囲でやってみることに。

結論、続けることができています。
初めての5年日記を、ここ約2ヶ月分、喜ばしいことに毎日書き続けることができているのです。(3月5日現時点)

今回は、「日記を書き続ける秘訣」と「併用するのにオススメの小道具」について語る回でございます。

ほぼ日手帳いいって聞くけど実際どうなの?って思ってる方や、日記続かないんだよな〜とお悩みの方、へぇー続いてるんだ やるじゃんよかちゃそ、って方まで、またどれにも当てはまらない方にも楽しんでいってもらえると嬉しいです。


1.日記を続ける秘訣

もともと、続けることや継続することは得意なタイプでした。
そんな中でも、なかなか続けられなかったのが「日記」。

続かない理由は主に3つ。

  1. 書けなかった日があると嫌になってやめちゃう。

  2. 完璧を求めすぎて続けるのが億劫になる。

  3. 習慣化できずに気づいたら忘れてる。

必ず上記のいずれかで踏み止まってしまい、せっかくお気に入りの手帳を見つけても可哀想な結果に終わるのが常でした。

根が生真面目なもので、小学6年生の頃に担任の先生が始めた「一行日記」だけは1年間続けることができたことを覚えています。なぜなら、毎日提出するという習慣が確立されており、宿題の一貫のような立ち位置だったからです。タイトル通り「一行」だけでもいいので、習い事で忙しい日には軽く綴り、時間がある日には1ページ分イラスト付きで書いたりと枠にとらわれず続けることができていました。何より、担任の先生から毎日コメントが返ってきて、”先生との秘密の交換日記”みたいな感覚になってとても楽しかったのです。

さて、社会人になると日記を提出する相手なんていません。
誰かからフィードバックを受けることもありません。
かといって、SNSに発信するほどインフルエンサー的立ち位置でもありません。

それでも私が、ほぼ日5年手帳を買ったのは「この5年間で起きるであろう変化やそれに伴う感情を大切にしたい」という想いが強かったから。

続けるためには、続かない3つの理由を打破する必要がありました。
そこで編み出したのが以下の3つのポイント。

💡 書けなかった日は後から埋める。
💡 基本は3行。もっと書きたいときだけ隣のフリースペースに侵食。
💡 書く時間帯を決めて習慣化する。

よかちゃそ流の続けるコツ

この3つのポイントを攻略してからは、日記を書くことが日常になり、むしろ書いていない日のほうがなんだか落ち着かない程になります。これ、本当です。

今は便利な時代なので、5日くらい書けてなくてもスマホのカメラロールを見返せば何かしらヒントになる写真が出てくるはずです。

3行くらいなら、忘れていた記憶もなんとか思い出してどこに行ったとか、食べたものくらいは難なく書けちゃいます。

そうすると、だんだん日記を書ける時間帯が生活の中から見えてくるんです。例えば、朝から出かける日はメイクもあるし帰ってから書くとか、夜ご飯を食べに行く日には次の日の朝起きてから書くとか。私の場合は、朝起きて朝ごはんを食べて、美味しい飲み物を飲みながら昨日の分の日記を書くことが多いです。時間がないときには、夜寝る前にハーブティーを飲みながら書いたり。

大事なのは、日記を書く時間はここだけ!と決めちゃわないこと。
その日のスケジュールや1週間の予定に合わせて臨機応変に時間帯を変化させてOK! そう思うことが継続する秘訣なんだと思ってます。

1ヶ月くらいすると、続けられていることに喜びを感じて自己肯定感も上がり、だんだん自分のスタイルが出来てきて楽しくなるので明日も書きたくなる、という好循環が訪れてくれるのです。


2.セットでおすすめの小道具

ここからは、ほぼ日5年手帳を続ける上で併用するのにおすすめな便利グッズをご紹介します。

一つ目は、「クリーム色の修正テープ」。

紙製修正テープ「クリーム色」/デザインフィルmidori

この修正テープの色が、ほぼ日さんの紙の色と同じで書き間違えても消すのが苦になりません。修正した上からペンで書き直すこともできる優れもの。ちなみに、ペンはジェットストリームの0.5ミリを使用しています。シャーペンだと5年後には擦れたり消えかかったりしてしまう恐れがあるので。また、0.3ミリとか細いペンにしてしまうとほぼ日さんの紙は割と薄めなので破れてしまうので注意です。


二つ目は、個人的なものなんですけど、「なんでも書けるノート」です。

ほぼ日と同じA6サイズ

このノートは、ほぼ日さんとは直接的に関係があるわけではありません。でも、併用することで日常生活が凄く有意義になるんです。

いわゆる「なんでもノート」。
何を書いてもいいジャンルに決まりのないノート。

前項でも挙げたように、ほぼ日の日記は毎日3行を基本とするくらいのスペース。したがって、考えたことや感情や今後の計画などを書くほどの余白はありません。

そのコンパクトさだから続く。だけど、思考や感情の動きを書き留められないのは5年続けるのに勿体無い。多少の付け加えならフリースペースに書けますが、限りがあります。

そこで、まっさらなノートを用意してほぼ日さんと併用するようにしてみました。私はこのノートを家族で行ったベトナム旅行で購入したので、思い入れのある一冊です。だからこそ、大切に使おうと思えているし、ほぼ日さんと同じ大きさくらいなら全部埋めたくなる衝動にも駆られずに済むので助かっています。

特に気持ちの整理に使っているので、私はこのノートを『気持ちとか。』と名付けました。

手作り刺繍のお店で購入。花びらのグラデーションカラーが可愛い。


3.転職とほぼ日5年手帳

2024年の1月から始めたほぼ日5年手帳。
すでに、沢山の変化が訪れていて日々様々な感情や体験を経験しています。

特に大きかったことは、人生初の転職。
そこまでの道のりが1日ずつ当時の自分の言葉で記録されているというのは、今読み返しても面白いものです。落ち込む日があっても、うまくいかない日があっても、いずれ良いことが待ち受けているので、「停滞」「辛抱」はあっても「後退」の日々はないことが実感できています。この2ヶ月をひとまとまりで見ても「成長」を我ながら感じることができるのです。

私にとって日記を綴ることは、noteで「今」を書き留めたいと思うことと似ている部分があります。自身の歩みを視覚的に確かめられる材料になるし楽しいものです。

転職を機に新しいライフスタイルに変化しても、自分の心地よいルーティンを見つけて日記や気持ちとか。を続けていけたらと思います。


開いた表紙の裏ページには、ステッカーたちを集めて貼ってます。
気持ちとか。残りのページは3分の1になりました。



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