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【京都記念 2024】重賞展望~G1レースの前哨戦。淀でぶつかり合う実力馬の走りに刮目せよ~

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レース展望

①コース形態
スタートから平坦な直線が続き3角まで397mと距離があるため、ペースは緩みやすい。京都コース名物の淀の坂があるため、下りから一気にペースが上がり末脚の持続力比べとなる。瞬発力不足でも下り坂によって加速が付くため、先行勢の台頭が多い。

②ペース予想:スロー~ミドル
逃げはアフリカンゴールド、バビットか。最近の行き脚を考えれば前者。メンバー構成から先行争いはさほど激しくならずペースはある程度落ち着くと予想。

③展開予想
アフリカンゴールドがハナを切り、後続にバビットやプラダリアが続く形。人気の一角べラジオオペラは中団に位置してくるか。ルージュエヴァイユは枠次第だが前で競馬してくる可能性もある。最終直線で人気勢の持続力勝負となりそう。

全頭診断

アフリカンゴールド
評価:B
近走は不振が続くが、昨年の京都大賞典では差し有利の馬場で1着と0.2秒差に健闘。バビットの出脚がつかなければアフリカンゴールドの行った行ったもあり得る。人気次第では買いたい一頭。

シュヴァリエローズ
評価:C
前走は展開が向かず着順ほど悲観する内容ではなかった。タフな馬場での持続力勝負はこの馬にとっては合いそうだが実力的に足りるかどうか。

ジェットモーション
評価:C
今回のメンバーでは実力的に厳しい印象。脚質的にもコース形態とはマッチしない。

ナイママ
評価:C
前走は展開が向かず着順ほど悲観する内容ではなかった。タフな馬場での持続力勝負はこの馬にとっては合いそうだが実力的に足りるかどうか。

バビット
評価:C
近走は不振続きで行き脚がつかず逃げたくても逃げられない状態が続いている印象。枠と馬場次第ではあるが、アフリカンゴールドがいる中で逃げられるかと言われると微妙なところ。

ブレイヴロッカー
評価:C
これまで接戦を繰り広げてきた相手にサトノグランツやサヴォーナといった重賞でも好走しているメンバーがいるだけに穴人気しそうな雰囲気。距離的には長い方が良いが、2200mは微妙なラインで試金石になる一戦。

プラダリア
評価:A
前走はメンバーレベルを考えれば度外視できる。2走前は差し有利な馬場で先行し、レベルが高い相手に勝利しており評価できる。今回は展開と馬場が向きそう。58kgの斤量がどう響くか。

プラチナトレジャー
評価:C
前走は展開が向いた中での勝利のため素直に評価できない。メンバーレベル的にここでは厳しい印象。

べラジオオペラ
評価:A
前走はG1級の相手に持続力勝負で勝利。ダービーでも1着とタイム差無しに好走しているだけにここでも能力は上位。今のタフな馬場こなせるので軽視は難しいか。初となる京都競馬場への対応が鍵。

マテンロウレオ
評価:C
近走は不振続き。能力はあるはずなのだが前進気勢に陰りが見えており、タフな馬場よりスムースな良馬場が合う印象なので今の荒れた京都コースはマッチしないか。

ラヴェル
評価:C
近走は不振続き。リバティアイランドに勝利した経験から実力以上に人気している印象で、ここは軽視したい。

ルージュエヴァイユ
評価:B
前走は今回と同条件のG1レースで2着に好走。能力はメンバー上位だが、夏~秋の時計が出る良馬場を得意としており、冬季の荒れた京都コースはマッチしない可能性も。


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