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【シルクロードステークス 2024】重賞展望~年明け初のスプリント重賞!開け、高松宮記念への道~

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レース展望

①コース形態
スタートから320mほどで最初のコーナーに差し掛かるが、途中で上り坂があることからスプリント戦にしてはペースはさほど前傾にはならない。小回りかつきつい角度のコーナーがあるため、内前有利……とはならず、思った以上に差し・追込馬の台頭もある。京都特有の直線の広さからイン突きも効きやすい。メンバー次第で展開が大きく変わるレース。

②ペース予想:ミドル~ハイ
2F目に10秒台のラップタイムが刻まれることも多いことに加え、冬のタフな馬場が差し・追込馬の台頭を招く要因の一つか。ミドルペースに落ち着けば先行有利、ハイペースになるようなら差し馬の台頭も、といったところ。メンバー構成と枠順には気を配りたい。

③展開予想
ハナ候補はテイエムスパーダ、カルネアサーダあたりか。逃げで強みを発揮する馬が複数いる分、ペースは流れそう。重賞で好走経験のあるアグリ、トゥラヴェスーラといった差し馬の有力所も隙が多い分、取捨が難しいところ。

全頭診断

アグリ
評価:B+
前走は1着と0.1秒差の3着に好走。ただし1200mでは一度も馬券になっておらず、かつては先行策で結果を残してきただけに最近の出脚の悪さが気になる。能力上位だがオッズ妙味はどうか。

エターナルタイム
評価:B-
前走は初重賞でG2参戦ながら3着とは0.2秒差の6着で着順以上に評価できる。一方で一気の距離短縮となるため、ハイペースに追従できるかが鍵。ペースが流れないようなら評価を上げたい。

オタルエバー
評価:C
前走はミドルペースを好位先行で勝利と、着順以上の評価はできない。小回りのタフなコースが得意な分、馬場と展開の助けが必要なタイプ。

カイザーメランジェ
評価:C
2走前に千直で勝利したが、1200m戦では不振続き。能力的にもピークアウトを迎えており、ここではメンバーレベル的に厳しい印象。

カルネアサーダ
評価:C
前走は同条件戦でペースが多少緩んだ中、大外枠から逃げて4着。好走には枠と馬場の助けが必要。

カワキタレブリー
評価:C
近走は不振続き。前走はマイルから一気の距離短縮だったが追従できず。ここでもメンバーレベル的に厳しい印象。

サトノラムセス
評価:C
前走は同条件戦で内枠を活かして4着。ここでも枠の助けは必要な印象。

サンライズオネスト
評価:B-
近走は馬券外に敗れているが、上位と大差無い走りを見せているだけに枠と展開の助けがあれば馬券内もあり得る。ある程度ペースは流れて欲しいタイプ。

サンライズロナウド
評価:C 前走は先行有利の中を後方から差し切り勝ちで評価できる。今回はメンバーレベル的に厳しい印象。

ショウナンハクラク
評価:C
同条件戦での持ち時計は良いものの、秋の高速馬場での結果。時計の掛かる冬場のタフなコースでどこまでやれるか。

ジューンオレンジ
評価:C
前走はスローの中を先行しての勝利。フィリーズレビューで本馬に勝利しているシングザットソングが古馬相手に通用していない中で、今回のメンバーレベル的に厳しい印象。

テイエムスパーダ
評価:C
2走前のセントウルSでの勝利は完璧に展開がハマった印象。今回は前に行きたい馬が多いだけにすんなりとハナを切れるかどうか。時計が掛かるタフな馬場への対応が鍵。

ディヴィナシオン
評価:C
末脚確かだがとにかく出脚が悪いタイプ。とにかく内枠。内枠を引ければ評価を上げたい。

トゥラヴェスーラ
評価:B+
前走は外から伸びてきて2着と0.1秒差。9歳馬だがまだまだ戦える能力はある。タフなコンディションと直線でばらけて内が空きやすい京都の舞台は望むところ。

バースクライ
評価:C
前走・前々走は展開が向かない中での勝利で評価できる。戦ってきたメンバーレベルを考えると展開の助けは必要か。

ホープフルサイン
評価:B-
前走は展開が向かない中で1着とタイム差無しは評価できる。過去にはナランフレグと差の無い競馬ができている。内枠を引ければ評価を上げたい。

メイショウソラフネ
評価:B-
前走は今回と同条件で2着だが展開が向いたので素直に評価できないが、重賞好走馬を相手に先着している。タフな馬場への対応が鍵。

リバーラ
評価:C
近走は一息。ハイペースへの追従に苦労している印象で重賞レベルでは厳しいか。

ルガル
評価:A
前走は高いメンバーレベルかつ差し有利の展開を先行して2着と評価できる。人気しそうだがこの馬が一番手堅い印象。

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