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【AJCC 2024】レース展望&全頭診断~冬の中山芝2200m!雨と馬と高速馬場と~

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レース分析

①コース形態
スタートから1角まで432mの直線だが、上り坂がありハイペースになりにくい。起伏に富むコース形態に加え、この時期特有のタフな馬場も相まってスタミナとパワーを問われる……はずだが今年の中山競馬場は近年稀に見る高速馬場。雨天も予想され、馬場状態はギリギリまで注視したい。

②ペース予想:スロー
コース形態に加え、逃げ馬不在で後方からの競馬を得意とするメンバーが集まっていることからスローペースが濃厚

③展開予想
近5走で逃げた馬はゼロ。先行しそうなのはカラテ、クロミナンス、チャックネイト、ボッケリーニ。ノリさん騎乗のモリアーナが逃げる可能性も考えている。直線ではスローペースでヨーイドンになりそうな気配。ラーグルフやマイネルウィルトスあたりの捲りもあるか。

全頭診断

アドマイヤハレー
評価:C
前走はAJCCと同条件のレース。スローの道中で捲って勝利したが中1週での臨戦と急場感は否めない。実力的にも厳しい印象。

カラテ
評価:B
前走はメンバーレベルを考慮すれば度外視可能。タフなコースは歓迎なタイプ。メンバー的にも好位を取れそうで、この人気なら抑えておきたい。

カルリーノ
評価:C
近走は不振続き。実力的にも厳しい印象。

クロミナンス
評価:C
前走は先行有利の中を差して勝利と評価できる。メンバー的に好位が取れそうだが、現時点ではオッズ妙味に欠ける印象。

サンストックトン
評価:C
近走は不振続き。実力的にも厳しい印象。

ショウナンバシット
評価:C
皐月賞、ダービー共に先着を許しているメタルスピードが2勝クラスで足踏みしていることを考えるとオッズ妙味に欠けるか。不良馬場+中山コースならば一考の余地はあり。

シルブロン
評価:C
ダイヤモンドSは3着に好走したが相手関係を考えれば素直に評価はできず。2走前は勝ち馬のブローザホーンに6馬身差を着けられ5着と中距離重賞では厳しい印象。

チャックネイト
評価:B
前走は初重賞ながら3着に好走。ゼッフィーロ相手に0.2秒差は評価できる。条件戦でブレークアップやククナなど重賞級の馬相手に善戦しており、相手なりに走れるタイプ。

ホウオウリアリティ
評価:C
2走前は馬場を味方につけて勝利したが実力的には厳しい印象。枠や展開の助けは必須。

ボッケリーニ
評価:A
実力・実績はメンバー中でもトップクラス。好位から粘り強く脚を伸ばせるタイプで、適性はこのレースにマッチする。不安材料は状態面だけ。

マイネルウィルトス
評価:B
重賞では連続して好走中だが、ペースが流れなさそうな分、道中捲れなかった場合は厳しいか。他の有力馬と比べて展開と馬場の助けが要るタイプ。

モリアーナ
評価:B
前走は後方から伸びてきてハーパーやドゥーラ相手に0.1秒差と評価できる内容。中山コースは実績があるものの、タフな馬場で牡馬相手にどうか。

ラーグルフ
評価:A
前走は特殊な馬場で度外視可能。コース適性はメンバートップクラスで休み明けも走るタイプ。オッズ妙味も取れそうな気配。


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