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北朝鮮の後継者 金ジュエの呼称をまとめてみた

北朝鮮の後継者と見なされている金ジュエの神格化が進んでいるようだ。
そこで今回は、彼女の呼称の変化についてまとめてみる。


聯合ニュース

左から
愛するお子様
尊敬するお子様
言及なし
尊敬するお子様
愛する、尊敬するお子様
愛するお子様
愛するお子様

米政府系のラジオ自由アジア(RFA)は、金ジュエに女将軍などの呼称を与えたと報道。

平壌市のある消息筋(身辺安全のために匿名要請)は2023年11月25日、自由アジア放送に「今(23日)平壌市党、国家保衛省、社会安全省幹部対象として軍事偵察衛星発射成功を祝う記念講演会が進行された」と述べた。

平安北道鉄山郡西海発射場で軍事偵察衛星万里経-1号を発射した21日夜10時、現地でこの過程を直接参観した金正恩総秘書(総書記)の領導力で偵察衛星発射が成功したという幹部講演会が組織されたという話だ。

消息筋は「党組織指導部が進行した講演会では最高尊厳の胆力で敵対勢力の軍事的動向を常時掌握する偵察衛星が宇宙に配置され、朝鮮に宇宙強国時代が開かれた」とし「宇宙強国時代の未来は朝鮮の金ジュエの女将軍によって今後さらに輝くと言った」と強調した。
彼は引き続き「最高尊厳の子供(金ジュエのこと)に対して、(金日成)首領様の初期革命活動を宣伝する際に使用していた『朝鮮の新星』という尊称語を公式呼称として使ったのは初めて」と付け加えた。

RFA

指導者を星にたとえるのは北朝鮮の独特の習わしで、専門家はこの報道に注目している。今後内部文書などに出てくる可能性もありそうだ。

rfa

19回の報道のうち、軍事分野が12回、残りは社会、経済分野だった。
労働新聞には計107回登場しており、1面のメイン記事に登場したのは7回、単独の写真2回、真ん中に映っていたのが7回、正恩氏の横に移っていたのが80回と全体の75%を占めている。



2023年11月30日、航空節を記念して朝鮮人民軍第1空軍師団飛行連隊を訪れ、デモ飛行を参観する金正恩総書記(左)とジュエ氏とされる娘(中央)。朝鮮中央通信が12月1日に配信=朝鮮通信

革ジャンパー、サングラス、しかも写真の真ん中に大きく写っており、報道写真内の比重も高まっている。

後継作業に拍車がかかっているとの見方もでている。

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