オードリー・タン氏は定年後にどうすべきかと質問を受けた。その答えは?

まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう (SB新書)を読んだ。ほとんど若い人向けに書かれたものなのだが、最後の最後にこんな質問が寄せられていた。若いのにもう定年後のことを考えているのだろうか。

本の一部

その答えは
公共のために
何かしてみるのは
いかがでしょうか

だった。

もし、自分が暮らす地域コミュニティの生活を大きく変えるようなことができたら、その達成感は非常に大きなものになるでしょう。

また、退職後に経済的なプレッシャーがないのであれば、一日中公共サービスの向上に貢献することもできるようになります。

とはいっても、何も「一日中、水道料金の支払い関連の事務仕事をしましょう」といったことではありませんよ。あなたが最も達成感を感じることのために、時間や労力を費やすということです。

することで、あなたはよりアクティブに活躍できるだけでなく、仕事の内容や勤務時間内には触れられないようなテーマや、出会うことのなかった人々にまで到逹することができるようになるでしょう。そしてそれらは、あなたのライフワークとなり、一生あなたを退屈させることはないはずです。

長年の間、新聞社で副編集長をしていた私の父も、台湾で初となるコミュニティカレッジの設立にかかわり、現役引退後には校長を務めていました。そこから「悩み多き中高生に哲学を教えたい」というテ—マで、哲学コミュニティを立ちあげています。

どれもボランティアで行っていることですが、現役時代と変わらないくらい精力的に、楽しみながら活動していますよ。

なるほど、いい指摘だ。ちょっと私も心がけてみる。

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