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日記とか雑記とか、思い出とか

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Answer this in 210 words. Global overpopulation is a serious threat to the future of humankind.

Answer this in 210 words. Global overpopulation is a serious threat to the future of humankind.

英語の作文に取り組んでいます。これは、チャットGPTに書いてもらった比較的平易な英文です。自分用ですが、ついでに公開しておきます。今回は人口過剰について2020年度2回目の英検一級の課題です。

3つの理由は環境破壊、資源の枯渇、気候変動を起こす。1と3がやや重なっている気ももするので、工夫が必要かな。

Global overpopulation poses a significant thre

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「県立高校共学化」は時代の流れだ 

「県立高校共学化」は時代の流れだ 

    

地元のミニコミ誌に書いた内容です。埼玉の県立高校のことです。

 私の家の近くに県立高校の名門、浦和高校がある。学生服姿で生き生きと通学している男子生徒をみると、こちらまで若くなる気がする。

 埼玉の県立高校は、男女別学が多い。浦和高校、浦和第一女子をはじめ、熊谷、川越など県内の主要都市にある県立高校は、男女別学のままだ。異性を気にせず勉学に打ち込め、進学実績が上がるというメリットは

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死ねば忘れられる 青空のむこう

死ねば忘れられる 青空のむこう

ぼくだよ。ハリーだよ。戻ってきたんだ。ぼくを覚えているだろう。 ぼくが誰だか分かる? そして最も聞きたかったのは「ぼくがいなくてさみしくなかった?」

しかしぼくの言葉を聞けるのは、150歳のアーサーだけだった。

「青空のむこう」は、アレックス・シアラー作。交通事故で亡くなった少年ハリーが、死者の国から地上に舞い降り、自分の存在があっというまに消え去っていくことに衝撃を受ける。
お姉ちゃんとけん

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意見に惑わされるな

意見に惑わされるな

"Everything we hear is an opinion, not a fact. Everything we see is a perspective, not the truth."『耳に入ってくるものは全て意見であって事実ではない。目にするものは全てあるひとつの視点であって唯一の真実ではない。』

-Marcus Aurelius
(121-180)

〔物事に対する〕見方、態度、

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警備員ってなかなか

警備員ってなかなか

先日のこと。自分の住むマンションで、自転車に手押しポンプを使って空気を入れていた。

そうしたら、マンションの中にある工事現場の警備していた男性が寄ってきて、「もっと空気入りますよ、任せてください」とポンプを私から受け取って、ぐんぐん空気を入れてくれた。

「私はこう見えても自転車屋を経営してましてね。潰しちゃいましたけど」

いかつい男性だったが、話ぶりは優しかった。

そのいい印象が残っていた

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そもそもジャニーズ事務所ってどんな存在なのか、性加害の動機は、報道圧力はあったのか。 芸能オンチにも分かるニュース解説

そもそもジャニーズ事務所ってどんな存在なのか、性加害の動機は、報道圧力はあったのか。 芸能オンチにも分かるニュース解説

いま世間をさわがせているジャニーズ事務所ってどんな会社なのか分かりません。芸能にとんと疎い上に、アイドルにも興味がないためです。

しかし、昨日の記者会見は、日本が抱える闇の1つが浮かび上がったという点で興味深かった。

というわけで、ジャニーズ事務所を巡るさまざまな個人的な初歩的疑問をまとめて見ました。(いずれもネット上の情報を利用しています。詳細は文中のサイトでご確認を)

ジャニーズ事務所っ

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日本で消えつつあるリアル書店について考えた。

日本で消えつつあるリアル書店について考えた。

私は本を読む、もしくは眺めるのが唯一といってもいいほどの趣味だ。だから書店に行くのは楽しい。週に数回、家の近くのTSUTAYA書店に行く。

でも、個性のあるリアル書店も大好きだ。わざわざそういう本屋さんを探して旅行することさえある。近年、そういう「おれは、これを読んでほしいんだ」「とにかくこれを読め」という、気迫のこもった本屋さんが消えている。

そこで個人的にまとめてみた。これを書いたら、今日

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日中をつないだ日本語テキスト

日中をつないだ日本語テキスト

取材で生かせなかった日本語教科書の話を書いておきます。

これは光村図書出版から聞いた話です。このテキストが日中関係の一部分を築いたといえるでしょう。

中国で圧倒的な支持を得ている日本語教科書「標準日本語」が発行されるまでの経緯をお教えください。

1970 年代後半に当時の教科書協会代表団の一員として光村図書の関係者が訪中したことを契機に交流が始まっていましたが、1985(S60)年に人教社か

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もう当たり前になっている道路のカーブカットが教えるもの 弱者からのメッセージは社会を変えてくれる。

もう当たり前になっている道路のカーブカットが教えるもの 弱者からのメッセージは社会を変えてくれる。

もし歩道を歩く機会があったら、注意して見てください。歩道と車道がつながる部分には切り込みが入っていて、なだらかなカーブが作られているはずです。

米国で注目

 いまではどこでも見られるこの工夫。最初に注目を浴びたのは米国でした。しかも、社会への抗議活動の形を取っていました。

 1970年の初頭のこと、カルフォルニア州の大学に通っていた車いすの学生たちが、移動しやすいようにと、歩道と車道の間にコ

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カリスマ日本語講師 笈川幸司さんのこと

カリスマ日本語講師 笈川幸司さんのこと

以下は、最近書いた本の中に盛り込めなかった文章です。

世界を飛び回るカリスマ日本語教師 笈川幸司

 ここまでご紹介してきた世界各地の日本語教師には、共通点がある。中国を中心に世界を飛び回って、日本語教育にあたってきたカリスマ日本語教師、笈川(おいかわ)幸司の知人なのだ。
 笈川は、漫才師を目指していたが夢果たせず、31歳で中国にわたり日本語教師となった。中国きっての名門、清華大学と北京大学で日

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新しい本が出ます。

宣伝で恐縮です。
2月1日に新しい本が出ます。
米中対立が続いていますが、言語の世界、つまり中国語と英語にはどんな影響がでるのか。どちらを学ぶべきなのかというのがテーマです。
米国は国内の中国語教育機関を排除し、中国は塾規制を名目に、子どもへの英語教育を制限しています。
結論を書いてしまうと、対立があるからこそ言葉を学びあうべきだということです。
じゃあ、日本語はどうなのでしょうか。海外の人を対象

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国際結婚と東北大震災

 ずいぶん昔に書いた原稿をパソコンから発掘。
少し加筆して再掲します。

 15年ほどまえ、国際結婚のNPO国際結婚協会の理事になったことがある。自分自身、国際結婚の経験者だからだ。一般からの相談のメールに対応していた。

 法律の専門家ではないので、こういう方法や相談窓口がある、こうすれば問題が解決できるかもしれないという案内だった。NPOには専門の司法書士がいたが、相談の件数が多すぎて、対応で

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