マガジンのカバー画像

命がけで海外に渡った人たち

7
歴史上、苦労して海外で学んだ人をまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

命がけで海外に渡った人たち⑦ もし嵐に遭っていなければ ジョン万次郎

最近読んだ本の中に、ヒトが長寿になる原因について、こんな下りがありました。 ここでの話題…

命がけで海外に渡った人たち⑥ 4年かけてチベットに到達した僧侶、河口慧海

目標を持って日々を過ごせとよく言われますが、なかなかできないことです。 語学や読書、運動…

命がけで海外に渡った人たち⑤ 密航し、船長の犬の世話、船長の下着の洗濯までしてア…

外国に行くのに苦労した人って誰だろうと思って、いろいろな本を読んでいて気がついた。江戸末…

命がけで海外に渡った人たち④ 南極探検に人生をかけた白瀬中尉

もう人類が宇宙に行く時代です。技術の進歩もあって極寒の南極に行き、さまざまな観測をするこ…

命がけで海外に渡った人たち③ ロンドンに留学した夏目漱石

文豪という言葉がぴったりする作家と言えば、何と言っても夏目漱石でしょう。今も愛読者が多い…

命がけで海外に渡った人たち② ブラジル移民

私は長野県生まれです。どうやら親戚の中にブラジルに移民した人がいると聞いたのは、最近のこ…

命がけで海外に渡った人たち① 遣唐使の天才 阿倍仲麻呂

阿倍仲麻呂 ちょっと興味があって、命がけで外界を目指した人を調べてみた。今は、地球のどこに行くにも飛行機を使えば、乗り換えしたとしても2日程度で着くことができる。 しかし、つい100年ほど前まで、海外に行くことは命をかけた仕事であった。若者が内向き思考になっていると言われるが、いま1度、未知の世界に飛び込む勇気について書き留めておきたい。それは自分に対するエールでもある。 まずは、何と言っても稀代の天才、阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)でしょう。 仲麻呂が目指した唐の都、