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#朝鮮戦争
南北分断と日本の責任3
ソ連は朝鮮半島まで手が回らなかったのです
北朝鮮でうたわれ、日本でもヒットした「イムジン河」という曲の2番に、こんな下りがあります。
北の大地から 南の空へ飛んで行く鳥を見ながら「誰が祖国を 二つに分けてしまったの 誰が祖国を 分けてしまったの」
北朝鮮に住む人々は、自由に往来できない南側をみて、こう嘆いたのでした。運命の「国境線」が決まった理由は、驚くほどシンプルであり、痛ましくさえあ
南北分断と日本の責任2
アメリカとソ連の朝鮮政策は対象的でした
ところが日本軍が撤退するのと入れ替わりに、南部にはアメリカ軍が、北部にはソ連軍が進駐してきました。
アメリカ軍が仁川に上陸したのは9月8日のことでした。ソ連軍はそれより先でした。8月24日には先遣隊が平壌に進駐していました。ソ連軍は朝鮮半島全体を制圧し、日本軍を武装解除させる時間が十分あったのですが、アメリカの提案を受け入れました。
提案の内容は
南北分断と日本の責任1
この文章は、朝鮮戦争が正式に終戦を迎えた場合に備えて書いたものです。発表の機会が無かったのでシリーズで紹介していきます。朝鮮半島の分断には日本の責任もあります
私は分断の遠因は、日本の植民地支配だと考えています。分断がなければ朝鮮戦争も起きなかったでしょう。「何でも日本のせいにするな」「もう謝罪はこりごりだ」という人もいるでしょう。
とりあえず説明していきましょう。聞きたくないこともあるかも
ローマの休日と朝鮮戦争
朝鮮戦争の影が、アメリカ映画「ローマの休日」に刻まれています
朝鮮戦争はアメリカにどんな影響を与えたのでしょうか。
ヨーロッパ有数の観光地であるローマは、ローマの休日という映画の舞台として世界的に有名です。説明するまでもないでしょうが、グレゴリー・ペック、オードリー・ヘップバーンという著名俳優が主演する有名な作品です。朝鮮戦争とどんな関係にあるのかと思うかも知れません。
実はこの映画が