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202404-4_内省浪漫

今年から始めることにした週ごと、月ごとの個人的に学べたことや気づけたことの振り返りを今週もしていこうと思います。

クリエイターエコノミーと情報リテラシー

NewsPicksの記事で、個人>メディアの時代が来ているかもしれないという紹介がありました。

また、6PAGESでは、ソーシャルコマースにより、少数のクリエイターの中で独自のブランド形成によりレバレッジをかけてこれた背景から、さらにその兆候を混乱させる要素としてAIの台頭が指摘されています。

より個に富やアテンションが集中してきている状況の中、さらにディープフェイクなどが乱入してきており、新しい情報との向き合い方というものが、歪みながら形成されている過渡期のように感じます。
今後も、インフルエンサーの影響は強まり、エコーチェンバーは増幅されていくでしょう。その中で、高度なディープフェイクが乱入してきた時の影響は計り知れない可能性があるかと思います。そのような時では、いくつかの情報源を比較していく必要がありますが、エコーチェンバーが増幅した環境であったり、ソーシャルコマースでのやり取りでは、脊髄反射的な意思決定が求められることも多いかと思います。そのような中で情報との付き合い方というのは今後どういう形が理想的なのか、難しいですが考えていくことも大事なのかと思います。

裏のニーズ

NewsPicksでの田尻望氏の動画で取り上げられていたテーマになります。

まず、自社視点と顧客視点で、顕在ニーズと潜在ニーズは4象限に分けられることができ、自社では顕在で顧客では潜在、顧客では顕在で自社では潜在ニーズについて主に触れられておりました。そして、それらニーズである機能面の裏に利点があることを説明されていた理解です。
今、ジョブ理論という本を読ませていただいていますが、機能の説明だけでなく、顧客が困っているジョブ起点でプロダクトを設計、説明できるべきだという部分もあり、これらは共通する部分かと思います。また同記事では競合からの切り替え戦略についtものべられております。
恥ずかしいですが、よく営業している時でも、自分達では業界内の暗黙知的に思っていたことでも相手はそうでなさそうなリアクションもある時もあり、自分達と相手側で、顕在か潜在かという視点は、営業視点ではとても意識しておくべきことかと思いました。世の中になさそうなことを見つけられた、解析することができた場合、それを一番気持ちいいタイミングでお伝えし、打ち合わせを彩ることができるととてもいいと思います。

起業家精神

原健一郎氏の起業家についてのnoteを読ませていただきました。個人的には、以下の部分が印象に残っています。

「経験に基づいて、他の人が今までその事業でやった事を繰り返し、イノベーションを起こさないことは避けないければならない。これは往々にして"多すぎる経験"の結果として起こる。なので、事業の課題を把握できる"適切な経験"とまったく新しい考えからなる"第一原理思考"の両方を持っていないといけない。」
ここでいう"第一原理思考(First principles thinking)"とはイーロンマスクが提唱している、これまではこうやって来た、他の人はこうやっている、など業界の常識をとっぱらってゼロベースで考え新しいアプローチで課題を解くこと

原健一郎.2020年1月22日.米国VCが好む起業家の7つの特徴(その1)

この記事は、FREE AGENDAで、紹介されており、同コンテンツでは、VCに対しては、どのようなユーザーを対象にし、どのようなペインを持ち、そのためどの機能が重要で、どの順番で作っていくか、なぜ他社にはできないのか、などが説明できることも大切だとも話されていた印象です。
当たり前ですが、起業するとしたら、これくらいのことはスラスラとしゃべれるくらいのめり込めることに対して取り組んでいかないといけないんだと思います。個人としましては、最近新規事業に取り組ませていただく様になってきておりますが、ここまでスラスラ言える自信はないため、もっとユーザー視点に立たないとなと思います。また、僕は前提に縛られない考え方が多いは多いのですが、第一原理思考とまで言えるかには疑問があります。そこまで、因数分解してしまうと結局何をどうすればいいか逆に戸惑ってしまうため、もう少し上の階層でジタバタしておりますが、もっと思考体操で遊べるように抽象と具体化は癖づけをしていければと思います。

ギブアンドテイク

FREE AGENDAで、コーディングなどをしていると、アウトプットがここでされると、インプットはここであるべきとかなど、組織とかの話でされていた記憶です。
僕は、物事を構造的に考えるのが苦手なのですが、最近狙いに行く市場をきちんと定義した方がデータの定義や集計もストレスなくできることが多く、そういう部分も初心者ながら簡単なコーディングを書いているからかなと思う様になりました。このデータの主語は、〇〇だから、この属性は他のデータをKEYにした方がいいなど、データベースの設計から、属性をどこに付加していくべきかが少しずつできる様になってきました。そうすることで、まだ苦手ではありますが、少しずつ構造的に物事を見れる様にもなってきている様な気もします。
また、同じく、FREE AGENDAで、どの様なことをアウトソーシングすべきかというテーマで、自分達で試行錯誤していくべきもの、知見としてためていくべきものは、アウトソーシングすべきではないが、日本はそこをアウトソーシングしている企業も多いこと。他にも、ギバーとテイカーの話で、テイカーだけでは前に進めず、ギバーがいなければ生産性は向上しない。だからこそ、ギバーが活躍できない体制は良くない、踊る人でも、2人目が重要だという議論がありました。
踊る人は、僕も好きなのですが、ギバーとテイカーみたいな視点ではあまり見ておりませんでした。ギブしたくなる様なことをテイカーはすべきであり、自分起点での顧客視点、利己的な利他など、踊る人も、その場のなんらかのジョブを汲み取れた結果なのかと思います。踊り出さなければ、2番目の人は一生現れませんが、それはギブしたくなることでもなくてはいけないのかと思います。

前提条件

ゼロトピで、フィードバックは、人への批判でなく、コトへの批判をするようにする。また、前提を揃える。人が多くなると、後からの人は話しにくくなったり、さまざま差分が出ることから、情報の前提を揃えるだけでなく、感情の前提を揃えることを意識している。
また、情報管理は、属人化、定型化しないように、透明度を上げてタスクをなんでも簡単に書けるようにし、その中から大切そうなものは綺麗にドキュメント化していく、それができるようにタイムラインの設計をよく考えるようにしてる、などのお話を聞きました。
前述の裏のニーズのテーマでも書かれておりましたが、相手にとって顕在なのか潜在なのかという視点にも、情報の前提や感情の前提はつながるかなと思います。自分が伝えたいことを一番いい形で伝えるために、相手に揃っていないといけないピースがなんなのかを意識し、それにより、なんの前提を揃えておく必要があるかから、伝え方を変えていくのが大事なのかと思いました。それを社内でも展開しようとした時は、どこの前提を大事にすべきかをそのための仕事が増えないように設計しながら、タイムラインを整備していく必要があ流のかと思いました。僕が個人で運営しているコミュニティでは、透明度を上げる施策は行ったのですが、ぐちゃぐちゃになっていそうなので、この様ななんの前提を大事にすべきかという視点も取り入れていく必要があるかと思いました。

ヘッダー画像:generated by DALL-E

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