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YOHAKU -余白-

プロバスケットボール選手 寺嶋良が綴る日々のコラム。 忙しい日常の中に、ちょっとした余白をお届けします。 月2回以上、不定期配信。バスケットのことだけではなく、ここでしか綴らな… もっと読む
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記事一覧

49 晴れの日には葉が育ち、雨の日には根が育つ。

49 晴れの日には葉が育ち、雨の日には根が育つ。

点滴が一滴、一滴と落ちていくのを眺めていると、まさに自分が植物になったようであり、内側(根)が育っているように感じる。

これまでは表舞台でたくさんの歓声を受け、光を浴びて、自分自身の外側(葉)がすくすくと大きく育っていたように思う。

48 チョコザップ入会して1週間後、手術になった。

48 チョコザップ入会して1週間後、手術になった。

もう、このタイトルにある通りの話を今からしていく。

これ以上に話が膨らむわけでもなくて、まさにこれ以上でもこれ以下でもない。

46 武器屋

46 武器屋

「おすすめの本は何ですか?」

と度々聞かれるが、基本的には自己啓発系の小説をおすすめしている。

小説としても楽しめるし、自己啓発本としても活用できるので、多くの人に楽しんでもらえるからだ。

具体的には、

45 パーマ

45 パーマ

読者の中には「知ってるよ!!」と言いたくなる人もいるかもしれないが、ぼくは人生で2回目のパーマをかけた。

44 山

44 山

リハビリ中に坂を走っているとき、山が近くにあって、それを眺めながら走ることができる。

山は遠くから見ると緑色で一色に見えるが、近くでみるといろんな形や色をした葉が集まって木になり、多種多様な木が集まって山になっていることがわかる。

43 無題

43 無題

26年間生きてきて、たくさんの本を読んできたおかげで、何が正解で何が間違いなのかを少しばかり理解してきた。
そのおかげで本で得た知識を引用して言葉や行動にすれば、ある程度正解に近いとされる答えを出してきたように思う。

でも、それはあくまで誰かが導きだした答えであって、ぼくの答えではなかった。

42 危機察知能力

42 危機察知能力

チームの練習が始まると、ぼくはバッシュの紐をほどき、外靴に履き替えて体育館の前にある坂道にいく。

その坂を使ってサイドステップだったりランニングを行っている。

41 一ヶ月連続投稿

41 一ヶ月連続投稿

『  』~余白~の投稿も、31回連続投稿を達成した。
これは一ヶ月間連続で投稿したということになる。

怪我をした後、バスケで埋め尽くされていた自身の内側がぽっかりと穴が空いたようになくなって、そこに余白が生まれた。

その余白を文章に変えて表現してきた。

当初は月2回くらいの投稿頻度を想定していたが、さまざまな理由が重なって、一ヶ月間毎日投稿をすることを目標にし、達成することができた。

40 面影

40 面影

お風呂から出ると、リビングの一番窓に近い椅子に腰をかけて、窓を全開にあける。

パンツ一丁とタオルを首にかけて、ただただ夜風にあたる時間が至福のひとときである。

お風呂に入っているときの気持ちよさよりも、その風に当たる時間の方が気持ちがいい。

なので、お風呂はその時間のために入っているみたいなところがある。

38 絵

38 絵

ぼくは絵というものに関して全くの無知であり、絵を見ても特に何かを感じるということはこれまでに一度もなかった。

そんな絵に疎いぼくにも、絵をいただく機会があった。
この度、チームのオーナーから選手全員にそれぞれ絵が贈られたのだ。

次の日、家で箱からその絵を取り出してみたところ、静かな部屋でずっとその絵を眺めてしまうのだ。

美術館にいっても、歴史ある絵をみても、何も感じなかった自分が、はじめて絵

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37 CS出場

37 CS出場

昨日、CSの出場を決めた。

昨年初めてのCSを経験してからもうすぐ一年が経とうとしている。
パソコンで過去に書いた文章を見ていると、昨年のCSで千葉に負けた後の文章が残されていた。

今回はあのときどんな気持ちだったのか、振り返ってみようと思う。

36 アレルギー

36 アレルギー

50年前の日本にアレルギーというのは存在しなかったらしい。

それが今では、3人に1人がなにかしらのアレルギーを抱えているという話を耳にした。

それが真実かは分からないが、僕はその三分の一の側に入る人間である。
花粉、ダニ、ハウスダストなどをはじめ、さまざまなアレルギーを持ち合わせている。

中でも最も厄介なのが、『山芋』である。

35 UFO論

35 UFO論

みなさんは、UFOを見たことがあるだろうか。

UFOや宇宙人がいるとかいないとか、信じるも信じないも人それぞれ。

34 再会

34 再会

直感は第六感とも呼ばれていて、「なぜかわからないけど、なんとなくそう思った」など、理屈で理解することは難しいがそのように感じることである。

僕は、この直感というものをかなり頼りにしていて、物事を決める際などには「なんとなくこれがあってると思うんだ」と直感を信じて即決してしまう。

「直感を信じている」と言うとカッコよく聞こえるかもしれないが、何かを決めるのに「考える」という行為がめんどくさくて考

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