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【過去記事・再掲】2021年6月末現在の櫻宮家の息子氏について語る【前編】

どうも、櫻宮です。
主婦ライターの櫻宮ヨウです。

どうも、櫻宮です。
これは個人Blogで2022年6月終わりごろに公開した記事です。
ひとまず元の文章のまま再掲していますが、読みにくいので時間を見つけて少し手直ししていく予定です(2023.05.05時点)


発達障害について記事を書く上で、櫻宮よりも当事者となるうちの一人息子の「息子氏」の今について触れておかねばなるまい。
なんかいい呼び名があればいいのだが、面倒なのでここでは「息子氏」で頼む。

記事を書かせていただいている「ママスタセレクト」さんには、櫻宮親子について少し紹介文が載っている。
正確には2020年の櫻宮親子についての紹介文だ。
しかしアクセスしてまで「見てね!」というのも、それもなんとも失礼な話ではないか。

そこで現在の櫻宮親子……もとい、息子氏について少しお話しておこう。
あくまでも「現在」の、である。
えーと、現在は2021年6月末日。
である。

ADHD診断済みの息子氏は、現在高校2年生。
注意欠陥と衝動性が凄まじいADHDっ子の典型的タイプだ。
月に1度、大阪市内の某メンタルクリニックに通院し投薬治療を受けている。

服薬している薬は「コンサータ」。
ADHDの治療薬としてはメジャーどころだ。

容量は基本は27mg。
その日の状態やスケジュールに合わせて18mgと36mgを使いわけている。
日曜日など、とくに予定がなくゆるやかにすごせる日は休薬することもある。

基本的に子どもの薬の管理はママの仕事という家庭が多いだろう。
たしかにコンサータなどは一歩間違えば大変危険な薬である。
小さな子どもに任せるわけにはいかない。

しかし高校生にもなれば、ある程度本人に任せてみても大丈夫なのだ。
もちろん完璧に任せているわけではない。
主治医に処方してもらう量や、残薬の管理、飲み忘れのチェックなどは、今現在でも母である櫻宮の仕事だ。

だがある程度は任せている。
だから息子氏は、今日着ていく服を選ぶかのように、気軽にかろやかに服用する容量をチョイスする。

楽しそうで自由でよきだ。
よきが渋滞する。
薬に支配されるのではなく、薬を利用する立場であれ。

ちなみにADHDの診断は2回。
いや、正確には3回かもしれない。

1度目は小学校のころ。
2度目は小学校を卒業する頃。
3度目は高校入学と同時に。

なぜ3回もなのかはそのうち話すとして、3度目は息子氏自らが望んで診断を出してもらった。
高校生にもなると、選択肢を与えれば自分で考えてどうしたいか、どうすればいいか考えられるようになる。
息子氏は櫻宮が与えた選択肢から、自ら診断を出しはっきりさせることを強く希望した。

高1だとまだ大人の診断は利用できない。
しかも高1の最初も最初なので、息子氏はまだ15歳だった。
なのでそのとき受けたのは7歳から15歳の子どもを対象とした「WISC-Ⅳ」という知能検査だった。

検査内容はここで語るよりも専門的なサイトをみたり、主治医にでも聞いてもらったほうがわかりやすいだろう。

検査は6,000円ぐらいかかったのではないだろうか。
たしか診察は別に支払った記憶がある。
手元に資料が残っておらず、Googleスプレッドシートに記録してある当時の家計簿を紐解いてみたら、それらしい金額が記されてあった。

検査は自費。
他のクリニックで自費の検査をうけたことがないのでわからないが、もしかするとクリニックによっては価格が異なるかもしれない。
検査を受けたい場合は、事前に確認してから決めても遅くはないだろう。

しかし自費はかなり痛い。
通院する心をバッキバキに折りにくる。
実際高額すぎて過去に一度心が折れた。

このあと「自立支援医療」という制度を知るまでは、全額負担でかなり櫻宮家の財政を脅かしてくれたのだった。

そんなこんなで後編に続く。
多分次で終わる、っていうか終わらせる(苦笑)。

そんなこんなで今日はこの辺で。
次回もご笑覧あれ。

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