yoh321

温暖化ライター。仕事の依頼は、yohtap@gmail.com まで。 いろいろと面倒…

yoh321

温暖化ライター。仕事の依頼は、yohtap@gmail.com まで。 いろいろと面倒なこと、やっかいな書きにくいことも、がんばって書いてゆく所存です。 元は英仏の翻訳者。

マガジン

最近の記事

山中のメガソーラー下を貯水池に。保湿と発電、メガソーラーのバージョンアップ (山火事対策1) 

日経でよいニュース。Google日本法人が、社内の電力100%再エネへと、二つのメガソーラー社と契約した。Amazonもこれに倣うようで、これを見ると、Googleみたいな会社は、すべてを再生エネでできると考えていると分かり、明るい気持ちに。以下の二社。 山中に、大きなメガソーラー。どこもやっていて、近年は景観破壊、地崩れでクレームも増えてきた。だからしっかり作る必要がある。 いっぽう山火事増加。この五月、雨が多く、日本では確率は低いかと思ったけれど、しかし可能性はある。

    • 今こそ雨水貯水を!大雨、干ばつ、災害対策の万能薬!インドネシアの例を国際報道2024が取材報道!

      インドネシアは昨年から干ばつか大雨洪水、その両方という、典型的な気候災害をこうむった。 日本はまだそこまでいってないようだが、この先分からない?? 雨水を大きな水ガメにためて、三段階のフィルターで飲めるものにし、人々にふるまう活動で、インドネシア女性が有名になった。国際報道2024が、金曜日に伝えた。 日本では、東京の墨田区が、似た活動で有名だ。天水桶でトイレの水などを作る。 水を溜めるって、素敵なことだ。なにしろタダだ。しかも、命の源だ。空から降ってくる。携帯ソーラー

      • 水道管復旧は、地上に仮設水道管を!!サステナブルだった、江戸都市復活を!

        シャープに続き、東芝も寂しいニュースだ。この先車のメーカーも、2つ3つ似たことになるだろう。でも気にせず、その先を見る。小池知事の、東京起業見本市、SushiTech2024は面白い。あそこからすごいのが出てくるか? 大きく、大きく変わると思う。だって、今の東京、暑いし、エコじゃない。 江戸時代は持続可能性に満ちていたと言われるが、今と最も変わったのは、リペアの文化の有無だろう。修理して使うことが江戸ではかなり一般的だった。日本人がそういうことを好み、そこに楽しみも見いだ

        • 2035年、本当になくなる仕事は何か、厳密に検討する

          突っ込みどころ満載なのだが、たとえば東洋経済に、以下の文章がある。 「もう一つ苦手とする領域は、反復的作業ではない肉体労働である。人型ロボットはまだ完成に程遠く、高度な問題解決能力をも必要とする看護師や美容師、配管工などの肉体労働はコンピュータで自動化することが難しいという。 こうしてテクノロジーの進展により、高所得を得られる創造的な職場と低賃金の肉体労働に雇用は二極化される。そして、それ以外の中間層の仕事は急速にコンピュータに置き換えられ、それが現下の総雇用減少の一因に

        山中のメガソーラー下を貯水池に。保湿と発電、メガソーラーのバージョンアップ (山火事対策1) 

        • 今こそ雨水貯水を!大雨、干ばつ、災害対策の万能薬!インドネシアの例を国際報道2024が取材報道!

        • 水道管復旧は、地上に仮設水道管を!!サステナブルだった、江戸都市復活を!

        • 2035年、本当になくなる仕事は何か、厳密に検討する

        マガジン

        • 温暖化
          1本

        記事

          EVに移行しても、なんとか失業者を増やさないため今から出来ること

          昨夜また、日産の下請けとのトラブルのニュース。 そうではなく、みんなで乗り越えてゆく。 なにより、こういうことを話題にし、考える方向に持ってゆかねばならない。日本という場所では、なかなか下請けまで守ろうという風にならないと予想する人が多いだろう。そこを変える。 実際フォルクスワーゲンの例を見れば、ある程度EV部品の工場などに受け入れることは可能に見える。 独フォルクスワーゲンの街 EVシフトも「大量失業」を免れた意外な理由(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

          EVに移行しても、なんとか失業者を増やさないため今から出来ること

          ウォーターカーボン作戦 水でCO2を吸い取る 第二回 新聞記事と山火事防御のお話

          以前タイトルの内容を記事にした。 するとこんな記事が最近出た。 欧州の研究機関、川や湖の炭素吸収の仕組み解明 温暖化対策にも - 日本経済新聞 (nikkei.com) 実は沼や水田も、腐った有機物からメタン(CH4)が出るというので、最初書いた記事は間違っていたかなあと思っていた。ところが上の記事だと、そう、炭素四つと酸素の化合物(C4O)になり、水中にとどまるのだという。それで、温室ガスの削減になるという?? これは正反対の話になっているので、見極めが必要なのだが、

          ウォーターカーボン作戦 水でCO2を吸い取る 第二回 新聞記事と山火事防御のお話

          水上ソーラーの会社、シエル・エ・テールと温度低下膜の会社スペースクールはおおいに期待できる

          面白い会社をいくつか紹介したい。 まずは水上ソーラーの会社、シエル・エ・テールCiel et Terre。(フランス) 湖のソーラーパネルは必ずあると予想する。 暑くなるし、今年の夏の推移いかんで、また議論が浮上するだろう。不安かもしれないが、人類のトライとしてとても面白い。日本の京セラは立派だし、期待しているが、さすがフランスも、いい会社がひとつある。 中国はすでに、ひろいダム湖に、すだれ状に、水に接しない棚上のパネルを並べて、下を養魚場にした。これは単純で、面白い。

          水上ソーラーの会社、シエル・エ・テールと温度低下膜の会社スペースクールはおおいに期待できる

          EVに変えても何も変わらないと思う人に ソーラーと合わせて買うと大貢献だよ

          EVが売られているが、思ったより増えないため充電場も増えないという悪循環になっている。EVに自分が変えても何も大勢に影響ないと思う人も多い。しかしだ。 自宅にソーラーパネルを買えば、夜太陽光の電気で充電し、昼走る。完全に再生エネで、車が走り、車は充電池の役割にもなって、そこから逆に家の電気にも使える。 電気料金は長い目で見て上がることは確実で、いまソーラーを買うことはかなりの確率で得になるはず。中国メーカーが多いが、一度買ってしまえば10年は大丈夫で、今はしっかりした保証

          EVに変えても何も変わらないと思う人に ソーラーと合わせて買うと大貢献だよ

          地熱発電に本気で取り組むと、地震予測の新次元が見えてくる?

          台湾の地震の犠牲者のご冥福を祈り、被災地の一日も早い復興を祈ります。繰り返される地震被害。何も言えなくなる、言葉に詰まる、というのが実感。被害を深く悼み、その辛さに想いを馳せます。 いささか無神経に聞こえるかもしれませんが、今回地震という巨大なエネルギーについて考えてみたいと思います。 私の前の記事で着目したのが、地面の下の大きなエネルギー、地熱発電。 日経にも先日記事が出ました。 基本的には、原発に代わる、ベースロード電源として期待するものです。 インドネシア、フ

          地熱発電に本気で取り組むと、地震予測の新次元が見えてくる?

          地球はそのままエネルギーだ(2)日本近海のレアアースと地熱資源を掘り出せ!!

          昨夜の「居間からサイエンス」。東大の先生が、南海の南鳥島近く海底から、大量のレアアースを発見したという内容。ネオジムなどEVにも必須の重要鉱物ばかり。2034年には製品に使えるようにという話。 レアアースは17種の元素。レアメタルの一分野だ。中国が今シェアの大部分を持っている。だが、海底の調査はまだこれから。5600メートルの深さも上昇水流を作って掘り出せるという。 https://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt124 実際、海底のことはまだ

          地球はそのままエネルギーだ(2)日本近海のレアアースと地熱資源を掘り出せ!!

          水、光、そして地球もそのままエネルギーの塊だ

          エネルギー、エネルギーと、血眼になっている。石油、ガス・・・。しかし、考えると、光はまずエネルギーだ。 あふれていて、地球を成立させている。そしてまだ、光合成が一体何なのか、誰も知らない。 光は謎めいている。 光電反応といって、太陽光発電のもとだが、光が当たるだけで電気が発生する。その原料は、ケイ素と言ってとても多い。 水も、実はエネルギーなのだ。水素にせずとも、上から落とすだけで電気ができる。空から落ちてくる唯一の重さのあるもの、雨と雪。 ビルの上に水を溜めて、それを落

          水、光、そして地球もそのままエネルギーの塊だ

          ネットワークを作ること自体に、エネルギーを作る力がある 

          あいかわらずGoogleAIのGemini(旧Bard)を使っている。昨日、一番効率のいいエネルギー生産法を聞いたら、面白い答えが出てきた。ネットワークを創れというのだ。 網の目で小さなエネルギー生産所をつなぎ合わせ、お互いに余ったところから足りないところへエネルギーを回す。小さな蓄電所も随所に。そうすると大きく無駄が省け、エネルギーを作ったのと同じ効果が出る。 「ネットワーク発電方式」。 これは災害にも強く、考えてみれば人間社会も同じこと。あちこちに応用できる。 たと

          ネットワークを作ること自体に、エネルギーを作る力がある 

          温暖化通信0314 オッペンハイマーと核融合

          しばらく更新していなかった。最近の雑感。 昨日滋賀県のCO2ゼロ推進課に電話した。 滋賀県、嘉田知事も再エネに前向き、現三日月知事も同様。だが、それほど再エネが多いとも言えない。風力は少し、地熱はゼロ、小規模水力少し、要は太陽光の今後。 湖上ソーラーについては言葉を濁し、まだ河川法で禁じられていると。その気になれば改正できる。 原発事故で、琵琶湖の水が汚染される最悪事態を避けるためにも、ぜひ今から検討してもらいたい。 面白そうと思い見たが、この動画から、水素製造にはまだま

          温暖化通信0314 オッペンハイマーと核融合

          琵琶湖ソーラー発電計画はなぜ中断されたか その課題と未来

          前の記事の続き。 2022年中止されたと聞き、最初は戦争が影響したのかと勘繰った。だが世界的に水上への展開は始まっていて、日本でもいずれは本格化するのは間違いないようだ。AIは何でも教えてくれ、研究する人は多く、東大、京大にも研究する人はいるようだ。 京セラはこの分野の日本のトップで、千葉ですでに日本最大のものを動かしている。そのページ。 水面に設置する水上太陽光発電所って何?ため池が発電所? | 太陽光発電・蓄電池 | 京セラ (kyocera.co.jp) 台風で一度

          琵琶湖ソーラー発電計画はなぜ中断されたか その課題と未来

          夢の琵琶湖上ソーラー発電所開設へ!

          明るくやろう!夢を見よう!二年の準備、三年後に100枚浮かべる!琵琶湖水上ソーラー研究所、開設へ! 水上のソーラーパネル、三井住友が東京湾でやろうとしている記事によれば、2度水面温度を下げられる。三井住友建設や京セラが主導して、水上ソーラーが本格化し始めている。(京セラは、千葉の池で。) だが、琵琶湖でそれは可能か? 漁業と環境保全、そして水温の問題だ。 普通なら、変なもので湖面にフタをして漁業の妨げになるのは許されない。だが、温暖化の進行がある。やろう、やりたい、やるべ

          夢の琵琶湖上ソーラー発電所開設へ!

          1000の解決策⑦ 燃やす世界と決別せよ 火から、水を中心に据えた文明へ

          燃やし、蒸気を作ってタービンを回す。それが多い。鉄の高炉。ごみの焼却。暖房も、本当は燃やさずにできるのに。(エンジンは今は油圧だが、たとえば原発でも、莫大なエネルギーで、「お湯」を沸かし、それでタービンを回すのだ!知ってましたか?) 考えると、戦争すら、爆薬は火薬。燃やさずに、水を使えば。もめ事を、火力でなく、水で、冷やして、包んで、治める。火は男、水は女? 世界を、水で包め。水素もその一つ。 直観だが、火の文明から、水を使う文明へ。 ということで、単純に「水力発電」で

          1000の解決策⑦ 燃やす世界と決別せよ 火から、水を中心に据えた文明へ