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文学というのはもっと寛容に新人を発掘するべきではないか 一部の人の意見で勝手に動かされる社会案じて

http://inutomo11.com/archives/34054463.html
【悲報】江戸川乱歩賞審査員「うーん、このペンネームはふざけてるから減点!w」
2024年04月28日
https://tree-novel.com/works/episode/07464104c8c86babd54079b4a15575d7.html
がにまた  「彼女が時計を奪わなければ」
ミステリとして大きな穴はないが、過去の出来事の謎を現在から振り返って解明する構成を含め、設定がどうしても浅倉秋成の『六人の嘘つきな大学生』を連想させてしまうので損をしている。ネタバレと言っていい題名、真面目につけたとは思えないペンネーム、ともに減点対象。

以上記事


なにやら、文学賞の審査でペンネームも審査基準になっているということで、炎上しているとのこと。

私はずっと思っていることですが、
新人作家が世に出るためには、日本では賞を取る以外にない、ということに不公平さを感じています。

というのも

・1つに
都筑道夫のエッセーを読むと、戦後の焼け野原から日本ではカストリ雑誌というのが出て、雑多な小説が多く書かれ、編集社に勤めている人が適当に小説を載せることもしばしばだったよう。

・そして星新一の時代は「宇宙塵」という雑誌があり、たぶん同人誌のようなものですが、そこに将来有名になるSF作家が多数投稿していました。
おそらく賞を取った人も大勢いたのでしょうが、章云々ではなく、活字になる人も多かったと思います。
そしてそのような時代には多くの有名作家がいました。
筒井康隆や半村良や眉村卓、小松左京、などなど。

・でアメリカのエドマクベインですが、彼がデビューしたのは、出版のエージェントをしていて、社長から書いてみろと言われ書いて、評価され、書いたものが出版されたのがきっかけ。決して賞を取ったからではありません。
ある童話作家も、出版社勤めだから自著を出した。出来はあまりよくないのに。

・ある本でこんなことが書かれていました。具体的なことは書いてなかったけれど、
出版とは一般にはとても難しいことのようだけれどそうではない。自分は持ち込んで話し合いを繰り返し、もっとブログの読者数がいないといけないとか言われ続けた。でもそうではなく、もっと簡単な方法で出版できたと。
その方法は書かれていませんでしたが、おそらくですが、出版社とのコネ。

テレビに出るには人気があるないは関係なく、事務所とテレビ局のコネであり、その事務所に所属しているかだけ、というのと同じだと思うのです。
つまり不公平がまかり通っているということ。

だから、私は現代の日本では作家になりたい人が大勢いて、つまらない本ばかり量産され、出版不況となっている状況は
出版社が悪いと思うわけです。

考えてみてください。
賞を取るということは、ほんの数人の人間の意志次第ということです。彼らが王様となって、世を振り回しているわけです。
財務省が日本をコントロールしていると自負しているのと似ています。

「今年の色」というのはファッション業界のある人たちが勝手に決めるそうです。

「今年の漢字」はどこかの会社の人が勝手に決めて、坊さんに書かせるという茶番。

それに似ています。
持ち込みの原稿だって、担当の社員の意志次第。たった一人か数人の意志で決まるのです。

ドラマの「神の手」という吉岡里帆のものでも、持ち込み原稿をする作家と出版社のやりとりがあります。あんな感じ。

こうして締め出された作家は日の目を見ないということになります。

そして社員の目に留まったものだけが出版され、たいした売り上げにならず、そんなことを繰り返し、出版不況だと嘆いているわけです。

「ハンチバッグ」の市川沙央は受賞する前に、無数の作品を書いています。全て娯楽小説だそうですが、一冊も出版されていません。
もしかしたら傑作が眠っているかもしれない。
であるなら、世に出なかった良い作品は無数にあるということになります。

・・・私が言いたいのは出版システムが賞だけではなく、もっと変わるべきではないか、機会がもっと多くなるべきではないか、ということです。
外国にはエージェント制もあるけれど、エージェントが日本ではセミナー誘導目的だったり、詐欺まがいですので、それもどうかと思いますが。
新しい方法が導入されるべきです。

関係ないけれど、自動車免許の試験問題がいじわるすぎると全国民が思っています。
アメリカではほとんど簡単に取れるものです。なぜかというと、アメリカは広大で、砂漠もあり、免許がないと行き来できないから。
日本では人口過密で事故が多く、おかみは国民に免許を取らせたくない。

そうではなく、だからと言って意地悪をするのではなく、普通に取らせ、事故を起こしたら10年免停とか、酷い場合は永久免許はく奪とかいろいろ変えて、やって行くのでいいのではないだろうか。

あと、日本の銀行預金の利子。あれは「国民が銀行に金を貸しているから貰えるもの」で当然の権利。しかし、それが実質0円というのは、本来なら国民が怒っていい案件。
金利を上げると倒産する中小企業が増えるというが、そこをうまくやるのがプロだろう。
無能な総裁はどんどん辞めるべき。

・・・いろいろシステムを変えるべき。




ココナラ
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