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セックスは性欲でするものではない

多くの女性たちを悩ませるセックスにまつわる大問題

「彼がぜんぜんしてくれないの」
「うちは毎晩求められて、困る」
「もうしばらくしていなくて、どうしたらいいかわからない」
「産後、性欲がわかなくて、夫が求めてくると嫌悪感すら感じる」
本当に悩みは人それぞれで、そしてその悩みを相談する人もなかなか見つからない。

そんな悩みを耳にするたびに思うのは、求められても、求められなくても、どちらにしても不満がなくなるわけではないということ。
男性の側にたって考えてみたら「じゃあ、どうしろっていうんだよ」という声が聞こえてきそう。

男性は男性で悩んでいる

男性からも、時折相談される。
妻が求めに応じてくれないけど、どうしたら良いか...とか、自分のセックスに自信が持てなくて悩んでいるとか。
その度に思う、大部分の男はカッコよくいたいのだと。

女性も男性も、本当に求めているのは「認められ、受け入れられている」と感じること

つまり、セックスそのものに改善を見出すアプローチの前に、パートナーの「心」を満たすようなコミュニケーションを大事にすることだと思う。
相手の好きなところを、まず10個、書き出してみよう。
そもそも、私は(俺は)この人のどこが好きになったのか、思い出してみよう。それを相手に、伝えてみるのもいい。
肌を合わせるだけではない、心が触れ合う時間を大切にしたい。

ただ、性欲を満たすだけのセックスでは満たされない

心が触れ合う時間を求めているからこそ、性欲を満たすだけのセックスでは満足できないのだ。
手や全身で触れることのできる肉体ではなく、その人の体の内側や、もっと奥にある何かに触れることができるだろうか。
命の源泉であるエネルギーに、心地よい振動を与えることができれば、心も体も満たされる素晴らしいコミュニケーションになるのだと思う。

セックスは性欲でするものではない。愛でするものだ。

夫に「どんなときにセックスしたいと思う?」と聞いてみた。
「うーん、疲れているときとか?」「溜まっているとき?」と答える。
正直なところが彼のいいところだけど、深くは考えていないタイプ。男性には、わたしの夫のような回答をする人が多いかもしれない。
若い男性なら、もっとそうかもしれない。
でも、たとえば高校生とか、若い男女には、口を酸っぱくして伝えたい。
セックスは性欲を満たすものではない、興味でするものでもない、と。
セックスは、愛でするもの。
そして、子孫を残すための行為。

自分の価値はセックスでは決まらない

間違えてはならないのは、求められていない=好かれていないとか、モテないとか、魅力的ではないということでもない。
性体験は、人生を豊かにするものではあるが、セックスがなければ、パートナーとの愛を深められないなんてことはない。
セックスレスも、お互いに納得しているのであれば良いと思う。
行為をせずとも心が触れ合う時間をもてているのであれば、尚良い。
また、パートナーがいないからといって、自分を満たすことができないということではない。

性的エネルギーを高めたいのなら「骨盤」
精力がアップし、オーガズムを感じやすくなる

ヨガにおいては、「バンダ」といって、チャクラの締め付けを行い、エネルギーコントロールをする方法を学ぶ。
これはセックスに限ったことではないが、自分の力を発揮するために以上に役立つ方法である。
性エネルギーを司るのは「ムーラーダーラーチャクラ」といって、骨盤底の基底部にあるチャクラだ。
性的エネルギーを高めたいなら、このムーラーダーラーチャクラを引き締め、引き上げることを習得すれば良い。
さらに生殖能力を高めたい(妊活)のであれば、スワディシュターナチャクラを活性化していく。
骨盤調整ヨガでは、これらのチャクラにアプローチする方法がたくさん散りばめられている。
そのため、クラスに通う中で妊娠される方や、婦人科系の疾患を改善していく方まで、たくさんの事例を見せていただいた。
セックスレスを解消したという人もいた。
何より、みんなが元気になって生き生きとしていく姿を見せてくれる。
東洋医学に秘められた叡智は、今後、科学的により明らかにされ、認められていくことでしょう。

骨盤底筋群を活性化することで、性的にも満たされる体に

性的に満たされるということも、性欲が人間の生理的欲求の1つである以上、とても重要な要素であることは否めない。
そうであるならば、骨盤底を活性化して、より良いセックスライフを送って欲しい。もちろん一番大切なのは心が通うコミュニケーションだけれど、それを全身で伝える愛のあるふれあいを。
そんな願いを込めて、こんなワークショップを開催しているので、興味がある方がいたら、ぜひご参加を。

夏目祭子さん、高山晴代さん、Sugar Soul Aicoさんとの対談のアーカイブもこちらからご視聴いただけます。


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