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私はこうして苦境を乗り越えた~失敗からの学びと今~

すぐ立ち上がり、一瞬で散った起業1年目

2019年、『全ての労働を自動化する』ことに全てを注ぎたいと考えるようになり、起業を決意。
どうせ起業するなら人生の中で早ければ早いほど良い

やるからには個人事業主ではなく、いきなり法人設立して本気で取り組みたい。でも法人設立するにも40万円程登記費用がかかる。当時は全く貯金が無かったのでどうしようかと考えていた。

クラウドファンディングで知人友人から起業資金を募り、沢山の方の応援を頂いて登記費用を集めることができました。お金を出して頂いた方には名刺をつくり、いつか大企業になった時に創業支援したことを誇りに持って貰えるようにしたい。

普通は創業メンバーを探してから起業するものかもしれないですが、私はとにかくせっかちなので退職日の翌日に即法人登記。起業してから一緒にやれるメンバーを探すことにしました。

4月1日に創業し、初日からRPAの案件を頂いていたのですぐにお客様先へ。1人でのスタートでしたが直ぐに売上確保もできて順調な滑り出しでした。

さらに早い段階で個人の方から700万円の資金調達を実施することができたので、自社サービスを立ち上げる

今までRPAを人に教えることが得意だったので、プログラミングスクールのような事業ができないかと考えていた。受講料に加えて就職支援まで行うことで早々に売上をたてることが出来た。

しかし半年後には資金調達した資金は今にも底をつきそうになる。

全く売れなかった訳ではないが、単純に計画が最初から破綻していた。最初からオフィスや人件費に注ぎ込みすぎていた。

早々に新規事業クローズさせることを決定し、採用したばかりのメンバーも契約終了を告げることになった。

とにかく現金を確保するために受託案件を必死に探し、安定した売上げを確保することが出来た

さらに政策金融公庫から1000万円の借入をすることができ、なんとか1年目で倒産の危機は回避することが出来た。

なにが失敗だったのか?


  • 売上が無い状態でコアバリューではない部分に経費を使い過ぎていた

→創業当初はプログラミングスクール事業をメインに据える計画であった為、立派なオフィスがあることが重要だと考えていた。しかし実際に事業のコアバリューとなるのはスクールのコンテンツなのでお金をかけるべきものを見誤っていた。


  • ユニットエコノミクスさえ成り立てば良いと考えていた。

ニーズがある事業でも上手く行くとは限らない。最初に選択したビジネスは学生に無料でプログラミングを教えて、企業に新卒紹介をするスキーム。一定のニーズはあったが、新卒紹介は入金サイクルが非常に長く、体力が無いスタートアップが実施するには厳しかった。


失敗は終わりではない。再起から創業5期目まで

1期目の後半には受託案件もかなり獲れるようになり、単月黒字の月も出てきた。しかし、ゴールは会社を存続させるだけではなく「全ての労働を自動化」すること。そのためには急成長が欠かせない。

そこで今までの自動化支援の中でも課題に感じていた業務可視化を効率化するソリューション『プロセスマイニング』に目をつけ2期目にArkプロセスマイニング(現:業務改革クラウド)を開発しました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000044245.html


ゆっくりではあるが導入を伸ばしており、会社は5期目まで辿りつくことができた。これからは生き残るだけでなく事業を拡大すること。私自身も事業を平面ではなく立体で捉えられるよう取り組んで行きたい。




2023年8月29日(火)19:30から2023年9月14日(木)22:00まで株式投資型クラウドファンディングにて資金調達を行なっています。

私の事業や想いに共鳴いただけましたら、ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします。
詳細はこちら▼
https://ecrowd.co.jp/projects/26


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