7つの業務分析手法
業務改革を進めるために、データを洗い出してはみたもののここからどうやって進めればよいかわからない!!
そんなときに使える分析手法を7つ紹介します。
1.定量比較
文字通り定量的に比較することで、示唆を導き出す手法です。
具体的には残業時間であったり、1業務に対するリードタイムなどで差がある場合にはその原因を考察していくことができます。
2.プロセス比較
業務をパターン化し、プロセスを比較する手法です。
具体的には業務手順のポイントとなる箇所をピックアップして比較します。
そうすると同じポイントでも違うオペレーションをしていたりするので標準化できるポイントを探ることができます。
3.グルーピング
業務や課題・システム機能などをグループ分けする手法です。
具体的には廃止できそうか?自動化できそうか?など施策に繋がる切り口で整理していきます。
4.横串グルーピング
ある業務や課題に絞って、部門横断的に整理する手法です。
具体的には、「契約書の転記作業」が課題だと感じた際に担当部門だけでなくそもそも契約情報はどこから降りてきて、転記し、転記した情報はどこで活用されるのかという情報のフローを整理します。
5.相関比較
2つの要素に相関があるのか?ないのか?をはかる分析です。
具体的には、残業時間とKPI達成率など比較すると残業がいかに意味のないものか浮かび上がったりします。
6.2軸マッピング
複雑な事象を2つの観点で整理する分析です。
具体的には、導入する施策を検討するときにコストとリードタイムでマッピングするみたいなことができます。
このRPAツール比較記事でも使いました。
7.ツリー分解
物事の要素分解をしていく分析です。
具体的には、アカウント発行に時間がかかっているなど課題がでてきたときに、それが発生している原因を掘り下げていくなどです。
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