与田 明/Yoda Akira

業務改革クラウド株式会社代表取締役兼CEO 業務改革コンサルタント 【HP: http…

与田 明/Yoda Akira

業務改革クラウド株式会社代表取締役兼CEO 業務改革コンサルタント 【HP: https://www.play-company.jp/

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日本型プロセスマイニングの第一人者として市場開拓に挑む|業務可視化に挑戦する理由

すべての労働を自動化し、 誰もが「好きを仕事」にできる世界へ このビジョンを掲げて創業し、会社も5期目に突入しました。 これまでRPA人材の育成事業や企業様の業務改善支援、そして2022年からは「プロセスマイニング」という業務可視化事業に取り組んでいます。 この4年半で、取引先企業さま、投資家さま、パートナーさま、社員含めたメンバーなど応援してくださる多くの方に支えられてきました。 そして、先日から株式投資型クラウドファンディングをスタート。そこで今回は、私がどんなこ

    • 私はこうして苦境を乗り越えた~失敗からの学びと今~

      すぐ立ち上がり、一瞬で散った起業1年目2019年、『全ての労働を自動化する』ことに全てを注ぎたいと考えるようになり、起業を決意。 どうせ起業するなら人生の中で早ければ早いほど良い やるからには個人事業主ではなく、いきなり法人設立して本気で取り組みたい。でも法人設立するにも40万円程登記費用がかかる。当時は全く貯金が無かったのでどうしようかと考えていた。 クラウドファンディングで知人友人から起業資金を募り、沢山の方の応援を頂いて登記費用を集めることができました。お金を出して

      • なぜRPAで起業した私がプロセスマイニング領域にピボットしたのか〜日本の生産性を上げるカギ「業務可視化市場」の可能性〜

        はじめまして。業務改革クラウド株式会社の代表取締役の与田明です。 私は主に企業のオフィス業務の自動化・業務改革支援、業務可視化SaaS『業務改革クラウド』の開発・運営を行なっています。 その中で現在注力しているのが、業務のプロセスを可視化・分析する「プロセスマイニング」事業です。 業務可視化で得られたデータを収集・分析し、ソリューションまで提供することで、日本企業の業務改革に挑戦しています。 創業して5年目を迎え、あらためて私がこの事業にかける想いについてお話しさせてく

        • 業務システムの歴史

          最近やれDXと業務システム改革に注目されていますが、その起源はなんだったのでしょう? 19世紀後半~1990年代 ペーパー時代 19世紀以前は働くと言えば汗水かいて働くスタイルでしたが、19世紀後半からホワイトカラーが誕生してきます。 もちろんパソコンなんて無いので紙とペンで資料をつくり、電卓で経理を行い、足で営業する。 1990年代 パーソナルコンピュータ時代 1人に1台パソコンを使えるようになる。 Excelの登場でいったいどれだけの計算作業が自動化されたこと

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        日本型プロセスマイニングの第一人者として市場開拓に挑む|業務可視化に挑戦する理由

          ReFrameworkの雑な解説①

          誰でも使えるRPA。その中でも国内トップを走る?UiPath。 UiPathの学習を進めていると一つの壁が立ちふさがるのがReFrameworkだ。アカデミーの動画や解説を見ても良く分からない。 そこで雑な解説をすることでアカデミーに突入するまえの予備知識になればと思う。 UiPathで開発するとできるやつ表現の仕方がわからなかったのでこう書きました。UiPathで何かしら開発すると思うんですけど、その成果物ってなんでしょう?シーケンス?xamlファイル? 正解はこい

          ReFrameworkの雑な解説①

          業務改革の6つの施策

          業務改革といえば何をする?システム化?RPA? ひとえに業務改革といっても、問題となっている業務によって実施すべき施策は様々です。 その中でも王道の施策6つを紹介します。 ①標準化同じような業務でも担当者や部署によってやり方が違っていることがあります。個人単位ではベストなやり方でも会社全体でみたときに損失になってしまうことになるものは標準化することで全体最適化をすることができます。 ②一元管理バラバラに管理されているものを1か所にまとめる施策です。 例えば顧客情報や

          業務改革の6つの施策

          業務改革の抵抗勢力を科学する

          人や組織は本能的に現状維持をしたいものです。 そのため業務改革を進めていくと、時に反対する人が現れます。程度にもよりますが、あまり良く思わない人も企業内には発生してしまうと思った方が良いです。 反対勢力とうまく付き合うためには、まず理解する必要があります。 抵抗レベル1:無言の抵抗議論に異を唱えるのは勇気がいりますので、口には出さないものの何かしらの原因で良く思っていない状態です。言動だけでは判断できないため、提案に対する反応などから察しましょう(私は苦手です) 会議

          業務改革の抵抗勢力を科学する

          7つの業務分析手法

          業務改革を進めるために、データを洗い出してはみたもののここからどうやって進めればよいかわからない!! そんなときに使える分析手法を7つ紹介します。 1.定量比較文字通り定量的に比較することで、示唆を導き出す手法です。 具体的には残業時間であったり、1業務に対するリードタイムなどで差がある場合にはその原因を考察していくことができます。 2.プロセス比較業務をパターン化し、プロセスを比較する手法です。 具体的には業務手順のポイントとなる箇所をピックアップして比較します。

          7つの業務分析手法

          最初の自動化業務を選定するときのポイント

          RPAをはじめとした自動化に取り組む際に、決定しなければならないことは沢山ある。誰が担当するのか、どの業務をやるのか、どのツールを使うのかetc. しかし、意外と軽視されているがプロジェクトの初期段階において重要なのがどの順番で取り組むかです。 自動化プロジェクトは当初低予算のスモールスタートで始まることが多いので、早い段階で成果を経営層に示して予算をもぎ取ることが自動化をスケールさせるカギになります。 以上を踏まえて、最初に選ぶべき業務の選定ポイント3つです。 1.

          最初の自動化業務を選定するときのポイント

          そのまま使える業務整理表フォーマット【簡易版】

          業務の見直しや自動化をしようとした際には、最初に現状の業務を把握しなければなりません。その際の整理として活用できる業務整理表のフォーマットを公開します。 コピーして自由に使ってください。 業務整理表にまとめる目的闇雲に業務改革をすすめてしまっては迷子になります。この業務整理表は業務改革を進める上での地図の役割を果たします。 どこに業務のボトルネックがあったどこから解消していけば良いのかを把握するための第一歩です。 そして晴れて業務改革を成し遂げたのちに、どれほどの成果

          そのまま使える業務整理表フォーマット【簡易版】

          企業の残業をゼロにする唯一の方法

          残業はクソである。残業しても何一つ良いことがない。 ではその残業を企業から消し去るにはどうすれば良いか?方法は一つしかない。 業務効率化で残業ゼロになる?残念ながら業務効率化・自動化で残業を減らすことはできるがゼロにすることはできない。 なぜなら、企業の仕事は無限にあるからだ。 業務Aを自動化したら。業務B,業務Cがやってきて残業がゼロになることはない。 残業ゼロにする方法残業をゼロにする唯一の方法はシンプルだ。 残業禁止を鉄則とする これ以外にない。例外はない

          企業の残業をゼロにする唯一の方法

          現場主体型RPAの理想と現状

          RPAはお手軽?それはシステムのリプレイスと比較したらお手軽だけど、本格的に運用するには色々とハードルがあります。 さらに内製化となるとさらに大変 ここで言う内製化とは、業務担当者自身がRPAを使って自分の業務を自動化していくスタイルのRPAということにします。つまり現場主導型のRPAです。 現場主導型RPAの理想業務担当者自身がRPAを推進することによって得られるメリットは業務ヒアリングや要件定義の工数が大幅に削減されることです。技術的に自動化が可能な業務でもエンジニ

          現場主体型RPAの理想と現状

          Excel VBAよ、永遠なれ

          世界一のアプリケーションはなんだろう。 私はそれこそExcelではないかと考える。 現在あらゆる企業でExcelによってあらゆるビジネスが管理され、あらゆる集計作業がExcelによって自動化されている。もうExcelが無ければ我々は延々と電卓片手に計算&確認作業を繰り返す日々であった。Excelがある現代に生まれた我々は幸せなのである。 そして、そのExcelを自動化できる魔法のツールがある。 Excel VBAだ。 ということで私のExcel VBA思い出話と絡め

          Excel VBAよ、永遠なれ

          業務把握に使える基本型4つ

          業務改革をするとき、自動化するときなどなどあらゆる場面で業務の洗い出しが必要になります。 でも業務洗い出しってどうやってやればいい? 実は4つの代表的な手法があるのでご紹介します。 一覧表読んで字のごとく一覧表です。 何を一覧にするかというと例えば、 ・どんな申請書があるか? ・どんなシステムを使っているか? ・どんな帳票を使っているか? ・どんな定型業務があるか? ・どんな非定型業務があるか? などなどです。利点としては洗い出すだけなので難しい分析は特に

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          業務ヒアリングのテクニック

          何かしら業務自動化をしようとした際に、自動化の前にやらなくてはならないとこがあります。 業務把握 です。 業務がわからなければ自動化もなにもありません。 その為に業務担当者にヒアリングを実施していく必要がありますが、普通に「自動化できそうな業務ありますか?」「RPA化できそうな業務ありますか?」と聞くだけだとNGです。 業務担当者としては、ITのプロではないので何か自動化できるのかよくわかりません。しかも、えらい忙しいのにヒアリングに応じるのも結構負担になるものです

          業務ヒアリングのテクニック

          2025年の崖ってなに?おいしいの?

          2025年の崖って知ってますか? ノストラダムスの大予言?2025年に人類は滅びるのか? 近年注目されてるワードですが、実際のところ何を意味しているのかよく分からない方も多いと思うのでまとめました。 結論2025年の崖とは 「企業のITシステム入れ替えがそろそろ必要だよー。放置すると2025年頃にヤバいことなるかもよー。」 ということです。 なぜ2025年?まず、この言葉の始まりは2019年9月に経済産業省が発表したDXレポートで使われました。 この中でも触れら

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